セイレン〜悪党と契約家族になった〜 ネタバレ20話【漫画】アリアの手当をするロイド

セイレン〜悪党と契約家族になった〜20話の注目ポイント＆展開予想

逃げる鳩、近付くジャガー

アリアは大公夫人から送られてきた花を鳩から受け取っていました。

手紙を書く気力さえないことが伝わってきます。

鳩を指に止めてその場に立ち尽くして考え事をしていたアリアでしたが、鳩はすぐに飛び去ってしまいました。

後ろから大きなジャガーが近づいていたのです。

セイレン〜悪党と契約家族になった〜20話のネタバレ

鳩が運んできた花

最近アリアには小さな趣味ができました。

庭園を歩くアリアはキョロキョロと上空を捜します。

一羽の白い鳩が何かを咥えて飛んできたのを見つけて、アリアは顔を輝かせました。

鳩はアリアが差し出した指に止まります。

今日は手紙だろうかと思ったアリアでしたが、鳩の嘴には花が数本挟まっていました。

やっぱり…とアリアは思います。

きっと大公夫人には、今手紙を書く気力さえないのだと察したのでした。

もうすぐまた限界が来るはずだとアリアは思います。

アリアが花を受け取ると、鳩は急いで飛び去っていきました。

急に逃げた鳩を不思議に思いながら、アリアは飛んでいく鳩を見送ります。

しかしその原因はすぐに分かりました。

いつの間にか後ろに、ジャガーを連れたロイドが立っていたのです。

ロイドはアリアを睨みつけ、また追い出そうとするのだろうかとアリアは思いました。

するとジャガーがのしのしと大きな身体でアリアに近付きます。

ロイドの髪色と同じだと思いながら、アリアはジャガーに手を伸ばしました。

アリアとジャガーの距離感

ジャガーはビクッとしたように顔を下げます。

オオカミたちと全然違う反応にアリアは戸惑いました。

先に寄ってきたのに避けられたらどうしたらいいのかと困っていたのです。

無言で手を動かすアリアと、わざわざその手の目の前まで行っているのに手を避けるように体を動かすジャガーを見て、いったい何をしているんだとロイドは呆れました。

自分が渡した公子の権力を一度も使っていないことを聞いたとロイドは口を開きます。

もう権限はないと語るロイドを、アリアはじっと見つめました。

生活する家も金も準備せずに追い出されたければ…とロイドはアリアを脅していますが、アリアはジャガーに触れようとしていました。

ロイドは慌てて止めに入り、アリアの手を払います。

痛みをぼんやりと感じつつ、アリアはいつの間にかロイドが自分の目の前に立っていることに驚きました。

どうして猛獣に触れるんだ、正気なのかとロイドは声を荒らげますが、アリアはきょとんとしています。

ロイドは頭を抱えつつアリアの手を取りました。

どうしてこんなに鈍感なのか、こうして誰にでも手を貸して良いのかとロイドはムスッとした顔で考えます。

手のかかる奴だとため息をつきつつ、ロイドは赤く腫れたアリアの手を丁寧に手当してくれて…！？

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セイレン〜悪党と契約家族になった〜20話の感想＆次回21話の考察予想

白い鳩を指に止めるアリアはとても絵になります！

鳩に別の花を贈って夫人に届けてあげたくなりますね。

これだけ動物と親しくなれるアリアなら伝書鳩もお手の物だと思います。

ジャガーの行動もちょっとよく分かりませんでしたが可愛かったです。

アリアと仲良くなりたかったのでしょうか…。

ロイドがアリアの手を払ったのは単純に危険だと思ったからかなと思います。

それにしても先日あんな森の妖精のような現場を見ているのにわざわざ止めて、しかもケガの手当までするなんて優しいですね。

20話まとめ

今回は漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』20話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

20話の内容をサクっとまとめると

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