公女様は未来を見通す ネタバレ28話【漫画】カミーラ、アルシアンの過去を知る

公女様は未来を見通す28話の注目ポイント＆展開予想

シェフラ家の慣習により、かつて牢獄に入れられていたアルシアンと弟のシエル。

アルシアンはシエルを生かそうとしますが、残念な結果に終わります。

シエルは幽霊となり、アルシアンの後をついて回ることになりました。

過去を知ったカミーラは、2人の仲介役をします。

そんなカミーラに、態度を軟化させるアルシアン。

カミーラはついに、黒魔法士が必要なときは積極的に協力をするよう、アルシアンの承諾を得たのでした。

公女様は未来を見通す28話のネタバレ

アルシアンの悲しい過去

アルシアンとその弟シエルは、かつて過酷な環境にいました。

幼いながら、牢獄に入れられていたのです。

2人は、悪いことをしたわけではありません。

シェフラ家の人間は、闇の力を得るため苦しみに打ち勝つ必要がありました。

苦しみに打ち勝つとはつまり、身内の者同士で命を奪い合い、勝ち残るということです。

牢獄に入れられたアルシアンと弟。どちらか一方が生き残れば、牢獄での苦しい生活は終わります。

アルシアンは、シエルをどうこうするつもりはありませんでした。

むしろ、自分を犠牲にしてでもシエルを生かすつもりでした。

日に1度与えられる小さなパンと、コップ1杯の水も、シエルに分け与えます。

それでも、シエルの体は限界が近くなってきます。

ついにある日の晩、シエルの容体が急変しました。

胸をおさえ、苦しみもがき始めたのです。

アルシアンはシエルを抱きかかえ、牢獄の鉄柵を力任せに揺さぶりました。

シエルの様子がおかしいので牢開けるよう、叫びます。

しかし、誰も助けには来ません。幼いアルシアンは涙を零しました。

シエルは、これで兄が外に出られると喜びました。

シエルは真っ青な顔で、涙を零し苦しみながらも笑います。

最期に、アルシアンに何かを言いかけて、シエルは召されたのでした。

カミーラとアルシアン、関係の変化

アルシアンと幽霊シエルの過去を知った、カミーラ。

彼らの会話の仲介役をやったり、幽霊のシエルに食べ物をあげたりしました。

気がつけば、アルシアンの態度は気安く柔らかくなっています。

ある日、カミーラは黒魔法士に関する契約書を持って、アルシアンのいる教室を訪ねました。

堂々とした態度でアルシアンに近づき、彼の机に契約書を置きます。

カミーラがアルシアンに、サインをするよう話かけると、傍にいたクラスメイトが短い悲鳴を上げました。

クラスメイトは、カミーラがアルシアンにタメ口で話しかけていることに驚愕したのです。

タメ口で話かけてくる相手がいるだけで悲鳴を上げられる、アルシアン。

クラスでの立ち位置が、容易に想像できます。

アルシアンは、契約書の内容も読まずにサインをしました。

何でも言うことを聞く約束だから、内容は関係無いようです。

これにはカミーラも思わずにっこり。親指まで立てます。

見せたいものがある、とカミーラはアルシアンの腕を引っ張りました。

アルシアンは大人しく引っ張られ、席を立ちます。

その様子を、クラスメイト達が戦々恐々と眺めていました。

公女様は未来を見通す28話の感想＆次回29話の考察予想

シエルもかわいいと思っていましたが、幼い頃のアルシアンもかわいかったですね。

今の姿からは想像もできないほど、小さいアルシアンは感情的に泣いていました。

それだけシエルのことが大切だったのでしょう。

それにしても、辛い過去を抱えた人を前にして、カミーラ淡々とし過ぎじゃないですか？

でもよくよく考えてみると、幽霊と交流する機会が多ければ、悲しい過去も辛い過去も多く見聞きしますよね。

そう考えると、幽霊が見えて会話ができるというのも大変です。

さて、黒魔法士に関する契約書に、アルシアンのサインをもらったカミーラ。

鉱石をアルシアンに見せて、黒魔法士の協力が必要な件について具体的に話し合っていくのでしょう。

鉱山経営で2人の仲は深まっていくのでしょうか？次回も楽しみです！

28話まとめ

今回は漫画『公女様は未来を見通す』28話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

28話の内容をサクっとまとめると

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