
原作Han SeRam先生、漫画TOM先生の作品・漫画「皇妃様のシークレットレッスン」はピッコマで絶賛配信中です。
「皇妃様のシークレットレッスン」32話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
伊佐奈とルードヴィヒの演技の成果は…!?
皇妃様のシークレットレッスン32話の注目ポイント&展開予想
葛藤するラエフ
その夜、ラエフは皇宮の窓の外の縁に腰掛けて物思いに耽っていました。
自分はただマスターの身体を守るためにあの女についているだけで、本当の主人ではないこと、伊佐奈はマスターの皮をかぶった異世界の存在であることを自分に言い聞かせます。
ただそれだけだと何度言い聞かせても、ラエフの気持ちは沈んだままでした。
ふと目線を下げると、庭園にいる伊佐奈とルードヴィヒの姿が見えました。
侍女と騎士たちを引き連れて、寄り添って歩いています。
ルードヴィヒは伊佐奈の腰を抱いて、伊佐奈はそんなルードヴィヒに笑いかけていました。
ラエフは歯を食いしばります。
この気分は何なんだと自問しました。
どうしてこんなにイライラするのか、どうしてこんなに自分が嫉妬しているのか分からず頭を抱えます。
皇妃様のシークレットレッスン32話のネタバレ
上手く演技をする二人
ルードヴィヒと伊佐奈が互いの呼び名を決めてから長い時間が経ちました。
その間、朝から晩まで舞踏会を開き、一日中ルンと伊佐奈と呼び合って仲の良い恋人同士のふりをして寄り添って過ごしたのです。
その結果は目覚ましいものでした。
周囲から注がれる視線が一変したのです。
おふたりとも今日も輝いておられる、やはり噂は噂に過ぎないと貴族たちは口々に話していました。
お二人は生まれたときから赤い糸で結ばれていたのだと貴族たちは思ったのです。
それほどまでにルードヴィヒと伊佐奈はお似合いで、仲睦まじい恋人に見えたのでした。
伊佐奈はその様子を見て、うまく騙すことができているようだとルードヴィヒに囁きます。
そうだなと答えながらルードヴィヒは微笑み、伊佐奈とグラスを合わせました。
はじめはぎこちなかったのに日が経つにつれて上達したとルードヴィヒは伊佐奈を褒めます。
伊佐奈は謙遜して笑いかけました。
陛下には及ばないと答えて上品に微笑みます。
それでもパーティーはどれも楽勝だと伊佐奈は調子に乗っていました。
そう発言してからわずか8時間後、伊佐奈はもうだめと呟き、口から魂を飛ばしていたのです。
パーティーは楽勝なんじゃなかったのかとルードヴィヒが笑います。
ぐったりする伊佐奈
二人がいるのは寝室で、ルードヴィヒはバスローブ姿でソファーに腰掛けていました。
伊佐奈はベッドの上に大の字になっています。
明日もパーティーを開くなら皇宮を爆破してやる…と物騒な呪いの言葉を吐きながら、伊佐奈はげっそりしていました。
もう一ヶ月経つのよ?と嘆き、もう限界だと漏らします。
まだ一ヶ月も経っていないとルードヴィヒが冷静に突っ込みました。
伊佐奈は信じられない思いです。
もう三ヶ月は経ったかと思うほど長く感じていました。
ルードヴィヒは、自分は伊佐奈とともに過ごして楽しかったから残念だと告げます。
噂も落ち着いたところだから数日休むといいと伝えて伊佐奈を労いました。
伊佐奈は、明日は貴族のお嬢さまたちとのお茶会があると呟きます。
天井をぼんやりと見上げる目はとろんとしていました。
キャンセルしろとルードヴィヒはあっさり許可を出します。
書類に目を落としていたルードヴィヒは、それより前にそなたが教えてくれた簡易ろ過法が効果を見せているという報告が上がっていると伝えましたが、すでに伊佐奈は爆睡していました。
伊佐奈?と呼びかけると派手ないびきが返ってきます。
ルードヴィヒはソファーから立ち上がると、伊佐奈のもとへ歩み寄りました。
すやすやと眠っている伊佐奈を起こさないようそっと抱き上げます。
伊佐奈を見つめるルードヴィヒの目を優しく、口元には笑みが浮かんでいました。
しかしすぐにその目は鋭い眼光を放って扉の外へ向けられます。
そこにいたのは…?
続きはピッコマで!
皇妃様のシークレットレッスン32話の感想&次回33話の考察予想
ルードヴィヒと伊佐奈はとってもお似合いです!
元々並んでいる姿が美しく映えるので、お互いに微笑んで寄り添っていたらそりゃもう絵になりますよね。
ルードヴィヒが意外と甲斐甲斐しく伊佐奈の世話を焼いてくれているので優しさを感じます。
ラエフは伊佐奈が好きだと自覚したのでしょうか。
前からそんな気配はありましたが、嫉妬だと自覚していることが意外でした!
32話まとめ
今回は漫画『皇妃様のシークレットレッスン』32話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
32話の内容をサクっとまとめると、
- ラエフはイライラする自分の感情が嫉妬だと気付き、苦しんでいました。
- 伊佐奈とルードヴィヒの演技は上手くはまり、貴族たちはみんな二人が愛し合う恋人同士だと信じ込んでいるようです。
- 連日のパーティーに疲れて、話している途中に寝落ちしてしまった伊佐奈をルードヴィヒが優しく抱き上げました。