
原作macherie先生、漫画Cierra先生の作品・漫画「ベアトリーチェ」はピッコマで絶賛配信中です。
「ベアトリーチェ」39話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
クロエはアレクに対して、素敵だと認め始めている自分に気付いて…。
ベアトリーチェ39話の注目ポイント&展開予想
クロエは、賊の急襲から助けてくれてアレクから、優しさやたくましさを感じるように。
主従関係を前提にアレクを見ていたクロエが、個人的な感情が生まれている?とも思われます。
今回は、クロエのために仕立てられた服について、アレクが思わぬ反応を見せて…。
ベアトリーチェ39話のネタバレ
気丈なクロエに・・・
川で身体を洗ってきたばかりのアレクは、腰に布を巻いただけの状態でテントに戻ってきます。
昼間に助けてもらったことのお礼を言おうと待っていたクロエは、自分がいても構わず裸になるアレクに戸惑ってしまうのでした。
ただ、ここで変に意識しては失礼かと思い、アレクと目を合わせてお礼の言葉を伝えました。
その後、ホルヘへの手紙を書き始めるクロエ。
アレクはアレクで、クリスに話した"懸念"と、潜んでいた兵士の動向について考え込んでいました。
また、昼間の騒動について、クロエのことを心配しているアレク。
自分が初めて戦地に出た15歳の時も、人の亡骸を目にして当分は悪夢にうなされたもの。
血とは無縁の生活であろうクロエがどれだけショックを受けたことかと、気にかけていたのです。
ところが、先ほどのクロエの様子では、自力でショックから立ち直ったように見えます。
アレクは、何事もなかったかのように普段と変わらぬ仕事をこなすクロエに感心していました。
クロエのために仕立てられた服
アレクはふと気になったことをクロエに尋ねます。
ランボー伯爵の城にいた時に仕立屋に頼むついでにクロエの服も発注していたことです。
クロエが以前と変わらない服装で仕事をし続けているので、服を受け取らなかったのかと聞いてきました。
戸惑いながらも、訳アリで着ることができないと答えるクロエ。
アレクがどうしてかと不思議がるので、実物を取ってきて披露します。
レースの装飾がなされた男性用のシャツは、愛でられる立場であるのを主張しているようで…。
アレクは一瞬固まった後に、大声で笑い始めました。
ランボー伯爵から去り際に言われたことを思い出したのです。
彼はクロエのことを、アレクが毎夜の相手として選んでいて、特別に服を仕立ててやるほどに寵愛している“男”だと思い込んでいると。
ダンカンから何か指示を受けていた様子のランボー伯爵なら、アレクに女性に目を向けるように注意してきたように、律儀にダンカンにも自分の見解を報告するでしょう。
アレクは、ダンカンの仰天する様を想像して、笑いが止まりません。
そして、クロエには、これから城に入る時は必ずその服を着るようにと言いつけます。
ヒトの欲に目をつけて
ある土地の領主となったギルバートは、婚礼の儀を挙げました。
小さな規模の婚約式だったようですが、わざわざ教会から足を運んだ金髪の男性。
彼は、教会側の人間として、ダンカンのやり方に疑問を呈します。
もともと、エルパーサの吸収に手を貸した自分を軽視するダンカンに不満を持っていたギルバート。
男性の言葉を真に受け、自分の領地に配置されたダンカンの兵に命を狙われる可能性があるとの話を信じ込みました。
実は、教会の男性は、欲深いギルバートに付け込んで“あること”を企んでいて…。
ベアトリーチェ39話の感想&次回40話の考察予想
クロエが考えている通り、アレクの鍛え抜かれた身体は眼福ですね。
アレクとクロエが相手に気付かれないようにお互いをよく観察しているという、ぎこちない距離感に今後の進展を期待してしまいます。
アレクは、ランボー伯爵の勘違いを利用して、今後もクロエを特別に近くに置くことを決めました。
父親から婚約を迫られることを回避したいようです。
ただ、相手がクロエじゃなかったらこんなことを頼まないのでは…とも感じました。
そして、ギルバートとその周辺に動きが見受けられました。
金髪の男性は教会の人間と思われますが、ダンカンやアレクのグレーアム家に恨みがあるのかは不明。
しかし、辺境の地の領主となったギルバートを利用して、兵を準備しようとしているようで…。
39話まとめ
今回は漫画『ベアトリーチェ』39話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
39話の内容をサクっとまとめると
- クロエは、アレクに助けてくれたことへのお礼を伝える。
- アレクは怖い思いをしたクロエがしっかりと気持ちを切り替えているのを見て、彼女の真面目さや芯の強さを評価。
- クロエが新しい服を着ていない理由を聞いて、アレクは父親にもっと勘違いをさせてやろうと機会を限定してクロエに服の着用を義務付けた。
- ベアトリーチェが奴隷のクロエとして生きているとは知らないギルバートは、領主として新しい妻を迎える。
- その婚約式にかけつけた男性は、ギルバートを利用しようと考えていて…。