原作Lemon Frog先生、漫画Rada先生の作品・漫画「真紅のカルマ」はピッコマで絶賛配信中です。
「真紅のカルマ」60話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
やはりルークに会ってから更にセイジが何故自分の命を奪ったのかガキになってしまうカシヤ。
身体も回復していき、カシヤの分隊たちの訓練も再開します。
分隊員たちと訓練をしていると、これが「楽しい」という感情か、と楽しいという感情についてわかってきたカシヤです。
真紅のカルマ60話の注目ポイント&展開予想
クロンとの会話でた楽しいとか幸せという気持ちについて考えたカシヤ。
分隊員たちと訓練しているときに「楽しい」という気持ちになり、この気持ちを守りたいと強く思います。
この感情を守るために、ターセルに提案をしに行くのですが…。
真紅のカルマ60話のネタバレ
やはりセイジのことが気になる
クロンが作ってくれたご飯を一緒に食べて楽しい時を過ごしていたカシヤでしたが、
エルノンにはマナを教えてもらったり旅の道中よくしてもらったりしたのに、結果裏切ってしまった形になり申し訳ない気持ちになります。
そしてルークに会って思い出した、ルークと瓜二つのセイジが何故自分の命を奪ったのかが未だに理由がわからず悩んでいました。
この世界のクロンと同様、セイジとカシヤはキャンプXを生き抜いた唯一の家族のような尊大で、お互いに歪んだ愛情を持っていたので恐らくカシヤに銃を向けたのも後悔しているのだろうと考えます。
セイジに妙な絆を感じていたカシヤは、ルークがセイジでなくて安心する一方、やはりこの世界で独りぼっちかと悲しく思う気持ちもあり複雑な心境です。
またルークと出会う事がありそうな予感がするカシヤでした。
ターセル陣営の不安と期待
カシヤから、ケイレン軍がエルノンを連れてこちらに攻めてきていることを知ったターセル軍は、会議でも兵士が足りない、
魔法使いがいないからエルノンに対抗できないなど不安要素が多く、バタバタと焦りの見える状況です。
そんな落ち着かない状況の中、会議後カシヤのもとにターセルが立ち寄るのですが、カシヤは最初はマナも使えなかったのに、物凄い速度でマナも取得し、力をつけています。
そんなカシヤの髪をかき上げ、カシヤのことを優しい笑みで見つめるターセルでした。
ターセルがもっと寝たら起きたとき少しは体が楽になっているだろうと話すと朝カシヤが起きるとその通り、大分体が軽くなっており、訓練ができるほどにまで回復していました。
訓練しているカシヤに続くように、分隊員たちもカシヤと訓練を始めます。
「楽しい」という感情
相変わらず魔女のように恐ろしい厳しさで指導するカシヤですが、不満を言いながらもカシヤの回復を喜ぶ分隊員たちなのでした。
今までは分隊員たちが使えないとか、お前はまだましとか、足手まといとかという感情ばかりでしたが、
カシヤの命令通り頑張って訓練についてくる分隊員を見て、ようやく分隊員との訓練も「楽しい」と感じるようになってきたカシヤです。
昨夜クロンに「幸せ」と「楽しい」の違いが判らず聞いていたカシヤでしたが、自分なりに楽しいとか幸せという感情がカシヤにもわかってきたようです。
そしてこの楽しさを守っていくためにも何をしたらいいのかもわかってきた様子です。
この楽しい気持ちを守るため、カシヤはターセルのもとへ向かうのでした…。
真紅のカルマ60話の感想&次回61話の考察予想
いままで感情があまりなく、理解ができなかったカシヤですが、いろんな経験をする中で人との関わり方、楽しいなどポジティブな感情がわかるようになったのはすごい成長ですよね!
カシヤにとって守りたい大切な存在が増えてきたこともこの変化を起こす原因にもなったかと思います。
分隊員たちとの絆や信頼関係もできてきたようなので、もっと訓練していけばすごく強い分隊になり、この戦争の功労者になりそうな気がします。
カシヤがセイジに対して持っている感情は歪んでいて負の要素が多い関係性なのかと思いますが、今のカシヤを見ていると、そのセイジとの前世での関係性を考え直すためにこの世界に転生したのかな、と思いました。
お互い落としあったり痛み分けをするとかというマイナスな繋がりではなく、この世界で出会った人たちのようにお互い心配したり気遣いあったりして一緒に高めあっていけるような関係がもっと広がっていけばいいなと思います。
今後もカシヤの心境や考え方の変化に注目していきたいと思います。
60話まとめ
今回は漫画『真紅のカルマ』60話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
60話の内容をサクっとまとめると、
- カシヤと歪んだ関係であるセイジのことを思い出し、やはりこの世界に独りぼっちかと寂しい気持ちになるカシヤ。
- エルノンを連れてケイレン軍が攻めてくることで、混乱するターセル陣営です。
- カシヤが「楽しい」という感情を理解できるようになりました。