原作リサベル先生、絵PINA先生、脚色Gomdal先生の作品・漫画「ダークヒーローの娘になる方法」はピッコマで絶賛配信中です。
「ダークヒーローの娘になる方法」26話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！
レティシアはリオンに時計塔の色を尋ねました。リオンは金色と答えます。レノック島にいた時は青色だといっていたのに…。
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ダークヒーローの娘になる方法26話の注目ポイント＆展開予想
ついに謎解き！
前回の後半から、徐々に謎解きが始まっていますが、まだレティシアが意味の分からない質問をリオンに投げかけるばかりで、肝心なことは話されていません。
レティシアが注目する時計塔の色にはどんな意味があるのでしょうか？
また、レティシアの頭の中に流れ込んできた誰かの記憶。
その記憶の中の映像を見てレティシアが感じた違和感の正体とは？
これらが今回一気に解決していきます。
ダークヒーローの娘になる方法26話のネタバレ
金色の時計塔と青色の時計塔
リオンはレティシアに、なぜ時計塔の色を、島では青と言い、今は金色と答えたのかと聞かれると、急にあわてだしました。
お酒を飲んでたから、間違えたのかな？と適当にごまかすリオン。
しかしレティシアは、青色も正しい色だから、間違えたわけではないと、謎の返答をします。
実は、駅の時計塔は特殊な塗料で塗られていて、昼は金色、夜は青色に見えるようになっているのです。
貧民街の子供は、時計塔を集合場所に使うのですが、「青色の時計台前で」というと、夜に集合するという意味になるのだと、レティシアは説明しました。
しかし、普通の人が青色の時計塔に近づくことはありません。
なぜなら、王国の最終列車は夕方の６時で、その後の駅の出入りが禁じられているから…。
貧民街の子供たちの秘密
駅前の広場を集会の場所として使うのは、貧民街の子供たちだけです。
それも犯罪に手を染めた子供たちがほとんどのはず。
レティシアはそんな夜の集会で、リオンを見かけたことがあると言い出しました。
レティシアはリオンに対して、貧民街の出身ですよね？と確認し、さらに、田舎出身といっていた意味との矛盾について問いただしました。
すると突然馬車のドアが開き、リオンそっくりの人物がレティシアを捕まえて、外に引き釣り出しました！
そして、その男はレティシアの首に短剣を当てて人質に取り、リオンにこっちに来るよう声を掛けました。
この時、レティシアはリオンが双子だと確信したのです。
レティシアがのぞいた誰かの記憶の中で、リオンが二人いる様に見えた違和感の答えはこれなのです。
本当にリオンは二人いたのですから。
カーレンの黒魔術
リオンそっくりの男は、リオンをこっちへわたせ！と叫んでいますが、カーレンは冷静に話します。
レティシアのどこに傷をつけるつもりだ？と。
そのセリフが終わる前には、カーレンの指先から黒い靄が放たれ、男を吹き飛ばしました。
もちろんレティシアは無傷です。
黒魔術を使ったカーレンはいとも簡単に男をとらえ、今にも殺そうとしています。
馬車の中のリオンは、慌てて「リディン！」と男に声を掛けました。
しかしリオンもまた、ジェイドに始末されそうになります。
そこでレティシアはあわてて二人を止め、双子の話を聞いてみたい！とお願いしました。
事件の真相へ
カーレンは、リオンとリディンの話に、興味はありませんでしたが、レティシアが必死に頼むので、聞き入れました。
二人を黒魔術の蛇で縛り上げると、落ち着いて話せる場所に移動します。
レティシアは落ち着いて二人を観察すると、片方の男だけ、服がびしょぬれでした。
カーレンは二人のうちの一人のさるぐつわだけを外し、事件について説明するよう命じます。
真相はあっけないものでした。
リオンがバラを取りに行くと、リディンと入れ替わり、入れ替わったリディンがアリバイを作りました。
リディンがレティシアたちと話している間に、リオンがパーシーを殺し、鏡で合図を送るといってリディンが席を立ち、再びリオンと入れ替わったのです。
パーシーをどうやって誘い出したかについても、エリーゼの遺品について話したいと言ったらすぐに呼び出しに応じたのだとか。
パーシーは生前エリーゼにいつも青いものをプレゼントしていたのです。
ここまで話した男は、さらに、パーシーがエリーゼにしたことを思えば、殺されたのは当然の結果だと、殺害動機についても語りだし…。
ダークヒーローの娘になる方法26話の感想＆次回27話の考察予想
前回予想していた通り、リオンが双子でちょっと拍子抜けです。
双子トリックだとすると、パーシーとジェックスが幼馴染だから気づいてしまうかなと思っていたのですが…。
その点は、リオンが貧民街出身ということで解決しそうですね。
おそらく、双子の片方はエリーゼの家に引き取られて、もう片方は貧民街で育った、といったところでしょうか？
そうなると、パーシー達と幼馴染だったのは、一人だけなので、彼らが双子だった事情を知らなくても納得です。
ただ、青年になったリオンがエリーゼとリディンの三人で戯れる記憶を、レティシアが見ているので、その辺りはどう説明するのでしょうか？
貧民街のリオンと引き取られたリオンが時々入れ替わったり、こっそり三人で会っていたというイメージでしょうか？
個人的には、時計塔の色が夜は青いということは、遠くから眺めてもわかりそうなので、貧民街の子供（夜に集会をする）しか、青い時計塔を知らない、というくだりが不自然な気がしました。
トリックについては、次回もまだ説明がありそうなので、その説明ですっきるすることに期待したいですね。
26話まとめ
今回は漫画『ダークヒーローの娘になる方法』26話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
26話の内容をサクっとまとめると
- 時計塔の色をきっかけに、リオンが貧民街出身だと言い当てるレティシア。
- 突然馬車の扉がこじ開けられ、レティシアはリオンそっくりの男に短剣を突きつけられる。
- カーレンの黒魔術でリオンと、リオンの双子の兄弟が取り押さえられ、徐々に事件の真相が語られる。
