
原作Suncy先生、漫画Kim Jiho先生、文Furik先生の作品・漫画「悪女の娘に生まれた」はピッコマで絶賛配信中です。
「悪女の娘に生まれた」82話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ダプネーが見た幻想は…?
悪女の娘に生まれた82話の注目ポイント&展開予想
ダンジョンに入って
予定通りマリアを連れてダンジョンに向かったダプネーたち一行。
なぜかカストルも来たことをダプネーは不審に思いましたが、ひとまず外でモンスターの駆除をしてもらうことにします。
中へ入ると、どうも普通のダンジョンではないようでした。
いるはずのモンスターが一匹もいない上、不思議な扉が出現したのです。
悪女の娘に生まれた82話のネタバレ
カストルの苦悩
ダンジョンへ出発する前、カストルはマリアに危険だから自分が代わりに行くと伝えていました。
マリアは断りますが、カストルは父親から強く言われていたのです。
カストルも自分の人生を歩めと告げるマリアに、カストルはなおさら自分が行くべきだと呟きます。
今まで姉の幸せのためだけに生きてきたのに…と恨み言のような呟きにマリアは戸惑い、振り返りました。
カストルは涙を浮かべて、両親が自分の心配はせずマリアの心配をしていることを訴えて駆け出します。
父が自分より姉のことをずっと大切にしていて、母の日記にもそう書いてあったとカストルは思い出しました。
その後ダンジョンのある場所へやって来たダプネーたちは、ダンジョンのモンスターがかなり這い出てきたようだと話し合います。
フルールと騎士たちには這い出てきたモンスターの駆除を任せました。
カストルも残ると申し出て、ダプネーはなぜ公爵が彼まで寄越したのか困惑しながら承諾します。
ダプネーはマリア、ラグナルと残りのメンバーを連れてダンジョンに入りました。
しかしかなり奥まで進んでもモンスターが現れず、ダプネーはまさか全部外に出たのではと焦ります。
その時、突然目の前に扉が現れました。
扉の先へ
危険なオーラがないことを確認し、ダプネーが扉を開けてみます。
眩しい光に包まれたダプネーは目を瞑りました。
目を開けると、なぜか手が小さくなっています。
幼いダプネーを後ろから優しく抱き締め、声をかけたのは若い日のフレイでした。
ダンジョンにいたはずなのに記憶がおぼろげで、全部夢だったのではとダプネーは混乱しました。
しかし母親に愛されている感覚はとても心地良くて、ダプネーはフレイに勧められるがままドレス選びに向かい、鏡を見て自分の髪が紫であることに驚きます。
当然だと笑うフレイが部屋を出て行くと、ダプネーはモヤモヤとした気持ちを振り払おうと隣にあった本に手を伸ばしました。
幼い頃に読んでいた神学の本で、何となく不吉な死を予感させる内容にダプネーは辟易します。
しかし終わりのはずの次のページには、定められた死を避けることができれば真の自分に出会えるという一文がありました。
戸惑うダプネーの前へ、パパだと告げて現れたのはヘロニス公爵でした。
公爵はダプネーを愛する娘と呼びますが、その手の感触が気持ち悪くて、ダプネーは父親を突き飛ばします。
ユニスと愛し合っていたのだろうと叫ぶダプネーに、夫婦は弁解しました。
ダプネーが心から望んだことだとフレイに告げられ、ダプネーは愕然とします。
ダプネーが望んだのはこんなものではありません。
これは悪夢だと気付いたダプネーが銃を構えると、周囲の景色がひび割れて…!?
続きはピッコマで!
悪女の娘に生まれた82話の感想&次回83話の考察予想
カストルもだいぶコンプレックスを抱えてそうですね。
ただ彼自身が鬱陶しいのであまり同情する気にはなれませんが…。
公爵夫妻もだいぶおかしいので、あの一家が丸々おかしいような気がしてきました。
扉の先の幻想には驚かされました。
いっそここで知らなかった真実が明かされればいいのにと思いましたが、そんなにうまくはいかないようです。
母親に会えるのは良いとして、父親にこんな形で会いたくはありませんよね。
しかも愛する娘として接してくるなんてゾッとします。
悪夢を打ち破ったダプネーがかっこよかったです!
82話まとめ
今回は漫画『悪女の娘に生まれた』82話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
82話の内容をサクっとまとめると
- カストルは姉の代わりに自分がダンジョンへ行くとマリアに伝えましたが断られ、両親が自分を蔑ろにして姉の心配ばかりしていることに傷ついていました。
- 外でカストルやフルールたちにモンスターの駆逐をしてもらう中ダンジョンに入ったダプネーたちは、モンスターがいないことに困惑します。
- 突然現れた不思議な扉の先へ進んだダプネーは、幼い頃の姿に戻っていて母親と会い、どれが現実か分からなくなりましたが、神学の本と父親の出現で正気に返りました。