公女様は未来を見通す ネタバレ30話【漫画】アルシアンが負わなければならない業

公女様は未来を見通す30話の注目ポイント＆展開予想

召喚されていない神獣が見えることを、公爵に知られたカミーラ。

実はシエルの幽霊も見えていて、そのシエルが公爵に抱きついていることも伝えます。

シエルは地下牢に閉じ込められることを承諾していたので、公爵を憎んでいないのです。

自分が命を落とすことで、兄アルシアンを当主にしたかったシエル。

自分のために弟が自ら命を落としたと知り、衝撃を受けるアルシアン。

さらにシェフラ公爵は、当主の命を奪いその体内にある神獣の卵を得るよう、アルシアンに言い聞かせました。

公女様は未来を見通す30話のネタバレ

公爵を抱きしめるシエル

カミーラには、召喚されていないシェフラ家の神獣が見えていました。

人ならざるものが見えることを、公爵に知られたカミーラ。

それならそれで、気にかかっていたことを尋ねることにしました。

先ほどからなぜ、幽霊のシエルが公爵に首に両腕を回して、切なそうに抱きついているのか。

以前カミーラは、アルシアンとシエルが公爵により牢に閉じ込められ、それでシエルが命を落としたと聞きました。

当事者のシエルは公爵を憎んでいるかと思いきや、公爵を抱きしめているのです。

シェフラ公爵家の残酷な習わし

シェフラ家の当主が神獣を得るには、激しい憎悪が必要です。

シェフラ公爵は、アルシアンに憎悪を抱かせるため、毎日アルシアンを痛めつけていました。

もちろんシェフラ公爵自身も、そして歴代シェフラ公爵も同じように育てられてきたのです。

なぜ、憎悪が必要なのか。それは、シェフラ公爵家の神獣の卵が、いつも当主の体内に生じるからでした。

当主の体内から卵を抉り出さなければ、次代の当主は神獣を得られません。

この残酷な習わしに耐えるには、憎悪が必要だったのです。

アルシアンが背負う過去と未来の業

しかし地下牢に閉じ込められたのは、シエルが承諾したからだとアルシアンは知りました。

元々体の弱いシエルは、地下牢で自分が命を落とせばアルシアンが当主になれると思ったのです。

シエルは望んで命を落としました。だから、彼は公爵を恨んではいませんでした。

真実を知り絶句するアルシアンに、早く私の命を奪い神獣の卵を目覚めさせるんだ、と公爵が追い討ちをかけます。

アルシアンのために命を落としたシエル、そしてこれから命を奪わなければならない父親。

アルシアンは過去の業を背負うだけでなく、未来の業も背負わされようとしていたのでした。

公女様は未来を見通す30話の感想＆次回31話の考察予想

シェフラ公爵家の話、ハード過ぎませんか？？

これまではシエルがかわいそうで悲しくなりましたが、アルシアンも相当かわいそうでグッときました。

弟は自分のために命を落としました。そして神獣を得て家を守るためには、父の命も奪わなければならなりません。

今まで父親に痛めつけられてきたのも、父親の命を奪いやすくするため。

その父親は、早く自分の生が終わることを望んでいるのです。

なんかいろいろとアルシアンが背負わなければならない流れに、んぐぐ…！と涙を堪えました。

次回、カミーラこの空気なんとかする！回であることを望みます。

ついでにシェフラ家のこの悲しい慣習もなんとかしてください。

シェフラ家にハッピーエンドをお願いします…！！

30話まとめ

今回は漫画『公女様は未来を見通す』30話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

30話の内容をサクっとまとめると

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