
原作Kin先生、漫画Mingsung先生・Yong Doosik先生の作品・漫画「接近不可レディー」はピッコマで絶賛配信中です。
「接近不可レディー」11話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
アクシオンの登場!しかしヒリスは前世ですでに彼と会っていて…?
接近不可レディー11話の注目ポイント&展開予想
ベルゼット家当主
アクシオンは黒髪にブルーの瞳を持つ精悍な男性です。
ベルゼット家の当主と名乗り、ヒリスがイノアデンの人間で異能を使えることもすぐに察知しました。
ヒリスは彼のことを知っています。
前世でも、彼と言葉を交わしたことがあるからでした。
接近不可レディー11話のネタバレ
アクシオンがヒリスを引き留めて…?
少年を抱きかかえるヒリスに、その子をこっちに渡してもらいたいと男が告げました。
ヒリスは冷たい目で男を睨み返します。
この香りは間違いなくイノアデンのものだと男は顔を上げました。
もう世代交代が行われたのか、しかしリカルドではないと独り言のように呟きます。
ヒリスは答えません。
それよりこんなところにイノアデンの人間がいったい何の用だと男は尋ねました。
その子が何者なのか知っているのかとヒリスを問い詰めます。
少年は不安そうにヒリスの服を掴んでいました。
だったらどうするのかとヒリスは小さく笑います。
知らないわけがないだろうと思っていました。
少年の名はマゴ・カリキアです。
完全に失われたと思われているカリキア家の異能を唯一受け継ぐ者であり、いずれカリキアの王となる少年でした。
そもそもこの子が地下に閉じ込められて虐待されていたのも、異能によって生まれた宝石を闇市で売り払おうと欲に目がくらんだ愚か者たちのせいでした。
ヒリスの言葉に、男はそういうことなら話は早いと答えます。
自分はカリキア家からの依頼でその子を助けに来たのだとヒリスに告げ、だからその子を渡してほしいと頼みました。
どこの誰かもわからない相手に渡せると思うのかとヒリスは答えます。
男はすぐに名乗りました。
ベルゼット家当主、アクシオン・ベルゼット本人です。
これでも信用してもらえないかとヒリスに尋ねます。
ヒリスは動じませんでした。
前世と全く同じ状況に全く同じ提案だったからです。
アクシオンの申し出を断るヒリス
もちろん彼の正体も知っていました。
前世ではアクシオンの提案をヒリスは受け入れました。
しかし、この人生では彼の言葉を拒絶することにします。
その子に危害を加えるのが心配なら君も一緒にカリキアまで来てほしいと申し出ようとしたアクシオンの言葉をヒリスは遮りました。
悪いけどあなたと行動を共にする気はないと告げます。
そして自らの掌から光を放ちました。
パッと明るい光と爆発音が響き、アクシオンは瞬きました。
ヒリスの異能の力で花が咲き乱れ、ヒリス自身は宙に舞い上がっています。
待てと叫び、アクシオンは手を伸ばしました。
ご挨拶はまた改めてと小さく笑みを浮かべ、ヒリスは少年とともに姿を消しました。
その場には舞い散る花びらだけが残されます。
アクシオンは小さく笑いました。
花びらをギュッと握り、こちらもグズグズしていられないと呟くと、アクシオンは闇の中に姿を消します。
一方舞踏会に参加していたクリスティアンに、ディエゴが声を掛けました。
久しぶりだと挨拶を交わした後、この前イノアデンに行った時に挨拶しようと思ったのだがそれどころではなさそうだったことを皮肉交じりにクリスティアンが口にします。
ディエゴは、最近色々あってと苦笑いしながらクリスティアンの隣のソファーに腰を下ろしました。
用件は何なのかとクリスティアンはディエゴに尋ねます。
あの日以来来訪も断られ、クリスティアンの手紙には返事すら寄越していないからでした。
ディエゴは苦笑いを浮かべて謝罪します。
ガブリエルにとっては相当恥ずかしかったようで、当分外部の人間を屋敷に入れないよう頼まれたのだとディエゴは説明しました。
さらにディエゴはあの日の出来事の顛末をクリスティアンに説明します。
しかしそれはクリスティアンが見た事実とは全く異なる内容で…!?
続きはピッコマで!
接近不可レディー11話の感想&次回12話の考察予想
アクシオンは誠実そうに見えますが、ヒリスはアクシオンの申し出を断りました。
前世ではアクシオンの提案を呑んでいるにもかかわらず今回は断っているということは、前世で何かトラブルがあったのでしょうか?
マゴは自分を助けてくれた上に約束まで交わしてくれたヒリスのことを信頼しているように見えました。
アクシオンより先に到着してよかったと思います。
11話まとめ
今回は漫画『接近不可レディー』11話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
11話の内容をサクっとまとめると
- ヒリスが助け出したマゴ・カリキアは、カリキアの異能を唯一受け継げ、後にカリキアの王となる存在でした。
- ベルゼット家の当主であるアクシオンが、カリキアの依頼で彼の救出に来たためその子を渡してほしいとヒリスに頼みますが、ヒリスは断り姿を消します。
- 一方パーティー会場ではディエゴがクリスティアンにあの日の出来事を釈明していました。