
原作夏瀬りく先生、漫画SORAJIMA先生の作品・漫画「暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました」はピッコマで絶賛配信中です。
「暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました」33話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
フォルクハルトに求婚されたセレーナはディートリヒの離宮へ連れて行かれて…。
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暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました33話の注目ポイント&展開予想
フォルクハルトから突然求婚されたセレーナ。
フォルクハルトは祝宴のパートナーに誘ったあの夜からセレーナに求婚することを決めていました。
パートナーの件は王命だと思い引き受けたセレーナとは違い、フォルクハルトは違います。
確かに最初は王命として、アレッザのために聖女と婚姻するのが王子であるフォルクハルトの使命と考えていました。
セレーナをまだ諦めていない国王の執着から、そしてあらゆるものから守りたいと本心から思っています。
隠れた場所でディートリヒが求婚の話を聞いているのに気づいたフォルクハルトはセレーナの返事を急かさず立ち去り、入れ替わるようにディートリヒが求婚について言及してきました。
ディートリヒはセレーナを自分の離宮預かりにすると連れて行き…。
暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました33話のネタバレ
隠し本棚
セレーナを書斎に呼んだのは見せたいものがあったからです。
大きな本棚の後ろから隠し本棚が出てきました。
ディートリヒが1人でこの隠し本棚に聖女に関する書物や記録書を集めました。
聖女制度に疑問を持っている人間は多くありません。
本来、聖女に関わる書物は神殿の禁書となっています。
禁書となっている書物をディートリヒが手に入れることができたのは懇意にしている神官に複製させたからです。
聖女の魔石
ディートリヒが手にしたのは聖女の体内にある魔石について書かれた医学書の写本。
聖女の魔石摘出術の解剖図を見せました。
魔石は聖女の心臓のすぐ近くに存在します。
その魔石は成長しすぎると聖女の心臓を圧迫し、命を奪いかねない存在。
魔石を取り出す前に魔石の成長で命を落とす危険があります。
『汐の華を授かる聖女は魔石の成長が著しく早い』と記されていました。
神託を授かる際、セレーナは胸の奥が熱くなりますが痛みはありません。
しかしセレーナはもう何度も汐の華を発生させているため、セレーナの魔石はすでにかなり成長している可能性がありました。
ディートリヒの母親も魔石の成長が早く、聖女の任期満了を前に結婚しています。
魔石の成長を止められる唯一の方法を教えられたセレーナは他の方法はないのか考えました。
暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました33話の感想&次回34話の考察予想
フォルクハルトの守るという言葉はどこか漠然としてるんですよね。
言うだけなら簡単で、ではどうやって国王の執着、その他からセレーナを守るのか、具体的な方法が不明です。
その点、ディートリヒは強引とはいえ、華の宮から自分の離宮へ連れて来ました。
聖女に関する書物を見せ、今後セレーナに降りかかるだろう現実を教え、それを回避する方法まで教えました。
魔石を成長させない唯一の方法がセレーナにとって最も避けたい事案なので別の方法を探すはずです。
フォルクハルトとディートリヒ、どちらがよりセレーナのことを考えてるかといえば、ディートリヒのが軍配が上がります。
33話まとめ
今回は漫画『暴君を身ごもる闇堕ち聖女になりました』33話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
33話の内容をサクっとまとめると
- フォルクハルトに求婚されたセレーナ。
- ディートリヒの離宮預かりとして連れて来られたセレーナ。
- 書斎の本棚の隠し本棚には聖女に関わる書物や記録が集められていました。
- 魔石は聖女の心臓のすぐ近くに存在し、成長しすぎると命を落とす危険があります。
- 汐の華を発生させる聖女の魔石は著しく成長が早く、セレーナはそれに該当します。