原作SWAN先生、漫画ユンへ先生の作品・漫画「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」79話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
誰も手がつけられない昭喜姫の懐に、アイリスはいとも容易く入り込んで…?
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アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜79話の注目ポイント&展開予想
東大陸の文化
ローヘンハイムがある西大陸と、昭喜姫がいる東大陸では、文化が全く違います。
衣食住全てが全く異なりました。
敗戦の末人質となった昭喜姫は、全く違う文化の国での滞在にややひねくれているようです。
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜79話のネタバレ
酒を呷る昭喜姫にアイリスは…?
この前は皇妃で今日はソリアかと昭喜姫は叫び、酒の相手でもしてくれるのかとアイリスに絡みます。
顔は少し赤らんでしゃっくりをしているので、どうもすでに酔っている様子でした。
アイリスが呆気にとられている間にも、手にしていたお椀からゴクゴクと酒を呷ります。
あんなにたくさん一気飲みをするなんて…とアイリスは驚いてその様子を見つめました。
ソフィとアンナはひそひそと言葉を交わしています。
なぜお皿にお酒を入れているのか、グラスがないのかと不審げな表情を浮かべていました。
そっちの方が珍しいのかとアイリスは驚きます。
昭喜姫はその反応を見て、初めて見たのかと問いかけました。
西大陸は酒の楽しみ方を分かっていないと叫んでお椀を掲げてみせます。
これはただの皿じゃないという昭喜姫から、アイリスはそっとお椀を取りました。
お茶碗でしょうと微笑みかけます。
これでグイグイ飲むのがまたいいんですよねと当然のように話すアイリスに、昭喜姫は驚きました。
アイリスは祖国への郷愁を茶碗酒で紛らわせていたのかと話し、昭喜姫はどうして分かったのかと動揺を隠せません。
アイリスはお茶碗を握ったままブツブツと呟きました。
嘉遠のお酒を帝国まで運ぶのは時間がかかりすぎると悩んでいたのです。
そうだ!と声を上げて、おつまみなら作れるけれどどうだろうかと笑顔で昭喜姫に尋ねました。
つまみという言葉とアイリスの勢いに昭喜姫は驚き、急にどうしたのかと絶句しています。
アイリスは構わず微笑みかけました。
少しお待ちくださいと伝えて部屋を後にします。
ソフィとアンナは急いでアイリスについていきました。
昭喜姫は呆気にとられてアイリスを見送り、あの人は何者なんだと呟きます。
アイリスに感服するアンナ
いったい何なのかと、ソフィとアンナが当惑してアイリスに尋ねました。
オツマミとは何なのかとソフィが不思議そうに質問します。
酒肴のことだとアイリスは微笑みました。
ローヘンハイムでは酒肴をあまり食べません。
でも東大陸では食事よりもおつまみの方が豪勢なこともあるとアイリスは二人に説明しました。
文化の違いかと納得し、二人は頷きます。
地球の東アジアの文化が混ざっているような感じかなとアイリスは考えていました。
お酒はただ単に酔うためのものではありません。
美味しいお酒と料理を堪能して幸せな気分を味わえるものです。
それにみんなで飲むと何倍も美味しく感じるということをアイリスは知っていました。
他国で寂しい思いをしている姫にはそんな時間が必要なのかもしれないと考えます。
アイリスはソフィに、屋敷から持ち込んだソースを持ってきてくれと頼みました。
ソースって?とアンナが不思議そうに尋ねます。
東大陸の人の口に合いそうなソースがあるのだとアイリスは答えました。
もらいものだが話すと長いと笑います。
アンナはぽかんとしました。
東大陸の文化に対する理解も深くて料理も得意というアイリスの万能ぶりに驚いていたのです。
この人は本当に何者なのだろうとアンナは思いました。
それにしても妙に楽しそうだと、アイリスの横顔を見ながらアンナは思います。
そんなに料理がお好きなのかな?とアンナは微笑ましく見守りました。
しかしそのわずか数分後、アイリスの笑顔は曇ることになってしまいます。
それはいったい…!?
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アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜79話の感想&次回80話の考察予想
ただの乱暴な酒浸りの姫かと思いましたが、昭喜姫も複雑な立場に置かれていたんですね。
そんな中、故郷を思いながら一人で酒を飲むしかなかった彼女の状況を思うと気の毒に思います。
せめて気心の知れた侍女が一人二人いたらまた違ったのかなと思いました。
でも結果的にアイリスが仲良くなるきっかけを手に入れたのでよかったのかもしれませんね。
79話まとめ
今回は漫画『アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜』79話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
79話の内容をサクっとまとめると
- アイリスは昭喜姫の手にしたお椀から、彼女が故郷を恋しがっていることを悟りました。
- 故郷のお酒をすぐに用意するのは難しいため、昭喜姫におつまみを作ると伝えます。
- 不思議そうなアンナとソフィに、アイリスは文化の違いについて説明しました。