もう見て見ぬふりはしない ネタバレ37話｜漫画｜純粋な愛のために死んだアリエル

もう見て見ぬふりはしない37話の注目ポイント＆展開予想

オピリアが病で気を失っている間に、元夫スティーブンの裁判も終わり、スティーブンは実家のバルセロナ家から除名され、北部の修道院へ終身司祭として送られることになりました。

死刑にはなりませんでしたが、一生修道院で奉仕活動をすることになります。

愛人アリエルも捕まり投獄されました。

最後に、アリエルに会って確認したいことがあったオピリア。

巻き戻り前の人生では、オピリアは呪術の病で死に、アリエルがヘブンウォーカー伯爵夫人になっていたはずです。

しかし、今回の人生では、すでにオピリアは離婚しているので、オピリアが死んでも伯爵夫人になることはできません。

オピリアは伯爵夫人になりたかったのか、それとも最後までスティーブンを信じていたかったのか、尋ねるオピリアに・・・。

もう見て見ぬふりはしない37話のネタバレ

アリエルの本心は・・・

牢屋の中でオピリアはぼーっと焦点の合っていない目で座っていました。

オピリアは、アリエルにはスティーブンの愛人になるよりももっと良い人生があると、スティーブンにはもったいない女性だと思っていたのです。

アリエルの住む世界は、前世も今の人生もスティーブンが中心で、それが愛というならオピリアには理解できませんでした。

アリエルは、オピリアに自分は後悔していないし、オピリアを呪術で殺そうとしたことも悪いと思っていないと答えました。

アリエルは、自分とスティーブンの世界を守りたかっただけで、伯爵夫人の地位などどうでも良かったのです。

アリエルが手に入れたかったのは、純粋にスティーブンだけでした。

死を選んだアリエル

オピリアは、アリエルに会うのはこれが最後で、アリエルから突き放されたような気がして牢を後にしました。

そして2日後、アリエルは自害してしまいました。

ブライアント公爵とオピリアの仲

オピリアは、アリエルの死を知ってからはあまり考えることがないようにわざと忙しく過ごしていました。

アリエルに協力していた呪術師ジャックにも会いましたが、アリエルの事を尋ねることに躊躇してしまい、話を切り出せませんでした。

第2皇子に皇宮に会いに行ったオピリアとブライアント公爵。

第2皇子は、2人がお互いを爵位で呼び合っているのを見て、2人の仲がまだ遠い事を笑います。

オピリアは、そう言われてみるとブライアント公爵に色々助けてもらっているのに、今まで距離を置き過ぎたかもと思い、名前呼びだとオスティンだと考えていました。

つい口にだしてオスティンと呼んでしまったオピリア。

ブライアント公爵は照れて赤くなります。

ブライアント公爵は馬車にエスコートしながら、オピリアと名前で呼び返しました。

焦って馬車に乗り込むオピリア。

そこへ、ブライアント公爵の妹のグレイスが乗り込んできました。

ブライアント公爵の妹グレイスの話

兄のブライアント公爵は、妹の自分が問題児だったので幼い頃から妹の保護者のようだったと話すグレイス。

グレイスの髪を結んであげると言い出して、何度もやり直し、完璧主義のせいでかなりの時間がかかってしまい大変だったと笑うグレイスに、オピリアも子ども時代のブライアント公爵に笑ってしまいます。

そんな努力家のブライアント公爵ですが、長い間こじらせていることがあって・・・。

もう見て見ぬふりはしない37話の感想＆次回38話の考察予想

元夫スティーブンは終身刑のようなものになってこの地を去り、もう二度と戻ってくることはありません。

アリエルは、最後にオピリアに話していたように、本当に純粋にスティーブンを信じて愛していたのでしょうね。

だから、スティーブンが困らないようにするため、オピリアを呪術で病にして死を望んでいたのでしょう。

アリエルに取って、スティーブンが迎えにきてくれて、愛人でも一緒にいられることが幸せで、スティーブンのように爵位や財産などに執着はなかったのでしょう。

しかし、スティーブンは貴族社会の恵まれた生活から抜け出せない男でしかなく、アリエルと慎ましく暮らすことに耐えられない人間でした。

本当にダメ男のスティーブンのせいで、オピリアは死にかけて、アリエルも結局は死を選んでしまいました。

アリエルの人生を考えてみると、なんだか哀れになりますね。

37話まとめ

今回は漫画『もう見て見ぬふりはしない』37話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

37話の内容をサクっとまとめると

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