
原作Lemen Frog先生、漫画Rada先生の作品・漫画「真紅のカルマ」はピッコマで絶賛配信中です。
「真紅のカルマ」56話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
意識を失ってから自分の夢の中で彷徨うカシヤ、リアルな夢で夢なのか現実なのかわからなくなってしまっているようで…?!
真紅のカルマ56話の注目ポイント&展開予想
前世でカシヤの主人でありカシヤの命を奪ったセイジ・カヒール。
カシヤがケイレン陣営から逃げようとした際に追ってきたルーク・ペイレアがセイジと瓜二つで、彼との戦いで意識を失ってからもずっとセイジのことを思い出して嬉しいような苦しいような気持ちになるカシヤでしたが…?
真紅のカルマ56話のネタバレ
夢の中でもがくカシヤ
ルークとの戦いから逃れて意識を失ってしまったカシヤですが、まだ意識が戻らず夢の中でした。
その中で走り続けるいまのカシヤがいて、前世のカシヤとセイジの幼いころ、セイジが成長して大人になった道のりが見えてきました。
カシヤの主人であり、カシヤの命を奪った存在のセイジのことは、忘れたくても忘れることができない存在です。
はじめてルークを見た時に、今までずっとこの世界に一人転生し一緒に戦う仲間ができたとしても孤独感を感じていたカシヤは、奇妙な安心感を感じたようです。
しかしその一方、何故今更セイジがここにいるのか、むしろいま現実だと思っているのが実は夢で、もしかしたら私は前世で命を落としてからずっと死後の地獄をさまよっているのではないかと考えてしまったほどでした。
夢から覚める
すると全身を人々の手で囲まれて、その中でも一つリアルに感じる手のぬくもりをおでこに感じた瞬間、長く苦しい夢から覚めたカシヤ。
その手はまたもやカシヤの命の危機を救ってくれたアルヘンの手で、意識を失っていたカシヤの治療をしてくれていたのでした。
先ほどまでの悪夢はやはり夢であって、現実ではなかったことを自分の手の傷を見てルークと戦っていたことを思い出したカシヤです。
意識を失ったカシヤは、エルノンから学んだマナの使い方を駆使して限界の状態で戦っていたので、全身のマナが一気に抜け出してしまったような状態になっていました。
意識は戻りましたが、マナが回復するまで当分は休むべきだとアドバイスを受けます。
まだ意識はボーっとしますが、カシヤが目を覚ましたので他の方にもカシヤの回復を伝えるために席を立つアルヘンでした。
そんなカシヤのもとに看病のために水を運んできてくれた女性がいました。
その女性は貴族であるアリシアで、通常であればこれだけの最前線にいるはずのない人物にカシヤはびっくりします。
アリシアは救護班の制服のようなものを着ていて、カシヤの看病の手助けをしていてくれたようでした。
戦争に対しての危機感のない貴族たち
一方その頃ターセルたちは今後の戦争のための会議の真っ最中でした。
動きのないケイレン軍に対して、今後どう戦っていくか、どうして何の動きもないのかと頭を悩ませているターセルですが、危機感の足りない貴族たちは平和そうな顔をしてにこやかに笑いながら戦争よりもいまは内部団結を固める時だと話します。
同じ貴族でもアナクリフとは違い、ケイレン陣営が攻め込んでこないのはターセルが怖くて動けないからだとか、自分の娘がターセルに会いたいけど会えなくて寝込んでいるだとか、そんな平和ボケした発言ばかりの会議に嫌気がさすターセル。
そんな憂鬱な会議の最中に一人の兵士が急いで駆けつけ、カシヤが目覚めたとターセルに耳打ちをするとそんな憂鬱な会議を一方的に終わらせて席を立つターセルにざわつく貴族たちでした…。
真紅のカルマ56話の感想&次回57話の考察予想
カシヤにとってセイジという存在は大きく、何故セイジに命を奪われたのか、どうしてそんな行動をとったのかがカシヤにとっては前世での最大の心残りだったのではと思いました。
もしかしたらこの気持ちがあったからこそカシヤはセイジに似ているルークのいるこの世界に転生したのかもしれませんね…!
この世界でのカシヤが生きている間にもっと過去のトラウマから抜け出して楽しい人生を送ってくれるといいなと思いました。
今後は何故ルークはセイジにそこまで似ているのか、関係性はあるのかなど注目したいと思います。
56話まとめ
今回は漫画『真紅のカルマ』56話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
56話の内容をサクっとまとめると
- まだ意識が戻らないカシヤ、ルークとの出会いでセイジとの過去のことを思いだします。
- カシヤが意識を失ったのは、マナを使い切ってしまったからでした。
- カシヤの意識が戻ったことを聞き、ターセルが駆けつけます。