原作SAHA先生、漫画Sturgeon先生・BAEK JI₋YEONの作品・漫画「私を食べないで」はピッコマで絶賛配信中です。
「私を食べないで」38話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
エルタがヒルカンとの話を終えて彼の部屋から出た途端、メイドから声をかけられました。
家庭教師のカイラ夫人が待っていると・・・。
私を食べないで38話の注目ポイント&展開予想
復讐をしたいエルタと彼女を見下すカイラ夫人の一騎打ちになりました。
カイラ夫人は自分が主催する集まりの招待状をエルタに渡し、エルタも参加すると返事をしました。
帰り際、エルタのことを見下していたカイラ夫人は、エルタの公爵夫人としての立場を目の当たりにし、エルタに嫉妬してしまいます。
私を食べないで38話のネタバレ
同情する立場
カイラ夫人はエルタ・アズレイのことを知っていました。
カイラ夫人の夫の商会で働いていたエルタがトラブルに巻き込まれたのを見ていたからです。
彼女はエルタを助けることはしませんでした。
同情の言葉を口にするだけで、実際は優越感に浸っていたからです。
貧しいエルタを見て、自分は惨めではない、上流階級の人間で本当に良かったと思っていたのです。
しかし、エルタはカルノア公爵と結婚してしまいました。
自分より下の存在のエルタに、上から同情していたカイラ夫人は、彼女より劣っている現実を認められませんでした。
どうしてもエルタを絶望させたかったのです。
家庭教師
エルタは応接室で待つカイラ夫人の元へ行き、彼女をお茶と菓子でもてなしました。
エルタはマゼリーン伯爵夫人の代わりに弟妹の教育をしてくれたお礼をし、カイラ夫人も良い機会をもらったことにお礼をしました。
エルタはそれを聞き、明日からは来なくていいとカイラ夫人に告げました。
自分に不満があるのかとカイラ夫人は尋ねますが、エルタは当たり障りのないよう、弟妹を休ませるためだと説明しました。
カイラ夫人はそれを承諾し、それから思いついたようにエルタを自身が主催する集まりに招待しました。
招待状を受け取りながらエルタは参加の意思を伝えます。
快諾するエルタにカイラ夫人は驚きますが、エルタは弟妹の師匠であり『恩人』からの招待だからと、今までのにこやかな表情から一転し、鋭い目つきで返事をします。
さらに、エルタは早々に話を切り上げ、カイラ夫人を見送るため席を立ちました。
二人が外へ出ようと歩いていると、階下に使用人たちが集まり、エルタを待っていました。
使用人たちの謝罪
まず執事が謝罪を口にしました。
シャルルとエダンの世話を怠っていたことについての謝罪でした。
使用人たちは頭を下げ、続けて膝をついてエルタに許しを請います。
これはエルタが使用人たちに下した処罰の内容でした。
このように公爵夫人として明確な立場をカイラ夫人に見せつけることは、彼女への単純な警戒になるはずだろうと考えたのです。
エルタが貧民街の出身だとしても、今はカイラ夫人より立場が上であることを見せつけることができました。
カイラ夫人は唇を噛んでその様子を見ていましたが、気をとりなおしてエルタにこれは何なのだと尋ねました。
エルタはカイラ夫人には関係ないことで、使用人教育の一環だと説明しました。
カイラ夫人はその返答に苛立ち、派手に靴音を鳴らしながらカルノア公爵邸をあとにします。
屋敷に戻ったカイラ夫人は手当たりしだいに物を投げ、壊していました。
その様子に彼女の屋敷の使用人たちは震えながら頭を下げています。
怒りが収まらないカイラ夫人は、社交界の恐ろしさをエルタに思い知らせようと決意するのでした。
私を食べないで38話の感想&次回39話の考察予想
終始、カイラ夫人の性格の悪さが書かれた回でした。
女性の嫌な部分を詰め込んだ女性という感じです、カイラ夫人。
エルタはカイラ夫人の夫の商会で事務として働いていたのですが、客から痴漢され、痴漢の手を叩いたことを怒られていたのです。
その様子を見ていたのに、何もせず、口先だけ同情して内心笑っていたのがカイラ夫人です!
夫の商会で!
しかもエルタの予想通り、エルタ達が貧民街出身だから見下していたんです!
エルタが浄化者であることや、ザヒドが魔術師であることを知らないだろうから、彼女の価値を知らないわけですが、それでも自分がエルタより劣っているはずがないと思うのが不思議です。
次話は集まりに参加する話になるのでしょうか、それとも弟妹のフォローになるのでしょうか、気になります。
38話まとめ
今回は漫画『私を食べないで』38話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
38話の内容をサクっとまとめると
- カイラ夫人は性格が悪い。
- エルタは弟妹のためになら腹黒くなる。
- 使用人一同はカルノア公爵家の女主人にひざまづく。