憑依者の特典ネタバレ9話【漫画】神との交渉、そしてギレッド伯爵令嬢ビアンカの興味

8月 11, 2022 8月 12, 2022

作家Grrr先生、作家IRINBI先生の作品・漫画「憑依者の特典」はピッコマで絶賛配信中です。

「憑依者の特典」9話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！

治療者（ヒーラー）となるためにクエストに取り掛かったアイレット。憑依神にひたすら本音でお祈りすると、どんどんと進行率が進み……！？

≫≫前話「憑依者の特典」8話はこちら

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憑依者の特典9話の注目ポイント＆展開予想

祈りは大事に……

アイレットは祈りを続けますが、あることを知ってしまいます。
それにより彼女はあることを望むのですが、それは思ったよりも大事になってしまい……。

憑依者の特典9話のネタバレ

祈り

1回目の祈りが完了しました。
しかしそれには気が付かずに伯父への愚痴を話し続けるアイレット。
憑依神の一部が反応するという特典がついて……。

何やら音がすると同時にアイレットの前に文字が現れます。
“世界を構築する言霊”からのようです。
部屋の敷金は憑依者生命保険の契約金に使ったから安心しろとのこと。

その後も音が鳴り続けます。
“世界を構築する言霊”がアイレットに強い関心を寄せていること、“試練の摩天楼建築家”がアイレットの祈りを既読無視したこと、“均衡を整える毒舌家”が祈りを見たものの今はそれどころではないこと。
山のような通知、しかしどこか馴染みのある内容。

アイレットはハッとしました。
この物語は、神共闘モノだったのです。
しかも更に通知は続きます。

アイレットの前世の従姉妹は一人暮らしを始めたものの、編入に失敗したこと。
伯父はある会社の株に大金を注ぎ込んで、結局損をしてショックで寝込んでいると。
更には伯母もその株を周囲に勧め、詐欺罪で訴えられているようです。

アイレットは教えてくれた神にお礼を言いました。
彼らが破滅の道を突き進んでることがわかっただけでも心が楽になります。
どうやら“世界を構築する言霊”はアイレットに親切で好意的な様子。

“世界を構築する言霊”は、アイレットが天寿を全うできずにこの世界へやってきたことに責任を感じているそうです。
憑依適格者の魂を抽出するシステムのバグにより、生きているものの魂も選別対象に含めてしまったと。
つまりアイレットはシステムのバグに◯されたということなのです！

怒るアイレットに“世界を構築する言霊”は恐れ慄き“あらゆる混乱を監視する瞳”を探していました。
しかし“あらゆる混乱を監視する瞳”は、きちんとリリース前のテストをしておけばこんなことは起こらなかったと激怒しています。
アイレットはそんな風に次々にくる通知を見て、神の世界もくたびれたサラリーマンと変わらない、と感じました。

以前の生活に戻せと言うつもりはありません。
しかしアイレットはバグのお詫びとしてクエストをスキップさせてもらえないかと提案しました。
しかしそういったシステムはまだ承認されておらず、将来的にできたとしても天文学的なキャッシュが必要になるようです。

ラスボスと戦えるようにものすごく強化するという提案もどうやらダメな様子。
しかし“世界を構築する言霊”が何かを決心しました。
強化してやる代わりに自分のためだけに祈りを捧げろと話すのです。

この世界の創造主なんだから当然、と答えるアイレット。
これで交渉は成立してしまったのです。
アイレットは“世界を構築する言霊”の最初の信者となり、セレントラ大陸に“世界を構築する言霊”の信仰が誕生したのでした。

スケールがヤバすぎないかと慌てるアイレット。
しかしこれで“世界を構築する言霊”の偏愛と寵愛が適用されます。
神聖力の究極スキルの威力が10レベルアップ、そしてハイレベルな神聖力を使用できるようになったのです。

喜ぶアイレットですが、どうやら神の世界では誰かが騒ぎ始めたり審査本部に報告したりと大事になっています。
どうなっているのかわかりません。
しかしアイレットは、真の信者にならなくては！と心を決めたのでした。