
原作Suncy先生、漫画Kim Jiho先生、文Furik先生の作品・漫画「悪女の娘に生まれた」はピッコマで絶賛配信中です。
「悪女の娘に生まれた」72話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
復讐そして反逆のために手を結んだダプネーとラモントは…!?
悪女の娘に生まれた72話の注目ポイント&展開予想
反逆を目論むダプネー
ラモントはフレイの死を知り、打ちひしがれました。
病気で死んだというのが皇室の嘘で、実際には反逆罪と悪女の汚名を着せられ、その死を喜ばれたと聞いて涙を零します。
ダプネーは、初めて母の死を心から悲しんでくれる人に出会えました。
そんなラモントに、ダプネーはハイリスクな提案をして手を差し伸べます。
悪女の娘に生まれた72話のネタバレ
ラモントに差し伸べた手
ラモントはフレイが悪女と反逆罪という濡れ衣を着せられて死んだと聞いて信じられず愕然としました。
皇室では確かにフレイが病気で死んだと公表しているのにと戸惑いますが、まだ皇室の言葉を信じているのかとダプネーは尋ねます。
そしてフレイが尖塔に幽閉されたこと、そこで自分を産んだことを淡々と説明しました。
一連の事実を知ったラモントは呆然として崩れ落ち、涙を流します。
ダプネーは、母の死を心から悲しんでくれた人は初めてだと心の中で呟きました。
ラモントは、フレイはなぜそんな死に方をしたのかと涙を零し、ダプネーはヘロニス公爵に他の女がいたこと、オズワルド皇帝が母を見捨てたことを話します。
フレイを大切に思っていたのになぜ…とラモントは憤りますが、強力な皇権を維持するためかと肩を落とします。
間もなく皇帝が最終決戦を仕掛けてくることはラモントも承知していました。
反乱軍にはもう余力がありません。
暴政を止めようと始めたことがかえって帝国と家族を台無しにしてしまったことをラモントは悔やみます。
そして、ここへ来たのは復讐のためだろうが、自分は沈む太陽に過ぎないのでもう遅いと泣きながら伝えました。
しかしダプネーは否定します。
今の太陽は熱すぎて帝国を燃やしているので、ラモントが新たな月となり熱気を包み込んでほしいと告げて、改めて自己紹介をしたのでした。
皇帝となり全てを正したいと言ってくれれば喜んで力になると約束します。
ラモントは自分の全てをかけて成し遂げると誓いました。
ダプネーの4つの望み
ダプネーは早速可能な限りの物資を届けました。
皇帝になろうとしている人には見えないので服も綺麗にした方が良さそうだとダプネーは笑いかけ、ラモントは戸惑いながら頷きます。
ラモントはダプネーが協力してくれる理由を尋ねました。
復讐のためとは言え、失敗のリスクが高すぎるからです。
ダプネーは笑って、ラモントのように民のことを思う人が皇帝であるべきだと思うからと答えます。
それに、ダプネーには4つの望みがありました。
フレイの納骨を皇室の納骨堂に納めること、在位期間はベネデット商団を皇室唯一の商団に指定すること、魔塔と錬金の塔の独立を認めること、エバーハルトの死を約束することです。
ダプネーの望みを聞いたラモントは…!?
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悪女の娘に生まれた72話の感想&次回73話の考察予想
ダプネーが淡々と冷静に母親のことを話しているのが印象的でした。
ラモントはとても次期皇帝とは思えないほど汚れて冴えない中年男性の雰囲気でしたが、さっぱりすればまた印象が変わる気がします。
ダプネーの言葉で決意を固めたラモントの目も覚悟を決めたように見えました。
無事にラモントが結審してくれてよかったですね。
これではっきりと皇室に対立する、むしろ反逆の意志を固めたことになります。
ラモントの地位も勢力もほぼゼロに等しいので険しい道のりになるでしょう。
それでもダプネーなら何とかなるはずです。
大事なことをちゃんと家族に報告し、一歩ずつ歩んでいくダプネーが眩しいです。
72話まとめ
今回は漫画『悪女の娘に生まれた』72話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
72話の内容をサクっとまとめると
- ダプネーはフレイの死の経緯をラモントに話し、ラモントはショックを受けて涙を流しました。
- 今後最終決戦を仕掛けてくる皇帝に対し、ダプネーは皇位簒奪を提案してラモントが承諾します。
- ダプネーは反乱軍に物資を提供し、ラモントに反乱の代わりに4つの望みを伝えました。