
原作Serian先生、漫画Yeonhong先生の作品・漫画「病弱公爵の契約妻」はピッコマで絶賛配信中です。
「病弱公爵の契約妻」97話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ロイスの元にいたのは太陽の騎士団員、ヘリッドで…!?
病弱公爵の契約妻97話の注目ポイント&展開予想
次期皇位継承者
ロイスは皇帝がレオンを後継者として指名する意向と聞いて怒り狂いました。
それでもベロニカは冷静で、笑みを浮かべながらロイスをなだめます。
そしてなんと、リロスと結託してロイスに皇帝の座を渡そうとしていたのでした。
ロイスは驚いたものの、自分を見限った父親に復讐しようと考えます。
病弱公爵の契約妻97話のネタバレ
ロイスの決意
別室で、ロイスは愕然としてベロニカに聞き返していました。
ベロニカは皇帝が後継ぎを公表すると伝えたのです。
皇帝が寵愛する人物がそう話していてすでに意向を固めたと聞いたロイスは、それでも信じられません。
あの軟弱な皇子が皇帝になるのかと喚きます。
アーミッドが支持しているので無理もないし、頭脳明晰だからとレオンを褒めるようなベロニカの言葉をロイスは遮りました。
ベロニカは笑顔で彼の手を握り、自分がいる限り皇帝の座はロイスのものなので心配いらないと伝えます。
フェルト伯爵がリロスの王妃からの手紙を届けてくれていて、ロイスはその手紙に目を落として感動しました。
王妃が支援軍の派遣を約束してくれたのです。
しかし条件としてファビリの放棄、さらにリロス軍の駐屯ということで、ロイスは顔を顰めました。
内政干渉だと呟くロイスに、皇帝の座に就かなければ何も始まらないとベロニカは指摘します。
そして外国の力を借りてこの戦いに勝つか、腹違いの弟に媚びへつらって生きていくか選ぶよう迫りました。
ロイスは少しの沈黙の後、頷きます。
父親が先に自分を見捨てたのだから自分も相応の対応を取るべきだと笑ったのでした。
そうして指を鳴らし、ヘリッドを呼んで同意を求めます。
太陽の騎士団の制服を着たヘリッドは同意し、必ずアーミッドを阻止すると約束しました。
セレネをおびき出すヘリッド
一方セレネは皇宮のテラスで一人風に当たっていました。
アーミッドと一緒にいたいですが、レオンの護衛に忙しいので仕方ありません。
そこへ誰かが入って来てセレネは驚きましたが、振り向くとヘリッドがお辞儀をしていたためホッとします。
驚かせたことを謝るヘリッドにセレネは笑顔で彼を労い、ヘリッドは拳を握りしめました。
どうかしたのかと尋ねるセレネに、ヘリッドは顔を背けながら、セレネを連れて来るようにアーミッドに言われてきたのだと後ろめたそうに伝えます。
少しでいいから会いたいらしいと聞いてセレネは戸惑いました。
居場所を尋ねるセレネに、まだ任務中なので静かなところで会いたいそうだとヘリッドは答えます。
アーミッドは今レオンから離れられないはずです。
宮殿の警備だけでなく都の安全を守る総責任者であるアーミッドにそんな暇があるとは思えません。
ヘリッドはアーミッドがセレネと花火を見たがっていると伝えます。
ちょうど花火が上がり始めたため、自分が護衛するので終わらないうちに急ごうと急かしたのでした。
セレネは戸惑いながらも頷いて…!?
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病弱公爵の契約妻97話の感想&次回98話の考察予想
まさかヘリッドがロイスと通じていたとは驚きました。
頭脳明晰な皇子レオン&団長アーミッドから皇太子の座が危ういロイスに鞍替えする理由って何なんでしょうか。
脅されていると考えた方が筋が通りそうです。
そもそも太陽の騎士団員でありながらその団長であるアーミッドに背く行為が信じられませんが、セレネに対する罪悪感はあるようでした。
セレネも違和感を覚えつつ一緒に行ってしまうので、何か予防策ができたらよかったのにと悔やまれます。
これを知ったらアーミッドはショックを受けるでしょうね。
ただそれ以上に怒りそうな気がします。
レオンの護衛をほっぽりだすわけにはいかないでしょうが、アーミッドがどうするのか気になります。
97話まとめ
今回は漫画『病弱公爵の契約妻』97話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
97話の内容をサクっとまとめると
- ロイスはベロニカから皇帝が自分ではなくレオンを後継者にするつもりだと聞いて憤りますが、ベロニカが彼を落ち着かせました。
- リロスの協力を得て皇位争いに勝利するよう唆すベロニカにロイスは頷き、傍に控えていたヘリッドも彼に同意してアーミッドの阻止を約束します。
- 一人テラスで過ごしていたセレネの元にヘリッドが近付き、アーミッドが呼んでいるという理由でセレネをおびき出しました。