
原作humpback whale先生、漫画nani先生の作品・漫画「偽物公女の逆転劇」はピッコマで絶賛配信中です。
「偽物公女の逆転劇」28話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
噂の出所がただの少女の出まかせだったと知ったオデットは…!?
偽物公女の逆転劇28話の注目ポイント&展開予想
噂の真相
噂について調べようとしていた矢先にジュリエットが教えてくれたのは脱力するような話でした。
公爵家を敵に回す行為だと自覚もしていないような小娘が、その場の勢いだけで口にした言葉だったのです。
しかし当然許すことはできません。
その話を聞いたグリゼル公爵はすぐに裁判で事実を明らかにし、アーチ子爵を突き落としました。
偽物公女の逆転劇28話のネタバレ
驚くオデット
あの舞踏会の日、カタリーナはいつも以上に苛々していました。
そんな中でカリーナが皇太子と踊ったため、さらにカタリーナの機嫌が悪くなります。
するとカタリーナの機嫌を取り損なって焦っていたマーガレットが、ある言葉を囁いてカタリーナを笑わせたのです。
話を聞いたオデットは唖然として、たかがカタリーナの機嫌を取るためにマーガレットがそんなことを言ったのかと聞き返します。
ジュリエットは頷きました。
グリゼル公爵の力が百とすれば、アーチ子爵の力は五にも満たないでしょう。
そんな家門の令嬢が一瞬のご機嫌取りのためにそんな噂を流すなんて無神経かつ無謀なことです。
公爵夫人の名誉だけでなく多くの人を傷つけた代償はきっちり払ってもらおうと決意し、オデットは立ち上がりました。
ジュリエットを連れて公爵の元へ向かいます。
歩きながらオデットはジュリエットに、公爵に伝える話を整理して話しました。
ジュリエットは噂が広まっていることを知り、友人であるオデットに知らせるために雨の中を走って来たという設定です。
そんな彼女がオデットと仲が良いせいで家門が窮地に晒されているとなれば、きっと助けてくれるでしょう。
もちろんその話を聞いた時に教えてくれていればもっとよかったけれど…とオデットは悲しそうに笑います。
ジュリエットは改めて謝り、オデットは笑顔で彼女の立場に理解を示してから公爵の部屋の扉をノックしました。
代償
それから事件は急展開を迎えました。
ジュリエットの話を聞いた公爵は、すぐに伯爵以上の高位貴族だけが開廷を要求できる略式裁判を開いたのです。
公爵は裁判長と裁判官らに、自分が妻を愛していること、自分の妻を身勝手に侮辱したアーチ子爵に見合った罰を下してほしいことを訴えました。
死別後すぐに再婚する他の貴族と違い、今も夫人を愛しているという公爵の心からの言葉は裁判所にいた全員の心を動かすには十分すぎるほどで、アーチ子爵は財産と爵位を全て没収されます。
娘の育て方を間違えた代価としては重過ぎるようにも見えましたが、調査過程でアーチ子爵の不正と横暴の証拠が大量に見つかり、アーチ子爵は破滅しました。
そしてジュリエットへのお礼として、グリゼル家はカルン家の新たな投資者となります。
アーチ子爵家を見せしめに、一瞬の話題のために他人を貶すような愚か者はもう現れないでしょう。
新聞を読み終えたオデットの元へベアトリーチェが顔を出し、建国祭の初日なのだから一緒に行こうと誘います。
人の多い場所を避けたいオデットでしたが、ベアトリーチェのお願いを断り切れず…!?
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偽物公女の逆転劇28話の感想&次回29話の考察予想
社交界デビューをしたにもかかわらず、家門同士の関係や影響を考えられないのは終わっていますね。
いくらカタリーナに媚びを売りたいのだとしても、公爵家を敵に回したらまずいことくらい分かりそうなものです。
カタリーナからすれば、自分の口からではなく取り巻きから出た言葉なので好都合だったことでしょう。
きっちりアーチ子爵とともにマーガレットも真っ青で罰を受けていたのでいい気味です。
そもそも公爵と同世代の人々はそんな噂を信じてもいなかったかもしれませんね。
すぐに再婚しない公爵を見れば、どれほど深く公爵夫人を愛していたか分かると思います。
無事に解決したところで今度は建国祭の話が始まるようで、続きも楽しみです!
28話まとめ
今回は漫画『偽物公女の逆転劇』28話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
28話の内容をサクっとまとめると
- カタリーナの機嫌を取るために、マーガレットが口にした出まかせが噂として広まったことを知り、マーガレットの非常識な行いにオデットは驚きました。
- オデットはすぐにジュリエットとともに公爵の元へ行って事実を伝え、公爵は即座に事件解決へと働きかけます。
- 公爵の訴えによってアーチ子爵は財産と爵位を没収され、ジュリエットへのお礼としてグリゼル公爵家がカルン家の投資者になった後、建国祭の初日を迎えました。