
原作鄭霧尼先生、漫画PPARIPPO(SOYMEDIA)先生の作品・漫画「悪女、最強の錬金術師になります」はピッコマで絶賛配信中です。
「悪女、最強の錬金術師になります」21話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
エバンジェリンを心配していたフィテガー家の人々…戸惑うエバンジェリンは…?
悪女、最強の錬金術師になります21話の注目ポイント&展開予想
両親に会うのを望まないエバンジェリン
ブリオンはエリアスから聞いた話を元に、エバンジェリンに両親を捜したいかと尋ねました。
しかしエバンジェリンは悩むことなく否定します。
自分を捨てた両親に会いたいなどとは思えませんでした。
それを聞いたブリオンはどこか安心した様子で、エバンジェリンにあるお願いをしたのです。
悪女、最強の錬金術師になります21話のネタバレ
エバンジェリンを心配していた男たち
カイデルが答える前にトアスが訪ねてきました。
エバンジェリンが目覚めたことに気付いた彼は、持ってきた濡れタオルを放り出して駆け寄り、泣きながら抱きつきます。
どれだけ心配したかと泣き喚く彼に謝りながら、エバンジェリンはその背中を優しく擦りました。
エバンジェリンはトアスの後ろで涙ぐんでいるブリオンにも謝ります。
なんと彼女は2日間も眠っていて、治療師も薬師も彼女を目覚めさせることはできなかったのです。
シュンとして謝るエバンジェリンの様子に、ブリオンとトアスは慌てて自分たちは大丈夫だと伝えました。
カイデルは二人をなだめ、エバンジェリンにも自分たちは怒っているわけではなく心配しているのだから落ち込まなくて良いと声をかけます。
お坊ちゃまも心配してくれたのかともう一度尋ねるエバンジェリンに、カイデルは当たり前だと答えました。
こう見えて兄が一番心配していたし、毎晩看病していたのも兄とトアスは笑顔でエバンジェリンにチクります。
カイデルは慌てて弟を黙らせるのでした。
ブリオンからの話
ブリオンは改めて、エリアスが彼女のことをダーラントを持つ貴族の私生児だと考えていることを伝え、望むなら両親を捜そうと申し出ます。
しかしエバンジェリンは、自分を捨てた家族を捜したいなど微塵も思わないと断ったのです。
憑依した時、エバンジェリンの幼少期の記憶もありました。
その記憶から、自分は赤ん坊の時に捨てられたに違いないと察していたのです。
何かの拍子に自分を見失ってしまったか、貴族だった両親が養育費すらくれずに彼女を売り払う決断をしたのか…。
真相は分かりませんが、どんな事情があっても10年近く放置するのは最悪です。
ブリオンはどこかホッとしたように頷き、エバンジェリンに頼みがあると切り出しました。
言いにくそうな彼の様子を見て、もう出て行ってくれと言いたいのかと察したエバンジェリン。
しかしなんとブリオンは、フィテガー公爵令嬢になってくれないかと真っ赤な顔で叫んだのです。
エバンジェリンはぽかんとして聞き返したのでした。
その夜、エバンジェリンはベッドの上でポスルをぐいぐい押したり引っ張ったりしながら何度もため息をついていました。
幸せが逃げちゃうと心配するポスルに、考え事が多くて落ち着かないのだとエバンジェリンは答えます。
そんなに悩むなら、公爵閣下直々のお願いをどうして断ったのかとポスルは尋ねました。
ビクッとしたエバンジェリンでしたが…!?
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悪女、最強の錬金術師になります21話の感想&次回22話の考察予想
トアスとブリオンが泣いているのが印象的でした。
心からエバンジェリンを心配していたのが伝わってきます。
そんな彼に一番心配していたと言わしめるほどなので、カイデルの心配ぶりははたから見ていても分かるほどだったのでしょう。
あんな最悪な環境で何年も放置されたのですから、エバンジェリンが両親に会いたがらないのは当然だと思います。
今更会っても…というところですよね。
ついに養子の申し出がありましたが、エバンジェリンは断ったようです。
後半ではカイデルとの話について出てくるので、続きがますます楽しみです!
21話まとめ
今回は漫画『悪女、最強の錬金術師になります』21話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
21話の内容をサクっとまとめると
- 2日ぶりに目を覚ましたエバンジェリンを、ブリオンとトアスが泣きながら心配し、カイデルも心配していたことが分かりました。
- エバンジェリンが両親を捜したいかという問いを断ると、ブリオンは公爵令嬢になってほしいと頼みます。
- 結局その夜エバンジェリンはため息を繰り返し、ポスルを握って頭を悩ませていました。