皇妃様のシークレットレッスン ネタバレ83話【漫画】伊佐奈に執着し続けるマルシェル

皇妃様のシークレットレッスン83話の注目ポイント＆展開予想

バルボサ公爵家

バルボサ公爵家には三人の子どもがいます。

次期公爵となるなら、その中ではメルリナが一番マシだと伊佐奈は考えていました。

末っ子マルシェルは論外です。

そのマルシェルは、イサナへの執着をこじらせていました。

皇妃様のシークレットレッスン83話のネタバレ

マルシェルの妄執！

マルシェル・ル・バルボサは、バルボサ公爵家の末っ子です。

世間知らずのマルシェルの頭にあるのはただ一つでした。

イサナ皇后への執着、ただそれだけです。

マルシェルの部屋の壁は、伊佐奈の肖像画で埋め尽くされていました。

マルシェルは肖像画の伊佐奈に語りかけ、その美しさに見惚れます。

そして自分の指にはめられた指輪を見つめました。

もっと早くこの指輪を渡せばよかったと呟きます。

絶対に伊佐奈に似合うはずだと思ったのです。

君との思い出は全部大事にしまってあるんだと、ここにはいない伊佐奈に語りかけました。

そっと小箱を開けながら、君は知らないだろうけど…と呟きます。

そこでマルシェルはハッといいことを思いつきました。

自分の気持ちは変わっていないということを伝えに行こうと考えたのです。

そうすればルードヴィヒとケンカした時、きっと自分のことを思い出すはずだと思い、マルシェルは目を輝かせました。

その結果、招待されてもいないパーティーに忍び込んで捕まってしまったのです。

その後マルシェルは家門の恥だとして小部屋に閉じ込められました。

しかしそれでも、マルシェルの伊佐奈への執着は日に日に勢いを増すばかりでした。

暇さえあれば伊佐奈の名前と自分の名前、そしてハートを書き綴る日々です。

父はいつまでマルシェルを閉じ込めておくつもりなのかとメルリナは心配していましたが、マルシェルの兄は弟に呆れ果てていました。

自分ならあんな恥さらしはすぐに戦場に送る、この屋敷で暮らせているだけありがたいと思えと吐き捨てます。

今までは二人で結託して女の自分を除け者にしていたくせにと思い、メルリナはドレスを握り締めました。

そうして誰の目にも触れることなく、マルシェルはずっと放置されていたのです。

薄暗い小部屋の中で、マルシェルは一人床に寝転がってぶつぶつと呟いていました。

3位なら大丈夫だと自分に言い聞かせていたのです。

3位までは必ず表彰されるから、3位までは特別だとマルシェルは考えていました。

ルードヴィヒとラエフの次は自分で、伊佐奈にとって3番目の男は自分に決まっているとマルシェルは言い聞かせるように唱え続けます。

その目は虚ろでした。

やがて限界が来るまで、その日々は繰り返されたのです。

伊佐奈は次の作戦へ！

ラエフは白い狼の姿で、庭園を歩く伊佐奈の隣を歩きました。

いつまで公爵を放っておくつもりだと伊佐奈に問いかけます。

日に日にエスカレートしている彼の行動は見過ごせませんでした。

心配しなくても行動に移すタイミングは決めてあると伊佐奈は答えます。

ルンの我慢が限界に達して、私を抱えて散歩し始めたら作戦開始の時だと伊佐奈は微笑みました。

今日がその日になりそうだとぼやきながら、ルードヴィヒが後ろから伊佐奈をギュッと抱き締めます。

ルードヴィヒはさっさと伊佐奈を抱き上げました。

伊佐奈はラエフに聞いたでしょうと叫び、今日から次の作戦に入ると告げます。

ラエフは何とも言えない思いで二人を見送ると、パッと人間の姿に戻りました。

独り言を呟くラエフの足元に、双子が駆け寄ってきます。

ラエフ！と呼びかけられてラエフはその場に屈み、どうしたのかと問いかけました。

これ見て！と笑いかけながら、ロナとルナが持っていたスケッチブックをラエフに差し出します。

そこに描かれていたのは…？

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皇妃様のシークレットレッスン83話の感想＆次回84話の考察予想

マルシェル…一言で表すとしたら気持ち悪い男ですね！

誰も正そうとしないのかと思いますが、もはや末期のようです。

手がつけられないのかもしれません…。

3番目でもいいなんて思っているようですが、伊佐奈へ害を及ぼしそうで心配です。

伊佐奈と関わっているメルリナは、どんな思いで弟を見ているのでしょうか？

83話まとめ

今回は漫画『皇妃様のシークレットレッスン』83話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

83話の内容をサクっとまとめると

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