
原作Lemon Frog先生、漫画Rada先生の作品・漫画「真紅のカルマ」はピッコマで絶賛配信中です。
「真紅のカルマ」27話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
今まで相手にもしていなかったターセルの能力の高さに焦るケイレンですが、ケイレンにアドバイスするアーリスタス公爵にはとっておきの秘策があって…?!
真紅のカルマ27話の注目ポイント&展開予想
幼少期から自分よりも下に見ていたターセルがどんどんと味方を増やしていっている状況に苛立つケイレン。
アーリスタス公爵は皇帝をだまして手を組みターセルを殺したのちに皇帝を殺すという恐ろしい計画を思い付きます。
皇帝が所有しているといわれる神剣カラボルグがこの戦の勝敗を握っているのでしょうか?
真紅のカルマ27話のネタバレ
幼少期のケイレンとターセル
ケイレンにとって、ターセルは皇家の恥のような存在で、普段は人目に触れないように目立たないように生活をしていたそう。
ケイレンが暇な時にだけ「遊び相手」にする程度で今まで相手にもしていなかったターセルですが、今ではリーダーリップを発揮し、ケイレンの行く手を阻んでいるのが現状です。
以前からターセルの剣術は剣術の師匠にも褒められるほどの実力でしたが、アーリスタス公爵も予想外のリーダーシップに驚いている様子でした。
神剣カラボルグを復活させるためには
神剣カラボルグとは、国を拡大する力や人を出世させるような力があり、支配者がその剣を振り回すたびに敵軍の大量の血が降り、大地を濡らしたと言い伝えられている、「敗北を知らない」と呼ばれるものです。
その恐ろしい剣を持っている皇帝は戦争に負けないとも言われていますが、その剣に対して情報を知りたいケイレン。
いま「二つ目の神のお告げ」と呼ばれる剣に関する重要な内容を知っている者は皇帝と大臣の二人だけだそう。
その情報についてはむやみに皇帝と手を組むことはできないので、大臣の側近と接触することにより情報を得ようとしますが、まだ時間がかかりそうです。
心配になるケイレンは、ターセルが攻め込んでくるまで待つことなどできないと伝えます。
しかしアースタリス公爵は、まずターセルがより強くなる前に皇帝と手を組んでターセルを打ち、その直後に皇帝の首をとるという残忍な計画を提案します。
皇帝は神剣を持っていますが、もし皇帝がカラボルグを使えるのであればわざわざスパイを送ったりせず、剣を持ってケイレンを殺しに来るであろうと睨んだのです。
きっとそうしなかったのは何か理由があってまだカラボルグを使いこなせないからではないか、という考えだそう。
そう理解はしたものの、まだターセルに攻め込まれる不安な気持ちの中にいるケイレンでした。
前世での唯一の存在の記憶
一方カシヤとクロンは食事を済ませ、テントで眠りについていました。
ふと目が覚めたカシヤ、寝言でカシヤのことを家族だとつぶやくクロンの姿を見ます。
クロンはこの世界のカシヤと幼いころからずっと一緒に育ったから、家族と呼ぶのだろうかと考えます。
前世でのカシヤにも、この世界のクロンのように幼いころから同じ環境で育ったという関係性の人物がいました。
セイジ・カヒールという人物で、ただ前世のカシヤにとってその人物はカシヤを殺した人でした。
セイジとカシヤはキャンプXで唯一生き残った二人だったので、幼いころから一緒にいたという見方ではクロンとカシヤのような関係性でした。
この世界で別の人生を生きているカシヤですが、ふと何故セイジがカシヤを殺そうとしたのか気になり始めます。
セイジは前世の世界でカシヤを殺し、今頃はどんな景色をどんな気持ちで見ているだろうと想像するのでした。
しかし実はこの世界にはセイジと瓜二つなルークという人物が存在していて…?!
真紅のカルマ27話の感想&次回28話の考察予想
ターセルが辛い幼少期を送ってきたことがよくわかる回でした…。
今回ケイレンの人柄を見て、やはり帝国を立て直すことができるような、国に対して愛情を持っている人はターセルしかいないと確信しました。
どうやらケイレンには強力な味方たちがいるようですが、どうも一致団結しているようには見えないので、是非ターセルの人柄に触れて、ターセル軍の味方になってほしいと願うものです。
カシヤを前世で殺した相手であるセイジですが、何故カシヤを殺したのでしょう?
クロンとはだいぶ性格も違いそうな感じがするのでわかりませんが、幼少期から一緒にいた人を殺すなんてよほどの理由があったのでしょうね…。
今後そのあたりが究明されることを楽しみにしています!
27話まとめ
今回は漫画『真紅のカルマ』27話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
27話の内容をサクっとまとめると、
- ケイレンにとって皇家の汚点であったはずのターセルの隠されたリーダーシップ。
- 皇帝は神剣カラボルグを使えないのではと予想するアーリスタス公爵。
- カシヤはこの世界のクロンとの関係とは正反対の、前世の幼馴染セイジとの記憶を思い出します。