原作Kin先生、漫画Mingsung先生・Yong Doosik先生の作品・漫画「接近不可レディー」はピッコマで絶賛配信中です。
「接近不可レディー」25話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
3回目の人生でヒリスが迎えた最期は…
接近不可レディー25話の注目ポイント&展開予想
ヒリスの後悔
私たち、以前この場所でお会いしたことがありませんか?と、確かにアクシオンはヒリスに問いかけました。
アクシオン・ベルゼット…まさか何か覚えているのだろうかとヒリスは警戒します。
確かめた方がいいだろうかと考えました。
もしも本当に覚えているなら、やはり今回の人生では会うべきではなかったと悔やんだのです。
接近不可レディー25話のネタバレ
ヒリスの怪我にメイは大慌て!
メイが何度もヒリスの名を呼んでいました。
血が出ているではないかと真っ青になっています。
どこでそんなお怪我をされたのかというメイの震えた声でようやくヒリスは我に返り、思い出したように自分の左手に視線を落としました。
左手には、アクシオンが黒いネクタイを包帯代わりに巻いてくれたままです。
しかしその布の上からも分かるほど激しく出血していました。
ポタポタと血が滴り落ちています。
つい力を入れ過ぎてしまったようだとヒリスは気が付きました。
今すぐ医者を呼んでくるというメイは慌てふためいていましたが、ヒリスは必要ないと断ります。
では少々お待ちくださいとメイは叫びました。
救急箱を持ってくると伝えて急いで走っていきます。
ヒリスは自分の左手を見つめました。
気持ち悪いほど真っ赤です。
まるでわざと自分の記憶を刺激するかのようだとヒリスは思いました。
ズキズキする…とぼそりと呟きます。
滴り落ちる鮮血は、ヒリスに過去の人生を思い出させました。
ヒリスからリカルゴに異能を移す薬…?
ディエゴがヒリスの異能をリカルゴに移す方法を見つけ出したのは、3回目の人生のことでした。
箱に詰まったたくさんの輝く赤い粒を見ながら、ヒリスは戸惑います。
まるで小さなルビーのようなそれを、今日からお前が毎日飲む薬だとディエゴは冷たい瞳で説明しました。
リカルドに力を移すにはこれしか方法がないのだから忘れずに飲むようにと告げます。
薬という言葉にヒリスは当惑しました。
あまりにも真っ赤で、何だか不気味だと思ったのです。
しかしディエゴに念を押されて、ヒリスは頷きました。
お兄様に力を移す方法はこれしかないというのだからきっと大丈夫と自分に言い聞かせたのです。
そしてヒリスは毎日その赤い粒を飲みました。
薬の効果か、ヒリスの力は次第に弱まっていきます。
これでリカルドに力を移せるのだとヒリスは胸を撫で下ろしました。
しかしその反面、力が弱まるのと同時に体調が悪化していったのです。
鼻血が出て、不安を覚えながらベッドに座るヒリスにディエゴは怒鳴り散らしました。
ちゃんと飲んでいるのか、なぜ効果が現れないのかと焦れたようです。
必ず力が消えるというから苦労して手に入れた薬だと言うのに、なぜ未だにお前に異能が残っているんだとディエゴは怒鳴ります。
これ以上は待てんと呟き、赤い粒を手ですくい取るとヒリスに突き出しました。
ひとつも残さずに今この場で飲み干せと命じます。
愕然とするヒリスに、明日新しい血を持ってくるから絶対に残すなと告げました。
衝撃的な言葉にヒリスは目を見開きます。
これは血なのかとヒリスはガタガタ震えました。
私は怖い、本当に異能をこの薬で兄に移せるのかと父に訴えます。
ディエゴはキレました。
私がお前に毒を飲ませているとでもいうのかとヒリスを黙らせ、つべこべ言わずにおとなしく飲めと怒鳴ります。
それまでカリキアの血を飲み続けていたヒリスの身体はすでにかなり衰弱していて、無理に血を飲ませようとする父の力に抗うことはできませんでした。
そしてヒリスはひとり静かに息絶えたのです。
これが、3回目の人生でのヒリスの最期でした。
接近不可レディー25話の感想&次回26話の考察予想
3回目の人生に限った話ではありませんが、ヒリスはいつも悲惨な目に遭っていますね。
こんなことをされた記憶がある父親と、次の人生で顔を合わせたらとても平静を装えないと思います。
今の人生でディエゴは多少痛い目を見ましたが、ヒリスにした過去の仕打ちを思えばまだまだ可愛いものではないでしょうか。
アクシオンがヒリスのことを覚えているのかも気になります!
25話まとめ
今回は漫画『接近不可レディー』25話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
25話の内容をサクっとまとめると
- アクシオンのことを思い出しながら、彼に手当してもらった左手をヒリスは見つめました。
- ヒリスは鮮血を見て3回目の人生を思い出します。
- 3回目の人生ではリカルドに異能を移すため、ディエゴが薬と偽ってカリキアの血をヒリスに飲ませ、最終的に命を落とさせたのでした。