原作SAHA先生、漫画Sturgeon先生・BAEK JI₋YEONの作品・漫画「私を食べないで」はピッコマで絶賛配信中です。
「私を食べないで」35話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
エルタとザヒドは首都へ戻り、皇帝陛下との謁見を果たしました。
ザヒドの態度が気に食わなかった皇帝はザヒドのみ呼び出し、エルタが一人になりました。
一人になったエルタの元に皇太子殿下が現れ・・・。
私を食べないで35話の注目ポイント&展開予想
皇帝との謁見と皇太子との会話を終え、早々に皇宮から帰ることにしたエルタとザヒド。
エルタは久しぶりの公爵邸でシャルルとエダンとの再会を果たしました。
しかし、いきなり二人が涙をこぼし始めます。
私を食べないで35話のネタバレ
皇太子との会話
口にしていたお茶を置いたエルタは考えました。
自分との距離を詰めようとしている皇太子へシオン殿下は水の魔術師で、繋がりを断たなければ、いずれは役に立つだろうと。
打算したエルタは皇太子に黒い笑みで微笑みます。
皇太子はエルタの微笑みに見とれました。
そして、自分も笑みを返し、笑顔の方が良いですね、とエルタに告げました。
エルタはお礼を口にします。
すると、皇帝陛下との話を終えたザヒドが部屋に入ってきました。
ザヒドは久しぶりに会う皇太子に挨拶をし、エルタは目線を下に下げ、皇太子はにこやかさから一転し表情を無くしました。
ザヒドはそんな皇太子の態度を物ともせず、長旅で疲れているからと場を辞する旨を口にします。
皇太子は何を考えているかわからない表情でその旨を了承します。
退室するエルタが皇太子に目をやると、閉まる扉の間から自分を見つめる皇太子と目が合うのでした。
弟妹との再会
皇室から公爵邸へ戻ったエルタは真っ先にシャルルとエダンに声をかけました。
シャルルとエダンは勢いよく走って来てエルタに抱きつきます。
エルタは弟妹に、誰かからいじめられなかったか問いかけました。
シャルルは姉を心配させないように、大丈夫だと口にしますが、姉と会えた安心からかエダンとともに涙をボロボロと流し始めます。
普段と異なる弟妹の様子に、エルタはシャルルの身体を調べ始めました。
シャルルの脚に打たれたような跡があります。
エルタは二人を抱きしめ、謝りました。
二人に苦労をさせないと誓ったのに守れなかったからです。
エダンの心
謝罪を口にするエルタに抱きしめられながら、エダンは震えていました。
エダンはエルタが謝る理由がわからなかったからです。
もっと言うと、姉ではなく自分が謝るべきだと考えていたからです。
エダンは家庭教師から罰されていました。
家庭教師は、エルタに代わって自分が完璧に矯正するために仕方ないのだと言わんばかりの態度です。
エダンはそんな様子の家庭教師を前に口ごもります。
口ごもったエダンを見て、家庭教師がさらに罰しようとします。
そんなエダンをシャルルがかばい、エダンの代わりに罰を受けます。
エダンは自分が不甲斐なくて涙が溢れ、止まりません。
エダンは自分にできることが何もなく、それなのにエルタとシャルルからの愛を享受しようとし、二人がいないと生きていくことができない、そんな風に考える自分にうんざりします。
そんなエダンに黒い影が忍び寄り、二人もそう考えているかな?と囁きました。
どこから夢だったのか、エダンは泣きながら飛び起き、一人謝り続けるのでした。
私を食べないで35話の感想&次回36話の考察予想
皇太子がエルタの微笑みに見とれていました。
好意を口にしたことはありませんが、顔にかなり出ていたと思います。
また、別れ際の彼の視線は何か考えているのか、獲物を見つめるような視線に感じました。
そして、久しぶりの兄妹の再会になりましたが、常にザヒドに守られているエルタと違い、弟妹は酷い目にあっているようです。
シャルルは気丈にも酷い目に合ったことを隠そうとしましたが、エルタにはお見通しでしたね。
ボロボロと泣くシーンが多くて、こちらも胸が痛くなりました。
エダンの態度は、エルタが悲しむのは嫌だから、と努力していたのに結局エルタから謝られていることが彼には衝撃だったのでしょう・・・。
家庭教師もなんだかエルタを見下したような態度に見えてイライラしますし、早くザヒドになんとかして欲しいものです。
35話まとめ
今回は漫画『私を食べないで』35話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
35話の内容をサクっとまとめると
- ザヒドと皇太子は相容れない関係。
- シャルルとエダンへの厳しすぎる教育環境。
- エダンに忍び寄る黒い影・・・?