原作see-ON先生、漫画iLue先生の作品・漫画「忠実な剣になろうとしただけなのに」はピッコマで絶賛配信中です。
「忠実な剣になろうとしただけなのに」57話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
操られた狂暴な魔獣の出現にカシュミルは…!?
忠実な剣になろうとしただけなのに57話の注目ポイント&展開予想
強くなったライナー
カシュミルは当然のようにライナーを守ろうとしていました。
しかし怪我を負ってしまったことで彼を守る自信がなく、先に逃がそうとします。
ライナーは黙って逃げるようなことはしませんでした。
共に戦うという彼の言葉に、カシュミルはライナーが強くなったことを実感します。
忠実な剣になろうとしただけなのに57話のネタバレ
巨大な魔獣
カシュミルはライナーを庇って魔獣の攻撃を食い止めました。
腕に怪我を負いながら、カシュミルは魔獣を斬りつけ、凄まじい咆哮が響きます。
辛うじてカシュミルの骨は無事ですが、この魔獣の牙には毒がありました。
カシュミルは魔獣の様子を観察します。
狂気に満ちた瞳とかすかに漂う黒魔法特有の不快なオーラから、北部人に操られているに違いないとカシュミルは確信しました。
なぜこんな魔獣がこの森にいるのか分かりません。
原作の内容を忘れかけているとは言え大きな出来事のはずですが、まるで記憶を消されたように思い出せないのです。
とにかくまずい状況だとカシュミルは思いました。
怪我のせいでライナーまで守れる自信がなかったので、今のうちにライナーを逃がさなければと考えます。
カシュミルは気合を入れて魔獣に攻撃を繰り出しました。
一旦退いたところで、ライナーは傷の手当てをしようと駆け寄ります。
しかしカシュミルは彼の言葉を遮り、彼がこの魔獣を初めて見たと聞いて魔獣について説明しました。
共に戦う二人
ハラバナというこの魔獣は、深森の静かなる暴君という異名を持つ希少種の巨大魔獣です。
そして操られている状態にあり、今のうちに馬に乗って逃げてくれとカシュミルは伝えました。
ライナーは自分のマントを破り、カシュミルの腕に巻いて止血します。
そして自分はもうあの時のような病弱な子供ではないことを告げました。
今度は自分が彼女を守ると告げて剣を抜いたのです。
カシュミルは目を見張りました。
一人で戦うことに慣れていたせいで、もうライナーは子供ではなく、頼ってもいいということを忘れていたのです。
もう一人で無理しないでほしいとライナーは訴え、あなたと一緒に戦うと宣言しました。
カシュミルは幼い日のライナーを思い出し、あの少年がいつの間にか共に戦えるほど強くなっていたことを感慨深く思います。
カシュミルは笑みを浮かべて頷き、共に戦おうと答えました。
ハラバナとやり合いながら、カシュミルはハラバナの特徴をライナーに伝えます。
ハラバナは自らの存在を消すことができ、こうなったらカシュミルでも追うことができません。
姿を消した状態では攻撃できないこと、姿を消せるのは最大1分で次に消えるまで5分あること、4回以上は姿を消せないこと、体は硬い皮で覆われていて口蓋が弱点であること…。
ライナーはその説明からカシュミルの過去を思い、胸を痛めました。
次に姿を現した瞬間に攻撃をしようとカシュミルは伝えて…!?
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忠実な剣になろうとしただけなのに57話の感想&次回58話の考察予想
カシュミルが毒を食らっているので心配です。
そうとは思えないほど動き回っていますが、普通に考えて動いたらそれだけ毒の回りも早いでしょう。
カシュミルならある程度毒の耐性もありそうですが、それでも具合は悪くなると思います。
カシュミルは当然ライナーを守ろうとしていて、ライナーは当然カシュミルをかばって戦うつもりでいたようです。
二人の認識違いがくっきり出てきました。
幼い時にカシュミルに出会っていなかったら今のライナーはいなかったでしょう。
共に戦うという発想がなかったカシュミルにとってとても心強いのではないかと思います。
57話まとめ
今回は漫画『忠実な剣になろうとしただけなのに』57話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
57話の内容をサクっとまとめると
- カシュミルは怪我を負いながらも反撃し、襲ってきた魔獣が黒魔法で操られている状態だと悟りました。
- 怪我のせいでライナーを守れないかもしれないと考えたカシュミルはライナーを逃がそうとしますが、ライナーは自分も一緒に戦うと答えます。
- ライナーがもうあの頃の弱い少年ではないことを実感したカシュミルは共に戦おうと答え、その魔獣・ハラバナについて説明しました。