
原作BADA-C先生、漫画JJAEI JJAEI先生の作品・漫画「悪役の娘は家出を計画する」はピッコマで絶賛配信中です。
「悪役の娘は家出を計画する」22話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
深夜にある行動を起こしたヴィリシアは…!?
悪役の娘は家出を計画する22話の注目ポイント&展開予想
ヴィリシアの作戦
その日は前世のある日と同じような天気でした。
ヴィリシアは暗い表情である決意を固めます。
幸いリサも協力してくれたので、ある作戦を行動に移すつもりでした。
深夜に一人で執務室に忍び込むところまでは作戦通りでしたが…?
悪役の娘は家出を計画する22話のネタバレ
雷雨の日の決意
ヴィリシアはリサから、シアンがあれからちゃんと食事をとっていると聞いて安心しました。
しかしシアンはチョコのパンを欲しがるそうで、ヴィリシアは自分が原因だと気付きます。
あの時は何か食べさせなければと必死だっただけでした。
会いに行くかと聞かれたヴィリシアは首を振ります。
会いたい気持ちはありましたが、彼にも一人の時間が必要なはずです。
相手への思いやりを持てる自分に満足しつつ、ヴィリシアは昨日のシアンの態度が変だったことを思い返しました。
普通はヴィリシアが貴族だと知ったら低姿勢になりますが、ヴィリシアがバルア家の公女だと知ったシアンは表情が硬くなったのです。
貴族へのトラウマだろうかとヴィリシアは心配しましたが、窓の外で雷が光り、ドキッとしました。
暗い気持ちになって空を見上げるヴィリシアを、リサがおどけて抱き締めます。
思い切り可愛がるリサに抵抗する気力もなく、ヴィリシアは前世を思い出しました。
前世もこうして雷と土砂降りの雨の日でした。
リサに抱き抱えられたヴィリシアは、肩越しにある部屋の中にいるアガサの後ろ姿を目撃し、前世と同じだと確信します。
計画通りにしようというヴィリシアの言葉に、リサは頷きました。
決行は夜中の二時です。
うっかり寝そうになりながら、ヴィリシアはカーシスを助けたい一心で眠気と戦いました。
止めたい提案
これから起きる出来事の中心にいるのはアガサです。
ネズミの人形が震える動きは、アガサが仕事を終えて部屋へ戻った合図でした。
その動きを確認したヴィリシアはこっそり部屋を出て執務室に忍び込みます。
合図をしたら見つからないよう部屋に戻るというリサの話通り誰もいません。
ヴィリシアは急いで書類を探すことにしましたが、引き出しの中には大量の書類が入っていて、誤って重い書類を床にぶちまけてしまいました。
ため息をつきつつ、ヴィリシアは目当ての書類を床に散らばった書類から探します。
そしてすぐに目的の、ロウ王国への補助金を打ち切るための提案書を発見しました。
二年前、ロウ王国とロールス帝国の間では戦争が勃発し、バルア家の戦争指揮の元カーシスが難なく勝利しています。
その際ロウ王国はロールス帝国に、半血王子であるペトルを人質として差し出しました。
ある日からロウ王国はロールス帝国との疎通を一方的に拒み、バルア家は補助金の打ち切りに踏み切ります。
ところが将来ペトルが帝国の皇帝となり、彼の剣がバルア家に向けられて一家は滅亡することになるのでした。
だからこの提案は通してはいけないと思い、書類を破ろうとするヴィリシアの後ろに何者かが近付いて…!?
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悪役の娘は家出を計画する22話の感想&次回23話の考察予想
子供にとって2時まで起きているなんて相当辛そうです。
そして提案した時期まで正確に覚えているのはさすがでした。
ペトルという王子が金髪だったのでシアンと重なるのですが、さすがにそれはないでしょうか…?
シアンは重要キャラだと思うので、個人的にはわりとあり得る気がします。
ただそれなら、なぜ「半血王子」なのか、そもそもなぜ人質とされたのか、なぜ人質の王子から奴隷に転落したのか色々謎がいっぱいです。
ヴィリシアが知っていることをみんなは知らないので、当然はたから見れば問題行動ですよね。
ヴィリシアが誤解されないで穏便に済めばいいなと思います。
22話まとめ
今回は漫画『悪役の娘は家出を計画する』22話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
22話の内容をサクっとまとめると
- ヴィリシアはシアンがちゃんと食事をとっていると聞いて安心しましたが、彼女がバルア家だと知った後の反応を思い出してシアンを心配しました。
- 雷鳴が轟く中、ヴィリシアは前世と同じ流れであることを確信し、リサに作戦通り夜中の二時に待機するよう頼み、眠気と戦いながら時間を迎えます。
- アガサが執務室を出て行ったのをリサの協力を得て確認したヴィリシアは、執務室に忍び込んでロウ王国への補助金打ち切りの提案書を発見しました。