
原作see-ON先生、漫画iLue先生の作品・漫画「忠実な剣になろうとしただけなのに」はピッコマで絶賛配信中です。
「忠実な剣になろうとしただけなのに」35話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ついに教皇であるエルと対面したカシュミル…二人きりになった彼らは…!?
忠実な剣になろうとしただけなのに35話の注目ポイント&展開予想
教皇エリオル・ラー
エルが教皇であると薄々勘付いていたカシュミル。
神殿でのユリアンの活躍もあり、ようやく教皇としての素顔の彼と対面を果たします。
ビクビクしているエルと冷静なカシュミル。
カシュミルはずっと不思議だったことを彼に尋ねたのでした。
忠実な剣になろうとしただけなのに35話のネタバレ
ユリアンの活躍
カシュミルは馬車の中でディエゴの表情を思い出し、罪悪感を抱いていました。
友達という言葉にディエゴは固まっていて、嬉しいという言葉とは裏腹にしょんぼりしていたのです。
結局その話を最後に席に戻ったので、それ以上話はしていませんでした。
神殿に到着し、カシュミルは馬車を降ります。
カシュミルの姿を見た神官たちは驚いていましたが、ユリアンに会いに来たという彼女の言葉にすぐ頷いてくれました。
武器は神殿内への持ち込みが禁止されているということで剣を預かってもらい、案内してもらいます。
案内された奥の部屋の中からは激しい言い争いの声が聞こえてきていました。
ユリアンとエルの声です。
エルは同席を嫌がっているようですがユリアンが無理やり引き留めているようでした。
ユリアンが自分の要件を察して張本人を同席させてくれたことにカシュミルは気付きます。
ノックをして声をかけると、二人は絶句しました。
しかしすぐに大慌てで隠れようとするエルと止めるユリアンで、激しい物音と喧嘩の声が聞こえてきます。
カシュミルは返事を待たずにドアを開け放ちました。
中には水色のエルの長髪を握り、もう片手で彼の胸ぐらを掴んでいるユリアン…そしてユリアンの髪を掴んで暴れていたであろうエルの姿があったのです。
予想外の光景にカシュミルも案内してくれた神官も硬直しました。
カシュミルはエルと二人きりに
二人は恐る恐る後ずさりをしますが、カシュミルは「教皇」に対して、初めましてと丁寧に挨拶します。
その後席につくと、ユリアンはゲラゲラと笑い転げていました。
エルが赤っ恥をかいたのがツボにハマったようです。
涙を流しながらエルを指差して爆笑するユリアンに、カシュミルは声をかけました。
途端に居住まいを正した彼に丁寧に謝ってから退室を頼むと、ユリアンは即座に部屋を出ていきます。
こうして二人きりになり、カシュミルはエルに声をかけました。
俯いたまま、エルは怒って居ないのかと尋ねます。
エルの顔を見た直後は少し腹が立ったけれど今は大丈夫だというカシュミルの言葉に、エルは恐る恐る顔を上げました。
自分を嫌いになったかと泣きそうな顔でエルは尋ねます。
カシュミルは笑って否定しました。
変な人ではありましたが、辛い時期に助けてくれた恩人という事実に変わりはありません。
教皇だということをどうして隠していたのか、自分が勘違いしているのが面白かったのかとカシュミルは尋ねました。
エルは慌てて否定して…!?
続きはピッコマで!
忠実な剣になろうとしただけなのに35話の感想&次回36話の考察予想
ユリアン、ファインプレーでしたね!
エルとのやりとりも、カシュミルを前にしたエルを見て爆笑している彼の悪態もとてもテンポが良くて楽しいです。
ユリアンの腹の中は分かりませんが、いいキャラだと思います。
ようやく教皇として対面できて安心しました。
少しばかり…いやだいぶ…教皇としての威厳に欠ける第一印象ではありましたが…。
だからこそ距離を感じすぎずにいられたのかもしれませんね。
教皇であってもエルはエルだなぁと思います。
権威を振り回すことなくカシュミルとの話に応じてくれるのはとても素敵でした。
35話まとめ
今回は漫画『忠実な剣になろうとしただけなのに』35話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
35話の内容をサクっとまとめると
- カシュミルは神殿に到着し、ユリアンに会いたいと伝えて案内してもらいました。
- ユリアンはエルを同席させようとして、逃げようとするエルと取っ組み合いの喧嘩をしていたところにカシュミルが踏み込み、全員が固まります。
- 爆笑するユリアンに退室してもらい、教皇エルと二人きりになったカシュミルは改めて彼に質問をしました。