
原作SWAN先生、漫画ユンへ先生の作品・漫画「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」86話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
目的のために手段を選ばないネラは…?
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アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜86話の注目ポイント&展開予想
ネラに好感を抱いているジアンニー
ジアンニーはネラのことをとても大切に扱い、温かい目で見つめています。
しかし、ネラが平民の彼のことを本気で好きになるはずもありませんでした。
大公妃に貸しがあると聞き、彼のツテを利用することにしたのです。
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜86話のネタバレ
無能な父親
ネラは薄暗い廊下を歩いていました。
薄暗い部屋で、父親のミサーラ子爵と会話をしています。
ハーガス子爵が行方不明になってモルタ子爵が家臣を束ねるようになってから、彼はずっと酒浸りでした。
どいつもこいつもソリアの機嫌をうかがってばかりで、あのウスノロがソリアだなんて何かの間違いだとミサーラ子爵はぼやきます。
ネラはそんな父親を睨みつけました。
だから家臣たちをあてにしちゃダメだと言ったのにと声を荒らげます。
力のあるほうにコロコロ寝返る連中なのだから、お父様も何か手を打っておくべきだったと父親を責めました。
だから○そうとしただろうとミサーラ子爵も声を荒らげます。
それなのにお前の母親が金もろともずらかったのだと叫びました。
それがバレたら私の命はないとネラは静かに答え、ミサーラ子爵も黙り込みます。
アイリスがソリアになってからも変わりませんでした。
ミサーラ子爵は、家臣たちがアイリスを無視して自分の味方をするものとばかり思っていたのです。
人間の成功欲を計算に入れていなかったのだとネラは思いました。
ネラは、やっぱりカマンディ家と連合すればよかったとぼやきますが、侯爵が取り合ってくれると思うのかとミサーラ子爵は噛みつきます。
みんなもはやお父様を会議にも呼んでくれませんし…とネラは落ち込みました。
金も生き抜く術もない、もう終わりだとミサーラ子爵はぼやきます。
ネラはそんな父親を見つめ、無能な父親だと心の中で蔑みました。
血も繋がっていないアイリスなんかに頭を下げたくない、あの子は兄夫婦が出会ってから4ヶ月で生まれたとミサーラ子爵はネラに愚痴を吐いていました。
意味不明なことばかり言っていたとネラは父の言葉を思い返します。
ジアンニーの利用価値
外に出ると、馬を連れたジアンニーが立っていました。
昨日は送ってやれなくてごめんとジアンニーがネラに謝ります。
大公妃はどうかとネラはジアンニーに尋ねました。
お話ししたと答える彼に、今日会えるよね?とネラは勢い込んで問いかけます。
お人好しの彼が、まさか大公妃にまで貸しがあったとは思いもしませんでした。
ジアンニーは、大公妃がこの国に来るたび護衛を務めているそうです。
やっぱり私はツイていると思い、ネラはほくそ笑みました。
今すぐ行こうと告げるネラに、その前に君を連れていきたい場所があるとジアンニーが笑いかけます。
そこの景色は宝石よりも美しいとジアンニーはネラに伝えました。
ネラはその言葉にカチンときます。
私がほしいのは宝石だと心の中で反発しました。
これだからあんたは私にふさわしくないのだと、声には出さずに罵倒します。
ネラはきっぱりと断り、今すぐ向かいたいと告げました。
じゃあこれでも食べてと、ジアンニーが鞄から食べ物の包みを取り出します。
その匂いを嗅いだ途端、ネラはうずくまりました。
突然どうしたのかと慌てるジアンニーに、臭いとネラは叫びました。
そんなものを食べろって言うの!?と怒鳴ります。
ジアンニーは包みの匂いを嗅いでみましたが、特に何ともありませんでした。
時間がないから早くと急き立てるネラに、ジアンニーは包みを鞄にしまいます。
少し寂しそうに、そして心配そうにネラを見つめていました。
大公妃のところへ向かったネラは…!?
続きはピッコマで!
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜86話の感想&次回87話の考察予想
色々と不思議な回でした。
ミサーラ子爵は今生きているのでしょうか?
てっきりアナキンが始末したものかと思っていましたが、もしかすると過去の回想なのかもしれません。
そして食べ物の匂いに気分を悪くしたネラの反応も気になります。
ジアンニーが嗅いでも何ともないということは、もしかすると妊娠…!?
さすがにそんなわけはないと思いますが、続きが気になります!
86話まとめ
今回は漫画『アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜』86話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
86話の内容をサクっとまとめると、
- ミサーラ子爵はネラに、アイリスと血が繋がっていないという愚痴を吐いていました。
- 無能な父親だとネラは心の中で実の父親を蔑みます。
- ジアンニーと逢瀬を重ねるネラは、彼のツテを利用して大公妃に近付きました。