ニドメの共犯 ネタバレ74話【マンガMee漫画】朔の正論を分かっていても止められない

ニドメの共犯74話のネタバレ

何もかも…この思いはあなたには伝わらない

澤口は、やっとエントランスへまで辿り着くことが出来ると、すぐにそこへいたコンシェルジュへ声を掛けました。
それから澤口は外の様子に気が付きてしまうと、外へ出て、あるお願いをします。
その頃、屋上では、薫が今も狂ったままでした。

澤口のお願いを聞き入れてくれたヘリは、すぐに撤退していきますが、その後薫は、取り乱したまま紫妃とある人物を重ねながら紫妃へずっと自分が隠していた気持ちをぶつけ続けていました。

それを黙って聞いていた朔は、薫へある言葉をぶつけます。

その言葉に、薫は、その動きを止めてしまいました。
朔は、今の自分のこの言葉が薫を刺激することなど分かっています。

しかし今の薫には、誰かが正論をぶつけなければ、この惨事を終わらせることが出来ないからでした。

朔は、自分よりも紫妃を守るため、その為なら、自分がどんなに犠牲になっても構わない…そんな朔の気持ちに気づいた紫妃は、もう一度、薫へ向き合うことにします。
紫妃の言葉に朔もまた薫へ声を掛け続けていますが…薫は二人の言葉が通じて、改心してくれると思ったその時…。

薫のある言動に、朔も紫妃も諦めてしまうと…すると薫はそのまま…。

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ニドメの共犯74話の感想＆次回75話の考察予想

ひょえー…、まさか薫はここでちゃんと罪を償わないままなのか…？
ラストシーンは、本編でお楽しみください。
薫の紫妃の朔のそれぞれのこの見応えのあるシーンは、本編を見てもらわないと、そのすごさが伝わらないほどです。

このまま薫は、反省をしないまま、○○という形で罪を償うのかもしれませんが、本当に紫妃はこのままで良いのか？
本当は薫をここまでした猛毒親である篝家の両親、本当の母親、薫にかかわったすべての人にも罪を償ってほしいです。
まあ、ここまで薫のした事件が速報ニュースで流れたからには、もう篝家は転落しか道は残されていません。

薫と共に自分たちのしたことを認めて、しっかり罪を償ってほしいと思いました。
薫だって本当は、朔の言葉の意味を分かっていた、しかしここまできてしまうと引き返せない気持ちがあって…。
最後までこんな形でしか紫妃や他の女性たちを愛することの出来なかった薫のラストはどうなってしまうのか気になりますね。

薫がいなくなれば、紫妃は怯えなくて済むかと言われれば、そうではないと思います。
紫妃は、これから今まで薫にされてきたこと、そしてこの事件で抱えたトラウマを、抱えてずっと生きていかなければいけません…。
今の紫妃には、すべてを受け止めて一緒に戦ってくれた心強い仲間たちがいます。

これからは、紫妃は罪悪感とトラウマ、そしてこれからの自分の幸せを持ちながら、朔と共に生きてほしいと思いました。
この大きなトラウマは、すぐには消えないと思います。
いつかフラッシュバックをしてしまい紫妃は、このことで苦しみ続けるかもしれません…そんな時、朔の支えがあれば紫妃の気持ちは少しは落ち着いてくれるかもしれませんね。

合鍵を取りに行った澤口の機転のおかげで、ヘリは撤退し、これから助けに行けるという時に起きている屋上でのやり取りに、澤口たちはそれを止めることが出来ないまま、この事件は終わりを迎えてしまいそう…そんな予感がひしひしと伝わってきます。
もしそうなってしまえば、紫妃も朔も藤岡も澤口たち刑事たちも皆が、後味の悪い結果となってしまうかもしれませんね。

それでも紫妃と朔に、藤岡や篝家に仕える者たちへの仕打ちを見ると、後味の悪くても薫の最後はこれで良かったのかもしれないと思ってしまうかもしれませんね。

74話まとめ

今回は漫画『ニドメの共犯』74話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

74話の内容をサクっとまとめると

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