
原作Lemon Frog先生、漫画Rada先生の作品・漫画「真紅のカルマ」はピッコマで絶賛配信中です。
「真紅のカルマ」43話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
なかなか戻ってこないエルノンを待つカシヤですが、夜になってもなかなか戻らない様子で…。
真紅のカルマ43話の注目ポイント&展開予想
夜遅くまで帰らない主人を待つカシヤのもとに、音も気配もなく帰ってきたエルノン。
散歩をする許可を得てきたようですが、それがただの穏やかな散歩ではなかったのです。
エルノンの正体が大魔法使いでとんでもない力を持っている人物であるということを忘れかけていたカシヤですが、その散歩の行き先に動揺するのですが…!?
真紅のカルマ43話のネタバレ
部屋の中はすべて探りつくした
夜になってもなかなか戻らないエルノンですが、エルノン不在の間に部屋のいたるところを探って可能な限りの情報を得ようとしたカシヤ。
もう見るところもなくなり、たまたま手元にあった植物図鑑を手に取って読み進めます。
すると音も気配もなく部屋に戻ってきたエルノンがそこにいました。
エルノンは最初に会った時から気配も感じることができなかったため、普通の人間ではないことがすぐにわかったのですが、今回も気づかないうちに部屋に戻ってきていたのでカシヤは驚いた様子です。
許可もなく本を読んでいたことをお詫びするカシヤですが、エルノンは怒ることもなくこの世界で生きるなら薬草と毒草くらいは覚えておいた方がいいとアドバイスまでくれました。
エルノンにとっては散歩だとしても
字が読めるならなるべく本は読んでおいた方がいいというエルノンですが、ただしばらくは本を読むことはできないだろうと言います。
何故かというとアーリスタス公爵にケイレン軍の最前線を訪問してくる許可をとってきたので、明日の朝ここを出ることになったからだと言います。
散歩に行く許可を取りに行ったはずが、エルノンにとっての散歩は決して穏やかなものではありませんでした。
ケイレン軍の最前線に行くということはすなわちターセル軍を攻撃しに行くということです。
大魔法使いで大型殺傷能力をもつ動く武器であるようなエルノンにとっては、兵士たちを殺すことは気晴らしのようなものだったのです。
しばらくエルノンとこの部屋で穏やかな生活をしていたカシヤは、エルノンがそのような存在であったことを忘れていたようでした。
いまはエルノンに雇われている兵士であるカシヤには選ぶ権利はなく、エルノンについていくしかありません。
しかしその事実を知ったカシヤは、いち早くターセルに伝えたいと思いましたが伝える手段がなく、言葉ではエルノンに従うしかないのでしょうがなくその散歩についていきますと言いますが、内心はどのようにターセルに伝えるか考えこむカシヤです。
カシヤの話を聞きたい
そんな話をさらりと話したエルノンですが、そんな話よりもカシヤの過去に興味があるようです。
カシヤの故郷、家族のこと、初めて会ったときに一緒にいたスウィンデルとの関係などいろんなことを質問します。
少しずつ事実も織り交ぜながら、雇い兵という設定でおかしくないような返しをするカシヤ。
そして外の世界に興味があるのか、今まで行った中で一番美しいところはどこかと尋ねます。
一度は誤魔化すカシヤですが何も答えないのも怪しまれるかと思い、作り話を話し始めます。
それはピエンという場所で、そこの街が活気があり賑やかで美しい街だったと話し始めますが、それを聞き、不敵な笑みを浮かべるエルノンでした。
どうやらエルノンはピエンの裏道で生まれたのですが、エルノンにとってピエンが一番嫌いな場所だと話始めて…?!
真紅のカルマ43話の感想&次回44話の考察予想
エルノンがアーリスタス公爵の元から無事に戻ってきてよかったですね!
でもエルノンに散歩でもしないかとカシヤが提案したことにより、ケイレン軍の最前線に行くことになってしまうとは思いませんでした…。
カシヤにとっては軽いお誘いによって、ターセル軍を危険にさらしてしまうことになったので、自分の話をすることよりもそちらが気が気ではないのではないかと思います。
ターセル軍に大きな被害が出ないことを願いたいです。
そして初めてエルノンの過去の話が出てきましたが、どうやらエルノンの生い立ちも決して幸せなものではなかったようですね。
次回以降、エルノンの過去についても注目してみていこうと思います。
43話まとめ
今回は漫画『真紅のカルマ』43話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
43話の内容をサクっとまとめると、
- 無事アーリスタス公爵の元から帰ってきたエルノン。
- 散歩の許可が下り、何故かケイレン陣営の最前線へ向かうことになりました。
- ふとしたカシヤの話から、エルノンの過去が明らかになります。