
原作hanryui先生、文SWE先生、作画COIN先生の作品・漫画「伝書鳥の王女様」はピッコマで絶賛配信中です。
「伝書鳥の王女様」30話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
第8王女の幻を見て、更に苦悩するバルハイル卿が川で頭を冷やしていると鳥の姿のゼルイネがロイモンドの国旗の色のリボンを持って飛んできます。
果たしてバルハイル卿は、どんな選択をするのか…
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伝書鳥の王女様30話の注目ポイント&展開予想
バルハイル卿は、王女の命か国のどちらかを選択しなければならない状況で、以前王宮の庭園の噴水で涙を流していた第8王女を思い出して、王女の望みは何であろうかと苦悩します。一方でゼルイネは、自分よりも国を選んでほしいと願うのですが、バルハイル卿に怒りをぶつけられてしまうのです。
そしてロイモンドを彷彿とさせる小さな鳥の姿のゼルイネにヒントを得たバルハイル卿は、両方とも諦めない選択をするのですが…
伝書鳥の王女様30話のネタバレ
バルハイル卿の思いとゼルイネの思い
バルハイル卿は、川辺で頭を冷やしながらゼルイネのことを思い出し、あの日噴水で流した涙の意味を考えます。ゼルイネの命かこの国の運命かの選択を迫られている今、ゼルイネの一番の望みは何なのだろうかと思いをはせ、川へ入って行くバルハイル卿は、涙を流すゼルイネの姿を思い出し、胸が痛くなるのでした。
そんなバルハイル卿の元へ伝書鳥の姿のゼルイネがロイモンドの国旗の色のリボンを持って飛んできます。リボンを見たバルハイル卿は、まだ決断できていないのでゼルイネに戻るように言いますが、ゼルイネは首を横に振りバルハイル卿の肩にバツ印を示します。
ゼルイネが何を言いたいのか考え込み、王女の代わりにロイモンドの勝利を望む様子を見て、バルハイル卿は怒りをあらわにし、第8王女を見捨ててロイモンドを選び何千何万の人々を救った後に起こる内戦の方が今より犠牲が少ないと思うなど馬鹿げていると怒りをぶつけます。
ゼルイネは自分自身がどんな思いで自分の命を繋いできたか、それをどんな思いで捨てると言っているのかバルハイル卿が何も分かっていないと腹立たしく思います。それでもロイモンドを選ぶべきだとバルハイル卿も分かっているはずで、バルハイル卿だけはゼルイネの気持ちが分かるはずと信じ、訴えかけるのでした。
そんな鳥の姿を見たバルハイル卿は、あの時と同じようにこの小さな鳥がロイモンドそのものである感覚を覚えます。そして空の目としてのゼルイネにヒントを得て、どちらも救う方法が分かったような気がするしてくるのでした。
第8王女もロイモンドも諦めないと決めたバルハイル卿
バルハイル卿は、騎士団長たちを兵舎に集めてロハナイムは戦線を退かず、第8王女も諦めないことを宣言します。騎士団長たちはどの様な方法があるのかざわつきますが、バルハイル卿は机の上に地図を広げて作戦の説明を始めました。
グラノル軍の援軍が到着するまで時間がかかるため、今の戦況はグラノル軍が不利な状況になり、そのため極秘にしていた第8王女の生存をロハナイムに伝え、中部戦闘の勢力図を塗り替えようとしたのだろうと説明します。そして現在まだ休戦協定を結んでおらず、第8王女をめぐって交渉中の状況です。
そんな状況下で民兵隊が攻撃した場合グラノル軍がどの様に反応するかを騎士団長たちに質問します。騎士団長たちは、グラノル軍が本当に第8王女を連れて入れば、王女を処刑するのではないか、そしてもし第8王女を連れていなければ煙幕作戦が通じなかったとして逃げ出すだろうと考えました。
グラノル軍が逃げ出しても追わず、第8王女がそこに居ないことを確認できればよく、もし王女の身柄を確保していたとしても民兵隊がロハナイムと関わりがあるか把握するまでは処刑はできないだろうし、その隙に第8王女を助け出そうとの考えにまとまりました。
騎士団長たちは、グラノル軍が攻撃されたら第8王女を他に移す可能性について考え、居場所を知らない自分たちに迅速な救助の難しさについてバルハイル卿に相談すると数か所で同時に奇襲をかける遊撃戦で第8王女ゼルイネを救助することになるのでした。
伝書鳥の王女様30話の感想&次回31話の考察予想
王族であるゼルイネの救助とロイモンドの勝利の間で苦悩するバルハイル卿とそんなバルハイル卿に自分の命よりロイモンドを選ぶように伝えようとするゼルイネに私も胸が痛くなりました。そして第8王女が涙を流す姿を思い出して胸が痛くなるバルハイル卿の思いが恋心であって欲しいと思ってしまいました。
バルハイル卿がどちらも諦めない選択をしたこの作戦が上手くいくのか、そしてゼルイネが助け出されるのか、次回、注目したいです。
30話まとめ
今回は漫画『伝書鳥の王女様』30話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
30話の内容をサクっとまとめると
- あの日噴水で涙を流していた第8王女を思い出して、王女の命と国の勝利の選択を迫られている状況で王女が一番望んでいることは何かと苦悩するバルハイル卿でした。
- 自分の命よりもロイモンドを選ぶようバルハイル卿に伝えようとするゼルイネに、バルハイル卿が怒りをぶつけます。
- 国と王女のどちらも諦めないと決めたバルハイル卿は、騎士団長たちに遊撃戦を行うことを説明しました。