
原作鄭霧尼先生、漫画PPARIPPO(SOYMEDIA)先生の作品・漫画「悪女、最強の錬金術師になります」はピッコマで絶賛配信中です。
「悪女、最強の錬金術師になります」62話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
皇帝はクリスチャンに対しても冷たくて…!?
悪女、最強の錬金術師になります62話の注目ポイント&展開予想
クリスチャンの地位
クリスチャンの母親、皇后シエナは奴隷出身です。
そのことを理由にシエナは冷遇されていました。
その息子であるクリスチャンも同じように白い目を向けられ、奴隷の血が皇室に入るなんて…と嫌悪されてきたのです。
それでもクリスチャンは着実に自分の地位を高めていましたが、今、その長年の努力が一瞬で水の泡となりました。
悪女、最強の錬金術師になります62話のネタバレ
アンドレアの提案
民衆はイジョルデに罵声を浴びせ、石をぶつけました。
その様子を上から眺めていた皇帝は、うんざりした様子です。
卑しい者が集まっているのを見るのは虫唾が走ると吐き捨てたのでした。
クリスチャンは民に聞かれたらまずいと控えめに皇帝を諫めますが、皇帝はクリスチャンがイジョルデをすぐにサスガ国王の後妻にしなかったことを責め立てます。
皇室の借金を半分返せる絶好の機会が不意になったことに腹を立てていたのでした。
あの大金をどこで工面すれば良いのかと皇帝は頭を抱えます。
アンドレアとエバンジェリンが裁判長に声をかけました。
卿の裁判は外交的にも大事件で、トリベリアも黙認することはできないため、両国の和合のため、罪人イジョルデをトリベリアに引き渡してほしいと要請したのです。
イジョルデを生かしたままトリベリアに送るのは危険だと考えたクリスチャンは、すでに死刑宣告をされていることを理由に拒否します。
アンドレアはトリベリアでの死刑執行を約束し、同盟国であることを理由に釘を差しました。
クリスチャンは他にも理由をつけて拒否しようとしますが、皇帝が彼を止め、ニヤリと笑いながらアンドレアの提案を受け入れます。
ただし同盟国としての好意を見せてほしいという条件付きで、つまりは金銭の要求でした。
皇帝の暴挙
エバンジェリンはイラッとして、エバンジェリンが自分を〇そうとしたことを忘れているのかと指摘します。
罪人の処分を任せるだけでは足りないのかと皇帝は尋ね、そもそも大したことでもないと呟いたのです。
エバンジェリンにとっては信じがたい言葉でした。
自身の娘が国民を〇して聖女を名乗るよう指示した上、放火までして他国の王女を〇そうとしたというのに…。
さすがのクリスチャンも皇帝を止め、民衆の反発が大きくなるだけだと注意しました。
しかし皇帝は息子の頬を殴り飛ばし、恩知らずにも自分に楯突いたという理由でクリスチャンの廃位を決めます。
これ以上酷くなる前に収拾をつけようと、エバンジェリンが口を挟み、皇帝と話を進めました。
皇帝はエバンジェリンの話に承諾し、条件を整理します。
その後クリスチャンは廊下を歩きながら、どこから間違えたのかと歯を食いしばっていました。
大衆の前で皇女の罪を暴いて皇室の地位を高め、民衆がクリスチャンを崇めて新しい太陽だと称賛したところまでは計画通りです。
それなのに、一瞬で皇太子の地位を失ってしまいました。
母親が奴隷出身であることを理由に貶められた過去がクリスチャンの脳裏に過ぎって…!?
続きはピッコマで!
悪女、最強の錬金術師になります62話の感想&次回63話の考察予想
もう初っ端から皇帝の発言が酷すぎて、クリスチャンがマシに見えてくるレベルでした。
守るべき国民を卑しいと思っているあたり、皇帝として最低だと思います。
ただ借金の返す当てがないなら国民からの税金を引き上げればいいと考えそうなものですが、そうしないのは意外でした。
意外と暴君ではないのか、それともそれすら面倒とか別の理由があるのか…。
アンドレアと皇帝のやり取りを帝国民が見たら、もうトリベリアに移住したくなりそうです。
クリスチャンも性格が悪いですが、そうさせたのは皇室でした。
イジョルデもそうですが、どれだけ気の毒な生い立ちや理由があったとしても、悪事に手を染めたことには変わりありません。
62話まとめ
今回は漫画『悪女、最強の錬金術師になります』62話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
62話の内容をサクっとまとめると
- アンドレアは裁判長にイジョルデをトリベリアへ引き渡すよう要請し、クリスチャンが止めましたが皇帝は金銭と引き換えに承諾しました。
- 皇帝はエバンジェリンに対して暴言を吐き、発言を収めるよう伝えたクリスチャンを殴り飛ばして息子の廃位を決めます。
- その後クリスチャンは、自分の計画はどこから間違ったのかと自問しながら、過去の記憶とともに皇宮の廊下を歩いていました。