アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜ネタバレ53話【漫画】アイリスは取引を知り…

アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜53話の注目ポイント＆展開予想

ソリア試験合格と引き換えに

入念な下調べと準備によって、アイリスは自分の力で未来を切り拓いていきます。

しかし、イアンは陰ながらそんな彼女の力になろうと、自分には不利な取引をマッカートニー公爵に持ちかけていました。

アイリスはそんな裏事情を全く知りませんでしたが、予星館でダニーたちの話を聞いてしまい、知ってしまいます。

アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜53話のネタバレ

カマンディ嬢の愚痴

カマンディ嬢は盛大に泣きじゃくっていました。

その周囲に集まる三人の令嬢が、仕方なくカマンディ嬢を慰めています。

人の気も知らないで酷いと泣きわめくカマンディ嬢に、まったくだと同感の意を示します。

みんな好き勝手に喋っているけれど、それでもカマンディ嬢は二次試験に受かったではないかと一人が励ますように声を掛けました。

カマンディ嬢は発言の主を睨みつけます。

それはそれ、これはこれだそうです。

みんなが自分を悪者扱いしてフォレストを哀れむ状況が、彼女には許せませんでした。

いったい自分が何をしたというのかと叫びます。

父に手伝ってもらうことがそんなに悪いことなのかと怒鳴るカマンディ嬢の剣幕に怯えながら、一人がそんなことはないと答えました。

カマンディ侯爵が皇妃と直談判したらしいというのは公然の秘密です。

帝国側にメリットのない技術協約を結ぶのも侯爵のせいだという噂が広まっているのでした。

娘一人のために国にリスクを背負わせようとするなんて、とても正気とは思えません。

ここまで何の力も見せていないマリアンヌが三次試験に進んでのは公平性に欠けるとあちこちで囁かれていました。

非難を浴びるのは、当然といえば当然とも言えます。

しかしカマンディ嬢は涙ぐみながらも、誰も彼も皆、劣等感に浸っているだけだと吐き捨てました。

この私が羨ましくて僻んでいるのだと思っているのです。

その通りだと答える令嬢たちでしたが、内心はうんざりしていました。

今日でもう4日目です。

4日間ずっとこの調子なので、皆さすがに聞き飽きていたのでした。

一人はアイリスのことを考えます。

今頃どんな気持ちでいるのだろうかと思っていました。

アイリスも三次試験に進んだからです。

イアンの行為を知ったアイリス

その頃予星館では、ダニーとリュウがアイリスの二次試験の話をしていました。

すっかり身内気分になっているダニーは鼻高々です。

そんなダニーの態度を何様だと諌めているリュウもどこか嬉しそうでした。

アイリスをソリアにしたくて電力石をレイセンに渡すなんて取引をしなきゃよかったとダニーはぼやきました。

リュウも頷きます。

その背後にはアイリスが立っていました。

いったいどういうことかと強張った表情で、アイリスはダニーを問い詰めます。

いつのまに来ていたのかとダニーもリュウも慌てました。

聞かれてはいけないことを聞かれてしまったからです。

どうにかごまかそうとしたダニーでしたが、アイリスは言い逃れを許しません。

ダニーとイアンは視線を交わし合いましたが、二人とも良い案は思いつきませんでした。

返事をしない二人の様子を見て、アイリスは悲しげな、悔しげな表情を浮かべます。

結局自分もカマンディ嬢と同じだったのかと呟きます。

そうではないとどうにかリュウが否定しました。

イアンはただアイリスの力になりたかっただけなのだと伝えます。

その代わりにイアンは彼らに何を与えたのかとアイリスが尋ねました。

リュウは一瞬返事に詰まった後、ヴァレンシアガ領とモーガン領のすべての電力石の開発権を提示したと答えます。

その途端、アイリスの顔色が変わり…！？

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アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜53話の感想＆次回54話の考察予想

カマンディ嬢の愚痴に付き合わされる令嬢たちが気の毒です。

4日もずっと同じ話をされるなんていい迷惑ですね！

イアンの取引を知ったアイリスが心配です。

純粋に自分を評価されたわけではなく、そうした事情があって選ばれたと知ったら傷ついてしまいそうです。

53話まとめ

今回は漫画『アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜』53話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

53話の内容をサクっとまとめると

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