
作家SION先生、DukBok先生、Jooahri先生の作品・漫画「主役が私の邪魔をする」はピッコマで絶賛配信中です。
「主役が私の邪魔をする」12話~14話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
祝祭前の大騒動をなんとか無事に乗り越えたアリエルとジークフリート。エイサの差し金でジークフリートの首を取りに来ていたはずのキリアンを取り込むことにも成功します。そして2人は祝祭を楽しむのでした。
▼ピッコマと同じく、こちらの漫画アプリもおすすめ♪
- 集英社が運営するマンガアプリで安心。
- マーガレット・りぼんなど、集英社の少女漫画の最新作や過去作品も多数配信。
- 面倒な登録不要。
- ダウンロードはこちら
主役が私の邪魔をする12話~14話の注目ポイント&展開予想
ジークフリートの変化
アリエルはジークフリートを弟のように見ています。
しかしジークフリートは……!?
主役が私の邪魔をする12話~14話のネタバレ
祝祭の終わり
アリエルはジークフリートを人形劇へと誘いました。
そこでは男女の操り人形がダンスをしています。
キラキラと輝く目で見るジークフリートに、まだまだ子供だと思うアリエルでした。
そうして祝祭が落ち着いたころ、ジークフリートはアリエルにお礼を言いました。
助けてもらったこと、一連のことをミリアッドに秘密にしてくれたこと。
どうせすぐに去る自分がアリエルの家族に心配をかけたくなかったのだとジークフリートは話しました。
今日のことだって、数えきれないほどある脅威のひとつにすぎません。
できるだけ他人を巻き込みたくない、アリエルもそばにいると危険に晒されてしまいます。
だから自分とは距離を置いたほうがいいと言うジークフリート。
しかしアリエルは頷きはしませんでした。
もし今日、アリエルがジークフリートを見つけられなかったら、もっと大変なことになっていたのです。
1人で解決できないことは助けを求めればいい、ジークフリートには他人を守る力もあるんだから、生き残るのが最優先なのです。
命がかかっているのだから、お互い頼るべきだとアリエルは考えていました。
それにアリエルは帝国一の武家エリプリッツ家の娘、黙ってやられている性分ではありません。
だから恐れることはない、一緒に巻き込まれて乗り越える自信がある、アリエルは笑います。
ジークフリートはそれを聞き、また自分が危機に陥った時には助けに来るつもりかと尋ねました。
アリエルは、当然どこへでも駆けつけると答えます。
そうしておけばジークフリートが皇帝になった時に、アリエルはエイサから逃げられるはずだから……とまでは言いませんでしたが。
その後、ジークフリートは顔を赤くして祝祭をまわりました。
アリエルはそれに気がついてどうかしたのかと尋ねます。
しかしジークフリートは、なんでもない、と話すばかりでした。
ミリアッドの借金
翌朝、あくびをしながら部屋から出たアリエルをミリアッドが待ち構えていました。
アリエルの美貌を褒め称えるミリアッド。
アリエルは青筋を立てながら本題に入れと急かしました。
どうやらミリアッドはヘリックス男爵の息子に借金をしたようです。
彼と1日だけデートして欲しいと言われたアリエル。
ミリアッドはアリエルを紹介する代わりに借金をチャラにすると持ちかけられたのでした。
思わずミリアッドを殴りつけるアリエル。
しかしミリアッドは、アリエルもいい年なんだから男の1人や2人と会うべきだと進言します。
ヘリックス男爵の息子を男として見たことはないアリエル、しかし3才年下とはいえ、2人とも結婚適齢期ではあるのです。
しかし頑として拒否するアリエルにミリアッドはしつこく理由を聞いてきました。
適当に言い逃れしようとアリエルは好きな人がいると言ってしまいます。
ミリアッドは驚きました。
アリエルの好みは身長190センチ以上のイケメンボンボン伯爵。
いつの間にそんな奴に会ったのかと、まさか嘘をついているんじゃないかとアリエルに詰め寄ります。
そこに偶然通りかかった人物にアリエルは気が付きました。
それはジークフリートです!
アリエルは咄嗟に、相手がジークフリートであると匂わせました。
ミリアッドはジークフリート失踪の時から怪しいと思っていたと話すのです。
しかしジークフリートは5歳も下。
ミリアッドはジークフリートに、どんな魔法を使ったのかと、アリエルがジークフリートに惚れるなんて、と尋ねました。
そしてそれを知りながら……とアリエルをヘリックス男爵の息子に会わせることを願い出たのです。
ジークフリートはすぐにそれが借金のためであることに気が付きました。
借金を肩代わりする気では、と心配するアリエルですが、ジークフリートはそんなことはしません。
それはお前自身が返すべきだと正論をぶつけたのです。
ぐうの音も出ずにその場を去っていくミリアッド。
2人になったところでアリエルは、ミリアッドがしつこかったから言い逃れをしただけで、本当に好意を寄せているわけではないと伝えました。
誤解はしていないと言うジークフリートですが、アリエルに年下は好みじゃないと言われ、思わず俺も年上は好みじゃないと喧嘩腰になってしまうのでした。
ジークフリートの剣術
ジークフリートがエリプリッツに来た理由は、自身の影響力を及ぼしてエイサを牽制するためです。
しかしジークフリートはアリエルに対してだけ無愛想な気がしていました。
顔を合わせても挨拶もせず無視する始末。
ただでさえアリエルがジークフリートに惚れていると邸内で噂になり、ミリアッドや召使いがその話で持ちきりだというのに。
年上はタイプじゃないと言っていたくせになんなんだ、とアリエルは気分を害していました。
そんな時、ジークフリートと兄が剣の訓練をしているのに出くわしたのです。
どうやら魔物討伐のために体をほぐしておこうと訓練しているようです。
今回の魔物討伐にはジークフリートも参加することになっていました。
兄は魔物討伐に参加するアリエルにも肩慣らしくらいはしておいた方がいいと提案します。
ジークフリートはアリエルが参加することは初耳でした。
そこで、お手並み拝見、と話し出したのです。
完全に回復したジークフリートの実力はキリアンとの戦いで見ているアリエル。
アリエルも騎士顔負けの実力の持ち主ではありますが、才能あるジークフリートの相手になるのか……。
そう思いながらもアリエルは木剣でジークフリートと手合わせすることになったのです。
先に剣を落とした方が負け、そんな勝負が始まりました。
剣を交えてから、アリエルはジークフリートに手加減されていると感じました。
動きがあまりにも見え見えなのです。
キリアンとの戦いで剣術を見たからでしょうか?
戦いの最中、ジークフリートはアリエルに話しかけました。
おかしいと、以前に会ったことはないか、と。
その時、アリエルはヒールに足を取られて転んでしまいます。
手を差し伸べたジークフリート。
ついこの間までは素っ気なかったのに、と言うアリエルに、以前とは違うと答えました。
知らない仲ではないから、と。
そしていつまでも手を離さないジークフリートにアリエルは、いつ手を離してくれるのかと笑いました。
慌てて手を離すジークフリート。
そして、どうやって自分の攻撃を見抜いたのかと尋ねます。
アリエルはよくわからないと答えました。
そして、さっき私を口説いたのかと尋ね返したのです。
以前会ったことはあるか、というのはナンパの常套句。
誰かに聞かれたら誤解されてしまうと言われ、ジークフリートはそんなわけないと顔を赤くしました。
アリエルがジークフリートの動きを読んでいたように見えたから言っただけなのです。
アリエルは、違うならいいと、年下は恋愛対象じゃないと念押ししました。
するとジークフリートは、なぜ年下が嫌いなのかと暗い顔をします。
アリエルはジークフリートに背を向けました。
私たちは旧知でもないし、年下には興味ないので、と。
先に戻る、と歩き出したアリエルをジークフリートが引き止めました。
行くな、と。
兄はその様子を見て、お邪魔虫のようだ、と退散するのでした。
ではどんな男が理想のタイプなのかと尋ねるジークフリート。
アリエルは何気なく言っただけなのに、ジークフリートがこんなに食いついてくるとは予想外です。
ひよっとして私のことを……と言いかけたアリエルにジークフリートは全力で否定しました。
ただ皇族として民の好みを知る必要がある、と随分と無理のある言い訳をするジークフリート。
アリエルはため息をついて話し始めました。
身長190センチ以上、イケメンで金持ち、財産は少なくとも500万エルクを保有、年を取っても腹に贅肉がつかないよう管理し、ハゲたらカツラをかぶるくらいの誠意ある人が好みだと。
ジークフリートは、ただ気になっただけで他意はないと話すのです。
アリエルは、他意があったら大ごとだと笑いました。
ジークフリートはアリエルに、それとなく嫌味を言う才能がある、と背を向けて去っていったのです。
宴会
毎年、魔物討伐に出る2日前にエリプリッツ家に南部の貴族たちが集まる慣例がありました。
エリプリッツ家は邸宅に泊まる貴族と騎士たちをもてなすために初日は宴会を開き、出征前日には討伐に参加するメンバーだけで晩餐会を開くのです。
魔物討伐の総責任をエリプリッツ家が担っているため、準備に忙殺されてあっという間に数日が過ぎ去っていきました。
宴会当日。
アリエルはマヌエル卿に声をかけられます。
アリエルの幼馴染であるマヌエル卿とは3年ぶりの再会でした。
マヌエル卿はジークフリートを見て、皇子殿下であることを確認します。
アリエルは正装したジークフリートを見て、今日もカッコいいわとニヤけていました。
ジークフリートはふと、そんな笑顔のアリエルと隣にいるマヌエル卿を見て、気分を害したかのように背を向けたのです。
話を続けていたアリエルとマヌエル卿ですが、時間も遅くなってきたので話を切り上げようとしました。
そこでマヌエル卿は最後に、明日の晩餐会前に会えないかと誘ったのです。
しかしそこに急にジークフリートがぶつかってきました。
わざとではないと言うジークフリートに、困惑するマヌエル。
アリエルに明日の昼に、と言うと、ジークフリートは早く帰って休めと口を挟みます。
時間がなければ晩餐会のあとでも、と言うと、ジークフリートの蹴りが入りました。
これは完全に故意だと青ざめるアリエル。
ジークフリートはマヌエルに出口を指し示し、あからさまに出ていくように誘導したのです。
マヌエルはそのまま、トボトボと会場を後にするのでした。
あいつはお前のタイプとはかけ離れているように見えた、とジークフリート。
しかしアリエルはマヌエルをそんな目では見ていません。
しかしジークフリートは、マヌエルはそういう目でアリエルを見ていたと話すのです。
しかしアリエルはここであることに気が付きます。
明らかに顔が真っ赤でおかしい行動……これは完全に酔っ払っています。
未成年なのにと問い詰めると、どうやらミリアッドがジークフリートに酒を渡したようでした。
ミリアッドを呼ぶと言うアリエルをジークフリートが止めます。
そしてまたマヌエルの話を蒸し返しました。
アリエルはイラついたように、彼はタイプじゃないし全く関心もないと断言したのです。
それはよかったと呟くジークフリート。
貴族たちと交流を深めたのかと尋ねられたジークフリートですが、アリエルがマヌエルと一緒にいたからムカついた、と答えます。
そしてアリエルに、あいつとは仲良くするなと命じたのでした。
主役が私の邪魔をする12話~14話の感想&次回15話~17話の考察予想
身長と年齢以外はジークフリートがタイプぴったりなのでは?
と思ったのは私だけではないはず。
むしろジークフリート以外にはいないんじゃないでしょうか!?
しかし酔っ払ったジークフリート、露骨ですね!
ストーカーのようにアリエルとマヌエル卿をチェックしてましたよ。
体当たりとか蹴りとか、どれだけやらかすのか……。
でも味方にしてしまえばこれほど心強い相手はいない気がします。
逆に敵に回すとめんどくさいですよね。
アリエルはどう対応するのか、次回が楽しみですね!
12話~14話まとめ
今回は漫画『主役が私の邪魔をする』12話~14話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
12話~14話の内容をサクっとまとめると
- 祝祭の終わり、ジークフリートはアリエルに勇気づけられる言葉をもらいます
- ジークフリートと剣を交わしたアリエルですが、なぜかジークフリートの動きが読めました
- 魔物討伐前の宴会で、酔っぱらったジークフリートはアリエルと一緒にいたマヌエル卿に攻撃的になってしまうのです