真紅のカルマ ネタバレ94話【漫画】誰にも言えないターセルの本当の気持ち

真紅のカルマ94話の注目ポイント＆展開予想

ターセルやエルノンが使う意識伝達魔法がどのようなものなのか興味がわいたカシヤは、ターセルに意識伝達魔法を使ってもらいます。

それにより伝わってきた感情は、ターセルの初恋の記憶ですが、どうやらその相手がカシヤのようで…？

そしてその頃エルノンは、カシヤから受け取った公爵からの呪縛を解く術式を使って、やっと公爵の支配から解放されたのですが…！

真紅のカルマ94話のネタバレ

ターセルのかなわぬ思い

敵陣営に連れていかれたエルノンとの連絡手段であった、意識伝達魔法。

カシヤも使いたがっていたのですがカシヤには魔力がないので、代わりにターセルの心の中を伝えるために意識伝達魔法を使ってみることにしました。

カシヤに伝わってきたのは、ターセルが見た夢のことについてでした。

ターセルに優しく微笑み手を差し伸べるカシヤが出てきて、いとおしい表情でそのカシヤを見つめるターセル。

ターセルはカシヤのことを愛おしく思っているのですが、カシヤは感情豊かな人ではないので決して人に向けてそんなに優しい表情をするわけがなく、

毎回夢の中だと気づかされていたけれどそれはそれで幸せな夢だったよう。

しかしターセルは目の前の戦争に追われ、その気持ちを伝えることもできないし、夢の中のように手を取り合うような仲になることもできません。

夢の中でさえもそれ以上のことは起こらず、夢の中でもターセルの望みは叶わないのでした。

決して叶うことのない、ほろ苦く辛いは初恋だったのだよ、とターセルの心の中をカシヤ本人に見せたのでした。

その魔法を受けて、その記憶にもびっくりしましたが魔力を受けることは慣れていないカシヤなのでめまいを起こしてしまったようです。

今のはターセルの心の中なのかと確認しようとするカシヤですが、その質問については明確に答えず、この魔法がどれほど危険なものなのかよくわかったか、と優しい表情で話すターセル。

返答を濁されたので、今のことは触れてほしくないのかなとそれ以上は聞きませんでした。

ターセルの内にはカシヤに対して秘めた恋心があるのに、それを進展させようとはせず、

これからも我が軍の強い剣であってくれ、と自分の恋愛に対しての幸せよりも帝国の債権のことを優先として生きていくことを決めた様子のターセルでした。

公爵からの呪縛から解放される

その頃エルノンは、アーリスタス公爵にかけさせられた呪縛の解放術式を使っていました。

それはカシヤが奴隷交換の際にエルノンに渡してくれた、カシヤが慣れない魔法文字で書き写してくれた術式で、カシヤが苦労して手に入れたものです。

今まで胸のあたりに刻まれていた印も体から抜けていき、ついに幼いころからの悲願であった自由の身になれたエルノンでした。

もう公爵に痛めつけられる恐れもなく、自由に行動できるようになったエルノンは、術式を手に入れるのに協力してくれたカシヤへの恩返しのために、最初に公爵の部屋へ向かいました。

やっと自由が手に入ったエルノンは嬉しくて知らぬ間に涙が頬を伝っていました。

そんなことになっていることを知らない公爵は、金のことばかり考えていて、部屋で一人でたくさんの美しい宝石を眺めていました。

これから、今までずっと公爵一家に苦しめられていたエルノンの逆襲がはじまるのでした…。

真紅のカルマ94話の感想＆次回95話の考察予想

まさか、とは思っていましたがエルノンだけではなく、ターセルもカシヤのことが好きだったのですね…！

戦争などない世の中でしたらターセルもカシヤに告白したり、アタックしたりできたのでしょうが、

いまは個人の気持ちよりも帝国を背負っていく皇子であるターセルは、気持ちを伝えるだけでこの恋心を封印してしまうのでしょうか…。

カシヤのことを思っているときのターセルは、とても可愛らしい優しい表情をしていて、この顔を見ているともっと頑張ってほしいなと思ってしまいます。

自分の思いを抑えてまで帝国のことを、という自制心と帝国を思う気持ちがあるターセルに、絶対戦争に勝利してほしいと願います！

そしてエルノンもようやく公爵の呪縛から解放されましたね…！

カシヤへの恩返しもそうですが、いままで幼いころから公爵たちには痛めつけられてきただろうし、エルノンの傷づいた分をお返しして、またターセル軍に戻ってきてほしいと思いました。

94話まとめ

今回は漫画『真紅のカルマ』94話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

94話の内容をサクっとまとめると、

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