
原作YUANMANDONGMAN先生の作品・漫画「皇女様はオタク男子」はピッコマで絶賛配信中です。
「皇女様はオタク男子」49話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
皇后と徳元は、戦で離れ離れになっている徳隆達兄妹をさらに疎遠にすべく宮殿にいる永安をそそのかします。
徳隆は皇太子に選ばれることしか考えていないと徳元は言いました。
それは永安へ張り巡らされた罠の一つでした。
毒で弱まる身体に反して気性が荒くなってきた永安は、徳隆の噂話女官達から聞いて最後まで残っていた徳隆への信用すら失います。
永安はとうとう徳隆を拒絶しました。
皇女様はオタク男子49話の注目ポイント&展開予想
永安と次に移動した場所で見た光景に驚きます。
眼下では戦が繰り広げられていました。
信用を立て直すことができなくなった徳隆の後、徳元が皇太子になりました。
そして三年で皇位まで登りつめます。
皇女様はオタク男子49話のネタバレ
皇帝になった徳元
徳元は皇位に登りつめた後、残虐な振る舞いをし始めます。
挙げ句に民からはなにもかも搾取し、国中を苦難へと追いやりました。
隣国は警戒を強め、民達は限界でした。
徳隆は、国のため民のためと兵を率いて都に来ます。
眼下で徳隆が率いる軍を見ながら永安は正徳に話し続けました。
しかし徳隆の軍の一部がすでに徳元に買収されていました。
捕らえられた徳隆は地に膝をつき、徳元の前に差し出されます。
その様を見た徳元は笑っていました。
徳隆の部下が助けに来ないことを指摘して煽る徳元に徳隆はなんともないように笑みを浮かべます。
兵が来ないことも煽られていることもわかっている徳隆は、逆に徳元を煽るように兵が来ない理由は徳元から皇位を引きずり下ろす者がいなくなると言いました。
皇位から引きずり下ろされるのを怯えながら生活するのも悪くないとさらに徳元を煽ります。
そして徳元は徳隆を剣で刺します。
徳隆の元に駆け寄って来た永安に謝りました。
医者のところに連れて行こうとする永安の腕の中で徳隆は息を引き取ります。
種明かし
徳隆を殺されて泣き出す永安は、徳元をにらみつけます。
しかし気持ち悪さに口を押さえる永安の手についたのは血でした。
呆然と手についた血を見る永安にようやく寿命かと徳元は言います。
徳元の言っている意味がわからない永安は徳元を見ました。
これから死にゆく永安に徳元は種明かしをしていきます。
皇后と徳元が本当の家族と接していなかったことやいつも飲んでいた薬が薬ではないことをほのめかします。
永安を生かしていたのは、皇帝と徳隆を恐れていたからです。
永安の母と同じく早く死んでほしいと心底思っていたと話します。
徳元は永安をいい駒扱いしました。
徳隆が勢力のない状況で徳元に挑んだ理由は、永安を血祭りにあげると徳隆に言っていたからです。
そして徳隆は来ました。
全て話し終えた徳元は徳隆を踏みつけます。
騙されていた永安の目は怒りと憎悪の色を濃くして、徳元が落とした剣を持ち立ち向かいます。
しかし首をつかみ持ち上げられた永安は、口からも目からも血を流しながら報いを受けると徳元に言い残しました。
永安は本当に愛してくれていた徳隆の耳を傾けなかったことを悔い、偽りの家族に現を抜かし抜け出さなかったことを恨んでいました。
永安は世の中で一番の笑い者で愚かであるといいます。
ありもしないもしもを永安は強く願います。
皇女様はオタク男子49話の感想&次回50話の考察予想
永安の後悔も恨みもとても深いものだとわかりました。
淡々と正徳に話しながら常に後悔しているような表情を浮かべていた理由がこれだったのでしょう。
家族だと思って接していた人達に騙されていたことよりも、永安は自分自身への怒りのが一番大きかったのではないかと思います。
徳隆の話を聞かないで拒絶した永安に対して、最後の最後まで恨み言を言うでもなく永安を気にかける言葉を遺して逝きました。
徳隆が永安へ向ける愛はとても深いです。
徳隆が死んでからようやく永安はその愛を思い知ります。
剣を握ることのない皇女の永安が剣を握って、敵うはずのない徳元に立ち向かうくらい永安は徳元を殺してやりたかったのでしょう。
49話まとめ
今回は漫画『皇女様はオタク男子』49話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
49話の内容をサクっとまとめると、
- 徳元が皇太子となり三年で皇位まで登りつめました。
- 皇位に登りつめた徳元は残虐な振る舞いをし始めます。
- 国のため民のためと徳隆は軍を率いて都に来ました。
- 徳隆の軍の一部はすでに徳元に買収されていて、捕らえられた徳隆は徳元の元に連れてこられ殺されます。
- 種明かしを聞いた永安は騙されていたことにようやく気づきます。
- 永安は本当に愛してくれていた人に耳を傾けず傷つけたことを後悔し、偽りの家族に現を抜かし抜け出さなかったことを恨んでいました。