原作Kin先生、漫画Mingsung先生・Yong Doosik先生の作品・漫画「接近不可レディー」はピッコマで絶賛配信中です。
「接近不可レディー」19話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ヒリスの二度目の人生、その絶望と最期は…
接近不可レディー19話の注目ポイント&展開予想
最愛の人の裏切り
ヒリスにとって、クリスティアンの変貌は相当のショックでした。
彼が世界のすべてだったのです。
突然人が変わってしまってもなお、クリスティアンへの信頼と希望を捨て去ることは、ヒリスにはできませんでした。
葛藤して苦しむ日々に転機が訪れます。
接近不可レディー19話のネタバレ
本性がわかった後もクリスティアンはヒリスとともに
クリスティアンは嘘にまみれていました。
温かな眼差しも優しく触れる手付きも、様々な約束も、全てが嘘でした。
ヒリスはあまりにも初心で世間知らずだったのです。
彼の本性に全く気付かないどころか、彼を疑うことすらしませんでした。
あの夜、クリスティアンがヒリスの前で本性をさらけ出した後も二人はともに食事をとっていました。
いっそ怒鳴られたりひっぱたかれたりすればここまで退屈にはならないのにと呟き、クリスティアンは溜め息をつきます。
取り繕う必要がなくなったので、ヒリスの前でも堂々と愚痴を言うようになったようです。
冷たい態度を取りながらも、決してヒリスを手放すことはありませんでした。
ヒリスは、まさに美しい鳥かごの中の囚われの身でした。
全ての真実を知り心が折れそうになっていても、彼への信頼と希望、そして愛情を捨てられません。
気持ちの整理がつかないまま、半年が経ちました。
メイドがヒリスに1通の手紙を差し出します。
手紙というより、それはただの折りたたんだ紙切れでした。
リカルドからの言伝だとメイドは説明します。
その言葉にヒリスは驚きました。
クリスティアンに外部との接触を遮断されているのに、いったいどうやったのかと思ったのです。
もしかしてリカルドが使用人を買収したのだろうかと思いながら、ヒリスは急いで紙切れを開いて中の文字を追います。
家族皆でお前のことを待っているから、帰りたくなったらいつでも帰っておいでという優しい兄の言葉がそこにはありました。
ヒリスの目から大粒の涙が零れます。
兄はもちろん、父にも妹にも、会いたくてたまりませんでした。
みんなに会いたいと泣きながら呟くヒリスに、お嬢様がお望みならイノアデンに戻れるよう手伝うとメイドが申し出ます。
イノアデンへ帰るために
その言葉にヒリスの心が揺らぎました。
一生こんな冷え冷えしたところで暮らしたくないと思ったのです。
家族のみんなに温かく迎えてもらえなくても構わないと思いました。
家に帰りたいとヒリスはメイドに伝えます。
そこからは、イノアデンの用意周到な計画のもとで、ヒリスのパルベノン脱出プランが組まれました。
そしてついに、用意された馬車に乗り、パルベノンからの脱出に成功したのです。
人目を忍んでの脱出なので、目立たないようにと用意された地味な馬車にヒリスは揺られました。
家族に会ったら何から話せばいいかと考えます。
しかし、そこで急に止まれという大声と馬の嘶きが響きました。
ヒリスはビクッとします。
馬車の中から外の護衛に何事かと尋ねると、討手だからしばらくそこにいてくれと護衛は叫びました。
予想外の事態にヒリスは怯えます。
もしかしてもうパルベノンに気付かれたのだろうかと思いました。
連れ戻されてしまうかもしれません。
あたりには剣のぶつかり合う音や怒号が響いています。
ヒリスは恐怖のあまり、耳をふさいで縮こまりました。
きっと家に帰れるはずだと自分に言い聞かせましたが、そこへ魔物の声が響き渡り…!?
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接近不可レディー19話の感想&次回20話の考察予想
現在のガブリエルやリカルドを知っている以上は、手紙の内容が本心とはとても思えません。
むしろ守りの固いパルベノンからヒリスを引きずり出して殺すためだったのではないかとすら思えます。
クリスティアンとの関係が良好なら気にも留めなかったと思いますが、タイミングが悪かったですね。
二度目の人生も踏んだり蹴ったりで、ヒリスが可哀想です。
19話まとめ
今回は漫画『接近不可レディー』19話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
19話の内容をサクっとまとめると
- 二度目の人生で、クリスティアンは本性を晒してからもヒリスを決して手放そうとしませんでした。
- そんな中、リカルドからの手紙を受け取ったヒリスは、イノアデンに帰ることを決意します。
- しかしこっそり脱出した先で、討手に囲まれてしまった上、魔物まで現れてしまいました。