
原作Lemon Frog先生、漫画Rada先生の作品・漫画「真紅のカルマ」はピッコマで絶賛配信中です。
「真紅のカルマ」42話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
カシヤを驚かせようと風呂場に突然現れたエルノンですが、心理戦ではカシヤの方が一枚上手で…?
真紅のカルマ42話の注目ポイント&展開予想
カシヤを驚かせようとしたエルノンですが、逆に心を乱されるエルノン。
ちょっとしたことでは動揺しないカシヤは、過去にいろんな経験や思いを乗り越えてきて今があるのでした。
そんなカシヤに対して優しく接してくれる今の主人のエルノンに対してカシヤが含みのある発言をするのですが…?
真紅のカルマ42話のネタバレ
びっくりさせようと思ったのに
カシヤが入浴中こっそり風呂場に侵入していたエルノンですが、カシヤは驚く様子がなく平然とそのままお風呂から出ていこうとします。
あまり隠す様子のないカシヤにエルノンは驚き、恥じらいというものがないのかと尋ねます。
前世で壮絶な経験をしているカシヤは、女性が雇い兵であると暴力的な意味でも性的な意味でも強く当たってくる主人ばかりだと言い、どこか寂しそうな表情を見せるのでした。
この世界での立場を考え女の雇い兵の場合の話をしましたが、実際に前世キャンプXでそのような経験をたくさんして、それに耐えきれず自ら命をおとした子も多かったと思い出しました。
その話を静かに聞き、タオルを乗せカシヤの水の滴っている髪を触って頭を乾かそうとしてくれる優しいエルノン。
しかしカシヤは更に話をつづけ、そんな辛い思いもするけれど自分には主人を選ぶこともできるしもらったお金で自由に動き回れるから、現状のエルノンよりもましな状況であると含みのある言葉を言うのです。
エルノンの様子がおかしい
そんなことを言われても怒らず、微笑んでカシヤを優しい視線で見つめるエルノン。
ここに閉じ込められている現状にわずらわしさを感じているのであれば、今のカシヤの発言で怒ったりするのではないかとと思ったのですが、そのような反応ではなかったので今の現状を気にしていないのかと解釈するカシヤ。
しかしそのあとずっとエルノンは外を眺めてボーっとしたり本が逆だったり、食事の際はスプーンを持ちスープを持ち上げたまま15分ほど停止しているなど、頭が働いていなくて意識がどこか遠くへ行っているような様子でした。
その様子を見て、カシヤに言われた発言に対して怒りの感情を持つのではなく、言われた発言が彼にとって思いもよらないもので衝撃的だったのかと考え直すカシヤなのでした。
いつになっても戻らない
しばらくそんな状態が続くので、二人で散歩に行きませんかと提案するカシヤですが、その真意はただエルノンが引きこもりなのか監禁されているのかを知りたいという思惑がありました。
思いもよらないその提案にびっくりするエルノンですが、カシヤがじっとしていることが辛かっただろうと考え、公爵に会ってすぐ戻ってくると言い、出掛けていきました。
しかしそういって出て行ったきり、その部屋に夜まで戻ってくることはなかったのでした…。
真紅のカルマ42話の感想&次回43話の考察予想
女性の入浴中に気づかれないように静かに入り込むというのはやってることは決していい事ではないですが、エルノンはおちゃめな性格のなのだなと思いました!
最初森でカシヤと話していた時はあまりいい態度ではなかったですが、エルノンは本当は可愛らしい人なのかもしれませんね。
カシヤの過去の暗い話をした時も黙って励ますように髪を拭いてくれたのはとてもいいシーンでした。
そんな優しい相手にも毒を吐くところがカシヤらしいというか、自分の任務を絶対に忘れないところがカシヤのいい所でもあり、悪い所でもある気がしました。
やはりカシヤは今の世界でも前世でも任務に対して真面目なのですね!
しかしエルノンの動揺っぷりはすごくて、カシヤに言われてエルノンはどういう思いで考え事をしているのかが気になるところでした。
今後はエルノンとアーリスタス公爵の関係性が気になるポイントです。
エルノンは無事にカシヤのいる部屋に戻ってこれるのでしょうか。
そちらに注目して読み進めていきたいと思います。
42話まとめ
今回は漫画『真紅のカルマ』42話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
42話の内容をサクっとまとめると
- カシヤの過去の壮絶な体験をエルノンに話します。
- そんなカシヤはまだエルノンよりもましな環境だと言い、エルノンを困惑させます。
- 散歩に行きましょうとカシヤが誘うが、公爵に許可を取りに行ったきり帰らないエルノン。