
原作夏瀬りく先生、漫画SORAJIMA先生の作品・漫画「暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました」はピッコマで絶賛配信中です。
「暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました」29話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
国王が決定したディートリヒの公開処刑。
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暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました29話の注目ポイント&展開予想
魔石の通信により、国王がディートリヒの処刑を決定したことを聞かされたセレーナ。
ディートリヒからの連絡待ちだったセレーナ達より早く国王が先にカードを切ってきました。
ディートリヒの処刑理由はおおかた聖女の逃亡幇助か国の秩序を乱した罪。
7日後に迫るディートリヒの公開処刑は民衆のみならず神殿にまで通達されました。
国王にディートリヒ処刑撤回の説得を試みるフォルクハルトは国王の企みに気がつきます。
暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました29話のネタバレ
ディアナの思惑
国王の焦りは司祭にも理解できますがディートリヒの公開処刑は些か度が過ぎると感じました。
気でも触れたかと内心案じる司祭に、今回の件の提案者がディアナと判明し納得します。
例の幻惑の術で国王を操ったと推測できました。
ディアナの思惑はディートリヒとセレーナを排除し、フォルクハルトとの婚姻と立太子を盤石なものにすること。
ディアナの謀略に歯噛みする司祭は刑の執行にあまり時間の猶予がないこと、無策ではないディートリヒを思い、どう動くべきか思案します。
国王の企み
国王にディートリヒの処刑撤回の説得に来たフォルクハルトはセレーナ次第という国王の返答を聞き、ディートリヒを囮にセレーナを誘き寄せるつもりなのだと察します。
尽力を尽くしてセレーナを国外に逃がしたディートリヒが戻ってくることをよしとするはずがないと思いました。
セレーナが戻ってこなければディートリヒの処刑が執行されるだけと無情にも告げられます。
国王の考えを改めてもらおうとフォルクハルトは説得します。
ディートリヒが『聖女』をアレッザの国政から外そうとしていることは国王として看過できないと反論されました。
『アレッザの聖女』が国外に出奔したことは前代未聞、アレッザは聖女なくしては成り立たない。
聖女の力こそアレッザの力、ひいては自分の力だと国王は告げます。
セレーナの持つ力の危険性、汐の華の希少性、アレッザのためにセレーナを国外に出してはいけないと訴えます。
指揮権の移管
国王はディートリヒの麾下である海軍の指揮権をフォルクハルトに移管します。
ディートリヒ自身捕まっても部下を動かす算段をつけていると読む国王は、フォルクハルトの権限でそれを阻止するよう命じてきました。
暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました29話の感想&次回30話の考察予想
国王の常軌を逸したセレーナへの執着が気持ち悪いです。
ディアナの幻惑の術で国王が操られてディートリヒの公開処刑を決定したとしてもここまで常軌を逸した状態の国王を見るとこれが国王の本性な気がします。
自分のせいでディートリヒが犠牲になるとわかったらセレーナはこれ以上逃げれないはずです。
それこそ国王の狙いなのでしょう。
国王の説得に失敗しただけでなくセレーナへの常軌を逸した執着を見せた国王を見て、ディートリヒの指揮下にある海軍の指揮下まで委ねられたフォルクハルトが今後どのように動くのか注目です。
29話まとめ
今回は漫画『暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました』29話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
29話の内容をサクっとまとめると
- 7日後に迫るディートリヒの公開処刑。
- 公開処刑の提案者がディアナと判明し、ディアナの思惑を察する司祭。
- 国王はディートリヒを囮にして逃亡したセレーナを誘き出す計画を立てています。
- ディートリヒ自身捕まってもその部下が逃亡に手を貸すと読んでいる国王は海軍の指揮権をフォルクハルトに委ね、阻止するよう命じます。