過保護なお嬢様 ネタバレ1話～4話【ピッコマ漫画】イスエルとカノックス大公の出会い

過保護なお嬢様1話～4話の注目ポイント＆展開予想

天才彫刻家の正体

少し先の未来のこと、エカール帝国では身元不明で無名の彫刻家の作品に神聖な神力が宿っているという噂が飛び交っていました。

その彫刻家の作品はオークションに出品されるたびに最高落札価格を記録し、あらゆる国の貴族たちが欲しがります。

彫刻像に関する噂は、ついに治癒の女神エニックスの大神殿をも動かしました。

神官を派遣して天才彫刻家の正体を突き止めたのです。

それは、あの有名なラハン・エル・カノックス大公の婚約者でした。

過保護なお嬢様1話～4話のネタバレ

求婚に来たカノックス大公…その1ヶ月前には

ブリーシャ伯爵邸では、伯爵が大公からの申し出に愕然としていました。

現皇帝の甥である彼には、戦闘狂、悪魔、虐○者、人格破綻者、冷血漢…もはや悪口のような形容詞が並びます。

そんな悪名高きカノックス大公が平穏なブリーシャ伯爵家を突然訪れ、愛娘に求婚したいと申し出たのです。

伯爵が動揺のあまり震え上がり、ティーカップを落とすのも無理からぬことでした。

事の発端は1ヶ月前に遡ります。

平民で賑わうデリオン通りを、一人の少女、イスエルがフードで顔を隠して走っていました。

こっそり邸宅を抜け出したイスエルは、自分が作った彫刻像を師匠に見せに行こうとしていたのです。

しかし師匠の店に行く途中でガラの悪い酔っぱらいにぶつかってしまい、腕を掴まれてしまいました。

フードを無理やり剥ぎ取ってイスエルの美しい顔に見惚れた相手は、逃げようとするイスエルを無理やり引き留めます。

持っていた大事な彫刻刀を落としてしまい、壊してしまったイスエルは涙目でした。

それを助けてくれたのがカノックス大公だったのです。

男に剣を突きつけたカノックス大公の姿を見たイスエルの第一声は、壊された彫刻刀代を弁償してもらわないといけないので○さないでくれという言葉でした。

大公は面白がるように笑い、脅した男たちから金を巻き上げます。

男たちが逃げ出した後、イスエルは大公に笑顔でお礼を伝えました。

名前を聞かれてイスエルはファーストネームだけを名乗り、大公にも名前を尋ねます。

しかし大公は名乗らず、また会う機会がありそうなので、その時は自分の名前を伝えると約束しました。

イスエルの師匠セレス

その後無事に師匠、セレスのもとを訪れたイスエル。

セレスも呆れたように笑いながら、優しくイスエルを迎え入れます。

時間がない中でイスエルはセレスに自分が作った彫刻像を渡し、彫刻刀を新たに買わなければならないことを話しました。

次はもっと早く来ると約束して、イスエルは急いで店を後にします。

セレスはその後ろ姿を眺めながら、自分が天才だということを彼女は知っているのだろうかと思い悩みました。

イスエルは彫刻のことを本能的によく分かっていて、実はかなり前からセレスを超えているのです。

あんなに小さな体で…と改めてセレスはイスエルのことを不思議に思いました。

彫刻には成人男性でも大変なほどの力を必要としますが、イスエルは指輪の力でその力を補っていたのです。

それはカルムス神の聖物で、普通は手に入れることなどとてもできません。

驚くセレスにイスエルは人にもらったのだと説明しましたが、誰にもらったのかは言いませんでした。

秘密も心の傷も多そうな子だったとセレスは思い返します。

そんなセレスのもとに突然カノックス大公が現れました。

憎まれ口を叩き合う二人は、実は帝国のアカデミーで六年を共にした友人だったのです。

さらにセレスは女装をしていますが、本来れっきとした男性でした。

セレスティアン・タリアというのが彼の本名で、タリア侯爵の一人息子です。

たった一人の息子が爵位を継がずに彫刻などやっているので、ほぼ勘当状態にありました。

行く宛を失ったセレスの面倒を見たのが大公です。

身分を隠すとは言えわざわざ女装までする必要があるのかと笑う大公に、セレスは真っ赤になって反発しました。

セレスの優しさ…イスエルを見守る家族

大公はセレスに、さっきここを出て行ったイスエルについて尋ねます。

他人に興味を持ったことのない彼の発言に疑念を抱きながら、セレスは答えました。

大公はイスエルが置いていった彼女の作品を眺めます。

イスエルの作品はオークションに出品するために高値で売れ、神の祝福とまで噂されていました。

イスエル自身には欲がなく、タダで教えてもらっているのだから売れた分のお金でセレスのおやつでも買ってくれと笑顔で伝えられたことがあります。

イスエルには自分のような苦労をしてほしくないという親心から、セレスはイスエルの作品を売ったお金を貯めていました。

いつか彼女が独立する時にまとめて渡してやろうと考えていたのです。

オークションには出品せず、自分に売れと無理を言う大公に、セレスは反論しました。

正当なやり方でオークションに参加して買うか、作った本人に交渉しろと告げたのです。

大公は直接交渉することにして、セレスは自分の発言を後悔します。

一方自宅に戻ったイスエルでしたが、イスエルがいなくなったことがバレて屋敷は大騒ぎになっていました。

一応置き手紙も置いてきたはずなのに誘拐されたと騒ぎになっていて、イスエルは必死に弁解します。

彼女の父親である伯爵と、兄であるレオも顔色を変えて駆けつけ、イスエルが無事だったことに胸を撫で下ろしました。

過保護すぎるとむくれながら部屋に戻るイスエル。

同じ言葉をレオが父親に進言していました。

しかし、「あのこと」があるからダメだと父親とレオは結論付けます。

年頃の他の令嬢のように社交界で過ごせず、毎日一人寂しく彫刻をしながら過ごす彼女を憐れみながら、それでも彼らはそうするしかない理由があるようでした。

部屋に戻ったイスエルは、護衛騎士であるヘリスと誘拐騒動について話をしていましたが…！？

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過保護なお嬢様1話～4話の感想＆次回5話の考察予想

助けてもらった令嬢の第一声が相手を○さないでくれというのはなかなか新鮮です。

普通は泣き出したり、混乱して狼狽えたりするものじゃないでしょうか？

イスエルは見た目ふわふわして可愛い少女という感じですが、自分を捕らえようとした男相手に彫刻刀代を弁償させようとするあたり肝が据わっていると思います。

大公の悪評高さもなかなかですが、セレスの優しさが印象的でした。

自分を超えている弟子を見守り、かつ彼女の売上を貯めてあげているなんて親のようです。

嫉妬して足を引っ張ろうとする人だっているでしょうに、本当に良い師匠だと思います。

家を抜け出したことがバレて騒ぎになるのはまだしも、父親とレオの会話は何か引っかかるものがありました。

普通の令嬢にはない何かがあるようなので、それが明かされるのが楽しみです！

1話～4話まとめ

今回は漫画『過保護なお嬢様』1話～4話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

1話～4話の内容をサクっとまとめると

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