
原作Baeck Yideum先生、漫画Yeonjoo先生の作品・漫画「暴君の愛着人形」はピッコマで絶賛配信中です。
「暴君の愛着人形」15話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
無事に口が開くようになったセッツ。喜んでレイタンに報告しますが、レイタンの表情は暗いままでした。セッツはそんなレイタンに笑顔を向けるのです。
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暴君の愛着人形15話の注目ポイント&展開予想
キレるセッツ
理不尽なリリエンに耐えていたセッツ。
しかしレイタンを悪く言われたことでキレてしまうのです。
暴君の愛着人形15話のネタバレ
リリエンへの怒り
恥ずかしいという単純な気持ちがわからないと暗い顔をするレイタンに、セッツは自分がそういう気持ちがわかるようにして見せると笑いました。
しかしレイタンは、自分が寝込むことは滅多にないと、そんな無駄なことは考えるなと一蹴します。
優しくしようとしても憎たらしいことを言うレイタンにセッツは心の中で悪態をつきますが、とりあえずは健康で羨ましいと持ち上げておきました。
セッツはふと思い立ち、レイタンに本を貸して欲しいとお願いします。
レイタンが読んでいた「デンヘルデル帝国の魔法師たち」です。
レイタンは、なぜセッツがそんな本を読みたがるのか不思議に思いました。
もちろんセッツの目的はイートンを調べることです。
しかしそんなことは言えないので、ちょっと興味があるとだけ伝えました。
レイタンは本を貸してくれるようですが、今は手元にないようです。
どうやら一昨日の一件で書庫に置いてきてしまった様子。
リゼに会いに行くついでに持ってきて、ルナに渡してくれるそうです。
セッツはそれを聞き、自分も一緒に行きたいと願い出ました。
セッツはレイタンについて行きましたが、宮殿に入る気はありません。
一昨日の件もあり、イートンに会いたくもないのです。
そこで宮殿裏にある花畑で花を愛でていました。
ベルンは授業中で、リリエンが起きるのは昼過ぎ。
母イェルナを含む後宮たちはティータイムを楽しんでいるはずです。
誰かに会うことはないはずだとセッツは安心していました。
しかしそんなセッツを怒鳴りつける声がしました。
ここで何をしているのか、父の関心を引きたいのかと顔を歪ませるのはリリエンでした。
セッツを突き飛ばし、姑息な真似をして、と見下ろします。
リゼの宮殿は皇帝の住まいの近くにありました。
だからリリエンはセッツが皇帝の目に留まるために小細工をしていると思ったのでしょう。
セッツを見下ろすリリエンはニヤリと笑いました。
父は時々、セッツの存在を忘れていると。
リリエンのことを末娘と呼ぶのだと、憐れみを込めた目でセッツを見下ろします。
セッツはそんなリリエンを冷めた目で見ました。
皇帝の無関心には慣れています。
皇帝がこの兄妹を可愛がろうと、リリエンが威張り散らそうと、どうだっていいのです。
セッツはリリエンを無視して立ち上がり、服や手の汚れを落としました。
そんなセッツを見てリリエンはさらに、母親のように仲介人の真似事をするのかと問いかけます。
母イェルナは野心家でしたが、後宮になって初めて、自分の家門が他の家門と比べて平凡であることに気が付きました。
このままでは立場が危うくなると思って手を出したのがリリエンのいう「仲介人」です。
家門と家門が結託することは貴族の勢力を伸ばす確実な方法です。
イェルナはその中心人物だったのです。
手腕が良かった彼女は宝石を始め、富と人脈を築きながら名声を上げてきたのでした。
彼らはイェルナに好意的であり、イェルナが身分の低い後宮を追い出しても口出ししなかったのです。
リリエンはセッツに、皇帝の関心を引けないところも品のないところも母そっくりだと笑いました。
どうあがいてもあの女の娘に変わりはないと。
セッツはリリエンに、イェルナに縁談をお願いしたらどうかと提案しました。
リリエンも認めるほどの実力者なら、間違いなく良い絵婿候補を見つけるだろうと。
その言葉にキレたリリエンはセッツの髪を掴んで思い切り引っ張ります。
レイタンなんかと仲良くなって怖いもの知らずになったと、目障りな厄介者が相手にしてくれるからといって調子に乗っていると。
どうせセッツもレイタンも同じザマになると言うのです。
アニメベルンが皇帝になれば真っ先に2人に手を出そうとしているようです。
そんなリリエンに今度はセッツが怒りをあらわにしました。
自分はリリエンとベルンが一番の厄介者、2人よりもレイタンの方がずっと良いと叫びます。
2人の取り柄なんて金色の髪に青い瞳だけだと……。
その頃、レイタンは眠っているリゼの元にいました。
侍女は、まだ深刻な状態ではないと言うのですが、レイタンは悔しさを滲ませます。
リゼが目覚めたら呼ぶように伝え、レイタンは部屋を後にしました。
レイタンはリゼが唯一の目標を胸に抱き、命がけで耐えてきたことを知っていました。
そしてこれからも耐え続けるだろうことも。
時には息が詰まり、全てのことが至難の業に見えても、自分にはできることが何もないということもわかっていたのです。
暴君の愛着人形15話の感想&次回16話の考察予想
セッツ、キレちゃいましたね。
そもそもリリエンをキレさせたのもセッツなんですけど。
お互いに譲れないものがあるのでしょう。
そしてリゼの唯一の目標とはなんでしょう?
何を目的にして、何に耐えているのでしょうか?
いつ出てくるのか、楽しみですね!
15話まとめ
今回は漫画『暴君の愛着人形』15話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
15話の内容をサクっとまとめると
- レイタンに本を貸してほしいとお願いしたセッツ
- セッツはレイタンと共にリゼの宮殿へ行きますが、外の花畑で待つことにしました
- そこへリリエンが来てセッツと言い争いになるのです