家族ごっこはもうやめます ネタバレ60話【漫画】口が悪いエセルレッド公爵

家族ごっこはもうやめます60話の注目ポイント＆展開予想

エセルレッド公爵とナビアは、お互いに調子を狂わされています。

ナビアを狙ってくる敵の存在や、それを放っておけない自分を「面倒くさい」と思っているエセルレッド公爵。

ナビアは自分の存在自体がエセルレッド公爵に煩わしいと思われていると勘違い。

実はお互いに気を遣っているということに気付けていないようで…。

家族ごっこはもうやめます60話のネタバレ

アグニス家との違い

ナビアは、マーガレットたちとともに食事の準備をすることに。

エセルレッド公爵にも差し入れをと考えていると、意外と子供っぽいところのある彼は、ウッドやビビアンのように野菜が嫌いかもしれないと思い始めます。

マーガレットからスープの味見を頼まれて戸惑うナビア。

エセルレッド家での生活に慣れた気ではいても、アグニス家で受けた仕打ちというものが抜けきらず…。

アグニス家では、ナビアが勝手につまみ食いすることなど言語道断で厳しく叱られたことから、マーガレットからの勧めも断ってしまいます。

マーガレットには、ナビアが気が引けているのが伝わってしまった様子。

食べたい物をいつでも口にして良いのだと言ってきます。

ナビアは、マーガレットの言動に救われたような気持ちになるのでした。

ナビアは謝るばかりで・・・

シューレマンとマーガレットから、エセルレッド公爵と話はついたのかと聞かれるナビア。

自分の要求は通ったことと、事業についてエセルレッド公爵が積極的であることを伝えると…。

シューレマンもマーガレットも、目をキラキラと輝かせます。

主君がやっとやる気を出したことが嬉しいようです。

ナビアは、出来上がった食事を3階の部屋に籠るエセルレッド公爵にも持っていくことに。

マーガレットも付き添い、エセルレッド公爵の返事も待たずに強引に部屋へと入って行きます。

ナビアが散髪も料理も器用にこなすことを、エセルレッド公爵の前で褒めたたえるマーガレット。

エセルレッド公爵が煩わしそうに顔をしかめるのを見て、ナビアは「また迷惑をかけてしまった」と落ち込みます。

マーガレットは、ナビアのことをフォローしようと、いかにしてナビアが料理に手間を掛けたのかを説明。

ところが、エセルレッド公爵はそんなことは頼んでないといった様子です。

心の中では、自分の身も守れないような子供のナビアが、使用人の真似事をするのが変だと思っているエセルレッド公爵。

しかし、エセルレッド公爵に責められていると思ったナビアは、さらにションボリとしてしまいます。

浮かない顔をするナビアにエセルレッドはまたイライラしてしまい、手づかみで料理を食べ始めました。

そして、味に文句を言いながらも、あっという間にたいらげます。

へそ曲がりな発言

しっかり完食しておきながらも、料理人を別に雇った方が良いと言ってくるエセルレッド公爵。

マーガレットは、エセルレッド公爵の本心と、彼の分かりづらい思いやりを察します。

エセルレッド公爵の部屋を後にし、食堂へと戻る中でナビアにその真相を伝えるマーガレット。

めったに新しい人を雇いたがらないエセルレッド公爵が、使用人の雇用を促すのは非常に稀なことだと…。

先ほどのエセルレッド公爵の発言は、ナビアの料理を酷評したのではなく、ナビアに余計な働きをさせるなという意味だったというのです。

エセルレッド公爵は、敵も味方も信用できないからこそ、身近にごく少数の人間しか置かないといいます。

エセルレッド家が人を雇わないのは財政的な問題だと思っていたナビアにとって、新事実でした。

家族ごっこはもうやめます60話の感想＆次回61話の考察予想

素直じゃないエセルレッド公爵の言葉を、マーガレットが翻訳（？）してくれました。

直接的に・何度も、受け入れていることを伝えないと、嫌われることが前提になっているナビアは安心できないのですね。

シャーロットやシューレマンから能力や思いやりを褒められても、「自分は計画的におこなっているだけ」と思ってしまうほどに、ナビアは人の気持ちというのを受け取るのに慎重なところがあるのです。

きっとアグニス家で受けた度重なる裏切りから、ナビアは「信じる」ことに抵抗があるのでしょう。

そして、エセルレッド公爵もまた、人を信用できなくなっています。

同じ苦しみを抱える2人だからこそ、分かち合えるものがあるのではないかと、今後に期待です。

60話まとめ

今回は漫画『家族ごっこはもうやめます』60話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

60話の内容をサクっとまとめると

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