
原作Lee Haron先生、漫画Vanilla先生の作品・漫画「公女、絶不調なり」はピッコマで絶賛配信中です。
「公女、絶不調なり」29話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
覚悟を決めたニネイナの決断にルベニオは…?
▼ピッコマと同じく、こちらの漫画アプリもおすすめ♪
- 集英社が運営するマンガアプリで安心。
- マーガレット・りぼんなど、集英社の少女漫画の最新作や過去作品も多数配信。
- 面倒な登録不要。
- ダウンロードはこちら
公女、絶不調なり29話の注目ポイント&展開予想
ニネイナがすぐに出発したがった理由
首都へ行くのはニネイナが望むタイミングで良いとルベニオは伝えます。
ニネイナは迷わず今すぐに出発だと答えました。
風邪をひいて寝込んでいたニネイナの発言とは思えず、ルベニオとガイシャは彼女を止めようとします。
ただ、ニネイナがすぐに出発したいと伝えたのは、この冬を乗り切れるか分からなかったからでした。
公女、絶不調なり29話のネタバレ
ニネイナの希望を受け入れたルベニオ
今すぐに移動しようというニネイナの言葉にルベニオは戸惑いました。
今すぐはニネイナの体調的に良くないので、ルベニオもガイシャも反対します。
しかしニネイナは意地を張っているわけではなく、自分なりに考えて出した結論でした。
日に日に寒さが厳しくなっているので、このまま冬を迎えればそこへは行けないかもしれないとニネイナは二人に伝えます。
二人は目をみはりました。
原作ではこの冬に、ニネイナは命を落とします。
元々ルベニオとガイシャは、ニネイナの死後に登場するキャラクターでした。
しかし冬の前に二人がニネイナの前に現れるという、原作とはまったく違った展開になっています。
ルベニオが公爵になれば自分が生き残る確率も自ずと上昇するはずだとニネイナは考えました。
どんなリスクがあろうと、前に進むしかありません。
今すぐ出発しようとニネイナは繰り返します。
たとえここで死ぬことになっても、ニネイナはルベニオに伝えたいことがありました。
原作でのニネイナの遺言が、心に深く刻まれていたのです。
何より怖いのは、死のそのまた先にある別の死でした。
ニネイナの目をじっと見つめていたルベニオは、分かったと頷いて彼女の手を握ります。
出発に向けた準備
結局ニネイナたちはその日の夜、首都に向けて発つことになりました。
より安全かつ負担を減らして行くために、ガイシャがニネイナを眠らせて行くことになったのです。
睡眠薬もニネイナの身体にとっては毒なので、もしかしたら永遠に目を覚まさないかもしれないからということでした。
恐ろしい言葉にニネイナは青ざめつつ、手を出すようにというガイシャの言葉に素直に従います。
血を見るのは苦手かとガイシャが尋ねました。
血が出るのかとニネイナは青ざめますが、出血するのはガイシャのようです。
ガイシャは目を閉じるようニネイナに伝えると、止める間もなく短剣を振って自分の腕を切りました。
ニネイナは怯えてぎゅっと目を瞑ります。
恐る恐る目を開くと、差し出したニネイナの手のひらの上にガイシャの血が滴り落ちている光景が目に飛び込んできました。
ニネイナはあたふたしながら大丈夫なのかと尋ねます。
ガイシャは気にしていないような素振りでしたが、ニネイナの指先は震えました。
ドラゴンの血だとガイシャがニネイナに告げ、ニネイナは目を丸くします。
原作ではドラゴンなんてまったく出てきませんでした。
この世界にドラゴンが存在することすら知らなかったくらいです。
気になるのかと聞かれたニネイナは、急いで否定しながら顔を背けました。
ガイシャの重大な秘密のようですが、それを知ってしまえば得体のしれない何かに巻き込まれてしまいそうな気がして、急に怖くなったのです。
黙り込んだニネイナを見たガイシャは…?
続きはピッコマで!
公女、絶不調なり29話の感想&次回30話の考察予想
原作で死ぬと分かっている冬を迎えるのはかなり恐ろしいだろうなと思います。
そんなタイミングで身体へ負担がかかる移動を決行するのも勇気がいることですが、たしかに真冬の移動よりは幾分楽かもしれませんね。
ルベニオはニネイナの気持ちを酌んでくれたように見えました。
ガイシャの血がドラゴンの血というのはいったいどういうことでしょうか…?
ここに来て突然新情報が出てきたので驚きましたが、続きが楽しみです!
29話まとめ
今回は漫画『公女、絶不調なり』29話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
29話の内容をサクっとまとめると
- ニネイナは原作で今年命を落としてしまうことを考慮した上で今すぐに移動したいと考えたのでした。
- ルベニオは彼女の希望を受け入れ、その夜にニネイナを眠らせて出発することになります。
- 眠らせるためにガイシャが自分の腕を切って血をニネイナの手に滴らせ、ドラゴンの血だと告げました。