鉄壁の乙女ネタバレ35話【ピッコマ漫画】ミリアーナが作ろうとしている物は？

鉄壁の乙女35話の注目ポイント＆展開予想

“爆弾”と聞いて一瞬取り乱すオーウェン。

ミリアーナの言う“爆弾”の説明を聞いてオーウェンはもっとミリアーナの作戦が聞きたくなりました。

ミリアーナが作ろうとしている“爆弾”は現代に存在するある物。

宮殿に戻ってきたオーウェンは早速ミリアーナに言われたように自分が出かける話を同僚に話していきます。

鉄壁の乙女35話のネタバレ

爆弾

オーウェンを火事から助けるための“爆弾”。

材料を見直すオーウェンは半信半疑でした。

ミリアーナがこの材料で作ろうとしているのは消火剤の爆弾です。

科学が発展していない世界でも

この世界ではほとんどの問題は石の魔法で対処し、科学が発展していません。

火災に対しても原始的な水での消火、または延焼を防ぐために周囲を壊す方法が取られます。

前世で見てきた世界では消火剤はあって当然。

原因によって消火剤を使い分けることすら珍しくありません。

質は劣っても材料はこの世界でも手に入ります。

導線や火薬と組み合わせれば火に反応して爆発する消火弾を作れます。

皇帝の意向

ユリウスは来年の新兵の訓練についての概要と改善案をまとめて皇帝に持ってきました。

皇帝に差し出された書類を見ることなく、好きにしろと押し返される書類。

稟議書にした書類に判を押すのが皇帝ではなく侍従という事態に反論します。

侍従とカデリアに任せる皇帝の意向に釈然としない思いで閉口しました。

ユリウスの苦悩

ユリウスは皇帝に父親としての姿を求めていません。

しかし皇帝として以前はもっと尊敬できる人だったはずです。

子供の頃の自分が都合よく皇帝をそういう目で見ていただけに過ぎないのかと在りし日の記憶さえ疑ってしまいます。

今のスファレライトはゆっくりと傾いていました。

傾いている国を止める使命感だけがユリウスを突き動かしています。

オーウェンに話しかけられ、すぐにオーウェンは同僚達の元へ向かってしまいます。

同世代で、貴族の中でさえユリウスだけが違う世界を見ている気がしてました。

もしユリウスがオーウェンなら、もし一貴族なら、もし…と仮定のことばかり頭に浮かびます。

隣に誰かがいてくれたらどんな気分だろうとふと考えてしまいました。

傾いている国を救済したいと思うのは皇子だからというわけではありません。

ユリウスしか国が傾いていることに気づいていないからユリウスが止めるしかないのです。

鉄壁の乙女35話の感想＆次回36話の考察予想

消火剤を自作できる知識があるのも前世で培った経験でしょう。

この世界でも消火剤になる材料が手に入るとあれば作らないという選択肢はないです。

爆弾キーワードで不穏な空気を感じましたが一安心。

オーウェンも火を消す消火剤に興味を示してました。

今回の注目すべき点はやはりユリウスの心情でしょう。

関係はなんでもいいから隣に誰かいてほしいと心の拠り所を求めているユリウス。

前世のユリウスの心の拠り所は多分ミリアーナだったと思います。

傾き始めている国の現状、怪しいカデリアの動向、皇帝の異変等を前世のミリアーナに言わなかったのは、ユリウスが持つ強い使命感によって全て背負い込んだせいではないでしょうか。

35話まとめ

今回は漫画『鉄壁の乙女』35話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

35話の内容をサクっとまとめると

≫≫次回「鉄壁の乙女」36話はこちら