
原作Oaen先生、漫画Aloha先生の作品・漫画「シスコン夫と離婚します!」はピッコマで絶賛配信中です。
「シスコン夫と離婚します!」44話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
~サムエルはウォリス家の人間だから借金を返済する義務はあると言いますが、イーデルはカシウスを出てからまだ家門に戻る旨を申請していなかったのです。事実、イーデルはまだどこにも属していないようで…~
シスコン夫と離婚します!44話の注目ポイント&展開予想
イーデルに借金を返済する義務があるとしたいサムエル
ウォリス家の人間である以上、借金も背負う義務があると主張するサムエル。
イーデルは自分はまだどこにも属していないことを伝えると、信じられないサムエルは調べてくると出て行ってしまいます。
そんなサムエルが帰ってきたのは夕暮れ時。
先程との態度と180度違うサムエルは、イーデルに取引を持ち掛けます。
シスコン夫と離婚します!44話のネタバレ
ウォリス家の人間である義務?
サムエルは勝ち誇った顔で、例えイーデルが国外に逃げても家族の縁は死んでも切れないと言ってのけます。
自分がギャンブルで作ってしまった借金を代わりに返すように強要するのです。
しかし、イーデルはそんなサムエルの主張に鼻で笑います。
イーデルはハッキリと自分で作った借金は自分で返すようにと言い返したのです。
サムエルは自分が借金を返せなければ親に返済義務が行き、親も返せなければイーデルに行くと言います。
結婚した時の婚礼品と持参金名目で受け取ったアンダラーの廃鉱山の話を持ち出し、ウォリス家の人間である以上借金も一緒に背負う義務があると言うのです。
サムエルの発言に、イーデルは自分はもうウォリス家門の人間ではないとハッキリと伝えたのでした。
イーデルの言葉を信じられないサムエルは、調べてくると出ていきます
離婚してカシウスを出たイーデルですが、実はまだ戸籍を本来の家門に戻す申請をしていなかったのです。
帝国法では、離婚した妻は直ちに結婚前の姓に戻るが、籍は正式に申請をして家門の合意がなければできません。
それを逆手に取り、イーデル自体は今どこにも属していないのです。
それを聞き、サムエルは騙されるかと顔を真っ赤にし、全部調べてくると走って部屋を出て行ってしまいました。
その後を慌てて追うウォリス伯爵。
ウォリス伯爵夫人はイーデルと一対一で向き合います。
彼女はイーデルにもう一度だけサムエルを助けてくれないかと懇願したのです。
イーデルはその願いを突っぱねて、スッとシャーロンの弁護士事務所の名刺を差し出します。
離婚をすすめるイーデルでしたが、伯爵夫人はそれを突っぱねたのでした。
サムエルが言い出したとんでもないこととは…
丸1日かけて、サムエルは情報収集をしたようで、彼が帰ってきたのは夕暮れ時でした。
サムエルたちがいる部屋の扉を開けたイーデルは、さっきの態度とは全く違うごますりするかのような態度のサムエルに出迎えられます。
イーデルの言うことが正しかったと知ったサムエルは、婚礼品と持参金は返さなくていいから借金を返すように取引したのです。
しかし、今のイーデルは慰謝料も受け取っていないので、そんなお金を持っていないと言います。
頭を抱えたサムエルはとんでもないことを言い出して…!
シスコン夫と離婚します!44話の感想&次回45話の考察予想
確かに財産を受け取ったのなら借金も支払う義務があるというサムエルの主張は正しいのかもしれません。
それでも借金をこさえた張本人が、イーデルに返済してもらうことを当然だと思っているのは正しくないですよね。
そういう風に育ててしまった伯爵夫妻に全責任はあります。
イーデルがどれだけウォリス家で軽んじられていたのか、本当によく分かってしまいますね。
イーデルは搾取子でサムエルは愛玩子だったという訳です。
それにしても、伯爵夫人がイーデルにもう一度だけ助けてやってほしいと懇願した時、伯爵夫人はサムエルを幼い子と言っていました。
ギャンブルもできるような年なのに、幼い子?ととても気持ち悪く感じてしまいましたね。
つくづくこのウォリス家はイーデルにとって毒にしかならないなと思います。
早く縁を切れたらいいのですが、イーデルに策はあるのでしょうか。
43話まとめ
今回は漫画『シスコン夫と離婚します!』44話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
43話の内容をサクっとまとめると
- ウォリス家の人間である以上、借金を背負う義務があると主張するサムエルたち
- イーデルは今自分はまだカシウスにもウォリスにも属していないと、帝国法についてサムエルに教えた
- 納得のいかないサムエルは自ら調べてくると走って出ていった
- サムエルたちがいなくなった後、イーデルは伯爵夫人に離婚をすすめたが、伯爵夫人は拒んだ
- 戻ってきたサムエルはイーデルの言葉が嘘ではないと知り、取引を持ち掛けた