伯爵令嬢ゼニス ネタバレ1話~4話【ピッコマ韓国漫画】メリー・ベールからゼニスへ
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原作3BAM先生、漫画RJ先生の作品・漫画「伯爵令嬢ゼニス」はピッコマで絶賛配信中です。

「伯爵令嬢ゼニス」1話~4話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!

 

血なまぐさい孤独な前世から伯爵令嬢への転生…!?

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伯爵令嬢ゼニス1話~4話の注目ポイント&展開予想

正反対の人生に転生!?

ゼニス・リントベルは、伯爵令嬢らしからぬ冷めきった考えを持っていました。

父親も教育係もお手上げでしたが、それにはある理由があったのです。

ゼニスには前世の記憶がありました。

同じ任務を行う仲間から裏切られ、○されるという孤独に満ちた記憶が…。

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伯爵令嬢ゼニス1話~4話のネタバレ

冷めきった伯爵令嬢、ゼニス

ティレオン帝国の最北端、北部の守護者リントベルには、問題児の少女がいました。

ゼニス・リントベルは10歳という年頃には不釣り合いなほど異端な考えを持っていたのです。

彼女は皇室への忠誠を誓う誓いを面倒くさがり、教育係のヨルハンを震撼させました。

 

ヨルハンはゼニスの考え方に凍りつき、彼女の父親であるヘイアム・リントベル伯爵と三者面談を行います。

ゼニスに皇室への畏敬の念が足りず、貴族としての誇りもほぼなく、さらには神の存在に対しても冷ややかだと聞いたヘイアムも凍りつきました。

年齢に見合わない言葉遣いも心配だとヨルハンは訴えます。

 

幼さゆえの未熟さだろうからとヘイアムは見逃すよう頼み、ゼニスには自分から注意しておくと答えました。

父の手がプルプル震えているのをゼニスは無言で眺めます。

ヨルハンが部屋から出て行った後、ヘイアムはゼニスを叱りつけましたが、とても優しい叱り方でした。

 

怒るというよりは彼女を心配しているような口調です。

ゼニスに反省した様子はありませんでしたが、以後注意するとゼニスは穏やかに笑い、ヘイアムはゾッとしました。

自分の娘が階級社会を否定する思想家だなんて信じられません。

 

自分には彼女がよく分からないとヘイアムは悩みを吐き出し、ゼニスは自分を全て理解しようとする必要はないと答えました。

他人を完璧に理解しようとすること自体が傲慢だと告げたのです。

さらに、父にとって自分が耐え難い存在になったら自分を捨てても良いとあっさり伝えます。

 

ヘイアムは愕然とし、今度こそゼニスを叱りつけました。

結局ゼニスが反省文を書くことで騒動は終焉となりましたが、その反省文はなかなかいいお父様に出会えたという、反省の欠片も見えない文章でした。

ヘイアムは苦笑し、ゼニスの寝顔に優しく笑いかけます。

メリー・ベールの血なまぐさい日常

眠っていたゼニスは、夜空の下に立っていました。

黒髪の女性がゼニスに笑いかけ、ゼニスはメリー・ベールという彼女の名を呟きます。

彼女たちがいるのは、捨てられて裏切られた自分たちが最期を迎えた場所でした。

 

遠い昔、メリー・ベールはゼロという称号を持ち、ある船の上での宴会の最中に仲間たちに裏切られて銃口を向けられたことがあったのです。

メリー・ベールという名は、彼女の養父母が呼びやすいからと適当につけた名前でした。

日本出身のメリー・ベールは貴族の夫婦に引き取られましたが、彼らに必要だったのは愛情を注ぐべき子どもではなく、自分たちがいかにノブレス・オブリージュを実現できているかを見せびらかす手段に過ぎませんでした。

 

異邦人であることから周囲からものけものにされたメリー・ベールは孤独の中、否応なしに高校卒業と同時に家を出て行きます。

そして仕事を通じて、ジョン・ウィンストンという名の男に出会いました。

彼の誘いに乗ったメリー・ベールは、ある組織に身を投じ、7年で最上級コードネームである「ゼロ」を手に入れます。

 

それからしばらくして、血なまぐさい日常に嫌気が差して教官ポジションへの異動を願い出たのです。

異動前の最後の任務終わりに仲間たちに裏切られたのでした。

十人近い人数に拳銃で狙われながらも、メリー・ベールは冷静に応戦します。

 

かつて仲間だった敵の数を減らしていきながら、メリー・ベールは傷を負ってしまい、その出血量から自分がもう長くないことを悟りました。

そんな彼女を、ホワイト12というコードネームの男が助けようとします。

メリー・ベールは彼の出現に驚きました。

 

本名も知らず、本部に務める管理職であるということ、何かと訓練場へやって来てはメリー・ベールをデートに誘ってきた男です。

一晩寝てやれば気が済むかと考えて一晩をともにしたメリー・ベールでしたが、彼のアプローチは増すばかりでした。

そんなホワイト12はメリー・ベールをかばい、彼も重傷を負ってしまいます。

メリー・ベールからゼニス・リントベルへ

なぜここへ来たのかと尋ねると、ちゃんと言えていなかったからだと彼は呟き、メリー・ベールに愛を告白しました。

そばにいることしかできないと謝りながら、ホワイト12はメリー・ベールを抱きしめます。

メリー・ベールはなぜか穏やかな気分でした。

 

いずれどうしようもなく寂しい最期を遂げるだろうと思っていましたが、いざとなれば悪くない気分で、幸せな気持ちで彼を抱きしめます。

そうして目を閉じて意識を手放したメリー・ベール。

しかし気がつくと、リントベル家の赤子として転生していたのです。

 

つまりゼニスは、裏組織で戦いに明け暮れていた記憶と知識を持ったまま、貴族の令嬢として生まれたのでした。

幼い頃から達観していたゼニスは、年齢と不釣り合いな精神年齢のまま16歳になります。

ヘイアムは家族の食事の席で、ゼニスにハイリウムの入学許可が下りたことを伝えました。

 

ハイリウムとは貴族の子なら必ず通るべき関門であり、貴族社会のスタート地点とされています。

ハイリウムに入らなければ何か問題があるという噂まで流れるほどだったので、帝国の貴族なら無理をしてでも必死で子どもを入れようとしました。

ゼニスの母、マルティアは入学許可に大喜びですが、ゼニスは浮かない表情です。

 

そんな娘を心配したヘイアムは、その夜ゼニスを呼んで話をしました。

ゼニスは飄々とした態度で、とても16歳の少女とは思えません。

彼女が10歳のあの日、キツく叱ったことをヘイアムは悔やんでいました。

 

あの日以来ゼニスは別人のように変わり、大人しくなったのです。

傍目にはとても良い子のように見えるでしょうが、良い子を演じるために本当の自分を押し殺しているのではないかとヘイアムは懸念していて…!?

続きはピッコマで!

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伯爵令嬢ゼニス1話~4話の感想&次回5話の考察予想

貴族に引き取られて辛い幼少期を送った子が貴族として転生するとはなんとも皮肉な話ですね。

ゼニスが階級社会を冷めた目で見ているのは前世の自分の環境が大きく影響していると思います。

あの夜の海の上で、ゼニスが前世の自分であるメリー・ベールと別人のように対峙しているのは不思議でした。

 

ただ夢に近いような場面なのかなとも思います。

ホワイト12に関しては謎が多いので、きっと今後も出てくるでしょう。

彼も転生していたとしたら激アツです!

 

年齢に不釣り合いな娘に困惑しつつも温かく接するヘイアムの姿には胸を打たれました。

反省文で彼女が書いていた通り、なかなかいい父親に出会えたと思います。

1話~4話まとめ

今回は漫画『伯爵令嬢ゼニス』1話~4話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

1話~4話の内容をサクっとまとめると

伯爵令嬢ゼニスの1話~4話のまとめ
  • リントベル伯爵家の令嬢ゼニスは、10歳という年齢ではありえないほどの変わった思想と冷めた目を持ち、父のヘイアムは頭を抱えていました。
  • ゼニスにはメリー・ベールという前世の記憶があり、孤独な人生を送った記憶があったのです。
  • メリー・ベールはある組織に身を投じて最上級ポジションにまで就いていましたが、仲間たちに裏切られてしまいます。
  • 最期に彼女をある男が抱きしめてくれて、メリー・ベールは意外にも穏やかな気持ちで命を落とし、気がついたらゼニスとして転生していたのでした。
  • 16歳に成長したゼニスのもとに貴族の子息が火曜ハイリウムの入学許可が届き、ヘイアムは娘を心配します。

≫≫次回「伯爵令嬢ゼニス」5話はこちら

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