
原作macherie先生、漫画Cierra先生の作品・漫画「ベアトリーチェ」はピッコマで絶賛配信中です。
「ベアトリーチェ」69話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
アレクは、息子の自分よりも権力を取ろうとした母親のことを今も許せずにいるようで…。
ベアトリーチェ68話の注目ポイント&展開予想
アレクの母親は、アレクを人質に取ってダンカンに権力の献上を迫った過去がありました。
その一件によって、アレクの母親の家門・マクウェル家は一家まるごと反逆の罪に問われ、一人残らず始末されたはずが…。
ジュリア・マクウェルは森の中でひっそりと生きながらえていて、いつかアレクに見せるために「大切なもの」を保管していたのです。
ベアトリーチェ69話のネタバレ
長年の謎の解明?
アレクは、自分と母親の間にあった出来事と、母親を今も恨む気持ちをクロエに吐露。
一家まるごと反逆罪が下った母親の生家のマクウェル家に対して、処刑を執行するのは間違っているのかと、クロエに問いかけます。
クロエは、マクウェル家の罪状については自分は口出しできないと話しながらも…。
ジュリアがアレクの幸せを願う気持ちは本物だったと説明。
そして、ジュリアからアレクに渡して欲しいと預かったもの———アレクの母親の日記を、差し出しました。
母親から優しくされたことがないことについて、ずっと疑問と悲しみでいっぱいだったアレク。
日記を手にしたアレクは、これで母親に関する謎が分かるのかもしれないと思うと、複雑な思いで…。
クロエの正体を知りながら
アレクのおかげで、行方不明騒動から一転、領主の城に生還を果たしたクロエ。
使用人や騎士たちは、クロエを心配していたと次々に声をかけてきます。
副団長のエバンは、アレクがクロエを特別扱いしているのが気になって仕方がありません。
すでに調査でクロエが滅ぼされた国の王女であることが判明していて、アレクもそのことを知っている状態です。
戦争捕虜となった元王女が、将来的に帝国で反乱分子となる可能性は否めません。
クロエをアレクのそばに置き続けるべきではないと考えているエバン。
しかし、アレクが他者を気遣うのは珍しく、クロエを女性として好きなのかもしれないと疑い始めて…。
日記の日付を見て
母親の日記のページをおそるおそるめくり始めるアレク。
最初のページには、母親の名前が書かれていて、姓はマクウェルではなく「グレーアム」となっていることから、結婚後から書かれたものと判断します。
ところが、最初の日記の日付は、アレクの両親が結婚する3年も前のもの。
不思議に思いながらも、日記を読み進めていくと…。
そこにはアレクの両親——ダンカンとソフィアの出会いについて書かれていました。
あるパーティーでダンカンのことを目にした瞬間、恋に落ちたソフィア。
彼と結婚したいという強い想いから、結婚が願望ではなく現実のものとなるよう祈りを込めて、日記に「ソフィア・グレーアム」と記したのです。
その後、ダンカンに他の令嬢との政略結婚の話が持ち上がり、ソフィアは父親に相談。
娘思いの父親の助けによって、ソフィアはダンカンとの結婚にまでこぎつけました。
念願が叶い、ダンカンとの結婚生活に期待が膨らむソフィア。
しかし、ダンカンは、ソフィアとの結婚を決めたのは他の家門よりも良い条件を提示してきたからだと、素っ気ない態度でした。
ダンカンの心無い一言に深く傷つきながらも、婚姻関係は継続。
そのうち、ソフィアのお腹に新しい命が宿ります。
お腹の中の子の性別がどうであれ、母親として愛そうと固く誓うソフィア。
一人っ子のアレクは、この時の胎児こそが自分だと思っていましたが、日付を確認すると…。
アレクが生まれる2年前のことになっており、違和感を覚えます。
そして、占い師の言葉を思い出して…。
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ベアトリーチェ69話の感想&次回70話の考察予想
アレクの母親の日記によって、アレクが生まれる前の両親の関係性が明らかに…?
若かりし頃のダンカンが、今のアレクにそっくりで驚きました。
前回のアレクの話では、母親が皇帝の座を欲していて子供には興味がなかったというように描かれていましたが、ダンカンとの出会いから子供の誕生の間のソフィアにはそういった感情や狙いは見受けられません。
第52話にて、アレクは運命の相手との出会いに関係して、アレクを見守ってくれている2人の存在を占い師から言われていました。
日記の日付やソフィアの語る内容が、占い師が語った存在を指していると考えられ…。
69話まとめ
今回は漫画『ベアトリーチェ』69話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
69話の内容をサクっとまとめると
- クロエは、ジュリアから預かっていたものをアレクに手渡す。
- エバンは、アレクがクロエのことを一人の女性として好きなのではないかと感じて…。
- アレクはクロエ伝いに受け取った母親の日記に目を通す。
- アレクが生まれる前の母親の手記からは、ダンカンへの気持ちや、まだ見ぬ我が子に対する愛情で溢れていて…。