
原作Bae Hee Jin先生、漫画Taehan先生の作品・漫画「余命わずかなヒロインの妹になりました」はピッコマで絶賛配信中です。
「余命わずかなヒロインの妹になりました」52話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
回帰前と同じようにイリヤーをおびき出したリンゼルは…!?
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余命わずかなヒロインの妹になりました52話の注目ポイント&展開予想
イリヤーの優しさ
回帰前と同じように時間を進めながら、回帰前には知らなかった情報を説明するのは難しいことでした。
それでもリンゼルはリッケと協力しつつ、上手く話を進めていきます。
何より有り難かったのは、イリヤーが比較的すぐにリンゼルの話を信じてくれたことでした。
ミラーという共通の敵がいたからかもしれませんが、リンゼルはイリヤーの優しさにホッとします。
余命わずかなヒロインの妹になりました52話のネタバレ
イリヤーを説得
リンゼルは回帰前と同じように花園へ侵入し、イリヤーを挑発しました。
無事に進んでいることにガッツポーズをするリンゼルに、回帰していないレノックスは不審げな目を向けます。
実際に血を吐くのは無理そうなのでリッケに手伝ってもらうことにして、イリヤーが駆けつけてきたのを見てリンゼルは咳き込みました。
偽の血を吐く真似をしてハンカチを手にするリンゼル。
リッケには、吐血して倒れるふりをしたら大げさに振る舞うよう指示しています。
しかしリッケは緊張のせいかとんでもない大根芝居っぷりでリンゼルは途方に暮れました。
しかし結果オーライで、リンゼルは憤るイリヤーの手を掴み、彼の花園で騒ぎを起こしたことを謝ります。
そして今自分たちを助けられるのは彼だけなのだとまっすぐ伝えたのでした。
イリヤーは戸惑いながらも心動かされます。
双子の計画を実行するにはレノックスとイリヤーの協力が必要なので、場所を移した後にリンゼルが回帰前に得た情報を簡単に説明しました。
ミラーの目的を詳細に知っていることについてレノックスは疑っていましたが、自分は信じるとイリヤーが伝えます。
ミラーを胡散臭く思う人は少ないし、何となくリンゼルのことは信用してもいい気がするからと告げたのでした。
リンゼルは感動し、やっぱりお友達になる運命なのかと目を輝かせ、イリヤーは目をそらします。
ピンクのバラ
リッケはおそるおそる口を挟み、彼の花園にあるピンクのバラを少し分けてもらえないかと頼みました。
首を傾げるイリヤーに、リンゼルは自分たちの病を治すことができる妙薬があのバラらしいと説明します。
イリヤーは驚いて立ち上がり、早く言えと叫びました。
大事にしている花なのに良いのかと戸惑うリンゼルに、いくら大事にしていても人の命より大事なわけがないとイリヤーは反論します。
あれはメルシーから気分転換にと勧められたバラだそうで、一生懸命育てたバラでした。
自分の努力で育った花が人の役に立てるなんて予想外だったから…とイリヤーは涙ぐみます。
メルシーはここにはいませんが、メルシーはイリヤーに対しては優しいとリンゼルは改めて思いました。
とにかくミラーの件に関しても協力するとイリヤーは約束します。
彼のせいでヘルナンまで不幸にされるのは心外でした。
結局今回も手伝ってくれるイリヤーの情け深さに感謝して、リンゼルはお礼を伝えます。
一方その頃ヘルナンは…!?
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余命わずかなヒロインの妹になりました52話の感想&次回53話の考察予想
リッケの演技のダメダメっぷりは意外でちょっと笑ってしまいました。
大事な時になんてことをしてくれるのやら…。
でも結果的にイリヤーをとりあえず引きずり出すことができたので良かったと思います。
話を聞いてすぐに協力を決意してくれたのはイリヤーが優しいからということもありますが、リンゼルの努力のおかげでもあるのではないでしょうか。
これまでリンゼルが毎日のように病弱な体に鞭打って塔の上まで来てくれていたからこそ、イリヤーの心をほぐす一因になったのだと思います。
自分が育てたバラが人の役に立つということに感動できるイリヤーの心の綺麗さが素敵でした。
ずっと引きこもって人と接することがなかったからこそ、誰かの役に立てるという喜びを感じたのが久しぶりだったのだと思います。
52話まとめ
今回は漫画『余命わずかなヒロインの妹になりました』52話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
52話の内容をサクっとまとめると
- リンゼルは以前と同じ展開にするため、血糊を仕込んでリッケに援護を頼んでいましたが、リッケの大根役者ぶりに動揺します。
- リンゼルはイリヤーとレノックスに回帰前に得た情報を伝えて強力を得ようと説得し、レノックスは不審げだったもののイリヤーは信じてくれました。
- リッケが妙薬のピンクのバラを欲しいと頼むと、イリヤーは急いでバラを分けようとしてくれて、リンゼルは彼の優しさを実感しながら感謝します。