
原作macherie先生、漫画Cierra先生の作品・漫画「ベアトリーチェ」はピッコマで絶賛配信中です。
「ベアトリーチェ」58話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
アレクのもとにクララが押しかけてきたことで、アレクは冷酷な指揮官に逆戻り。
一方で、クロエから自分が優しい主だと言われているのを聞いたアレクは…。
ベアトリーチェ58話の注目ポイント&展開予想
クララはアレクが訪れる領地に先回りして、アレクに結婚を迫ってきます。
アレクは、愛はなくてもアレクの子供が欲しいと話すクララに激怒。
グレーアム家の跡継ぎとして生まれ、両親の愛に恵まれなかった自分と同じ思いを誰にもさせたくないのです。
その頃、トリガーたちと街に出たクロエは、羽を伸ばし過ぎて…。
ベアトリーチェ58話のネタバレ
先生は今でも生徒思い
今回訪れた場所の領主は、アレクが先生と呼ぶ信頼できる人物でした。
幼い頃にアレクの家庭教師をしてくれていたようです。
先生との食事には、これまでの領主たちに対してとは違い、友好的に参加するアレク。
心優しくて賢い生徒だったとアレクの過去を思い出す先生。
しかし、後に戦いに身を置くようになったと聞いて、心配していました。
母親を突然失った悲しみが、アレクを変えてしまったのではないかと…。
アレクは、先生が首都を離れた理由について尋ねました。
すると、先生は、家族と一緒に過ごしたかったからだと答えます。
また、ダンカンを「暴君」だと詰り、そのもとで働きたくなかったとも言います。
先生の息子や娘たちは、反逆とも受け取られかねない発言を平気でする父親に参っていました。
先生は、クララが突然やって来た件にも怒っている様子。
無理して結婚することはないと、アレクの幸せを一番に考えてくれているのです。
アレクは先生との対話を終えて、自分が何のために生きているのかを考えさせられます。
家門も地位も、自分が望んだものではなくても、責任を果たそうと思っていたアレク。
逆に言えば、自分が望むままに生きようとする勇気がなかっただけかもしれないとも感じます。
そして、もしも自由を手に入れる勇気があったのならと考えて一番に思い浮かぶのは、クロエの笑顔で…。
クララを帰すために
アレクが部屋に戻ると、まだクララが居座っていました。
泣きながら、アレクに結婚を迫るクララ。
アレクは怒るのを辞めて、代替案を提示。
クララに見合う男性を紹介するからと、他に目を向けさせようというのです。
クララは今日のところはアレクの言う通りに引き下がった様子。
部屋を出ると、ちょうど外出から帰って来たクロエとぶつかって…。
クロエに対しては高慢な態度を取るクララ。
クロエは初めて見るクララを、綺麗だけど怖いと感じます。
なんと指摘されるだろうか
部屋に戻ってきたクロエに、出て行ったばかりのクララのことを聞かれたら何と説明しようと悩むアレク。
しかし、もしもクロエが自分を男性として意識してくれていたら、少しは嫉妬してくれるのではないかとも期待してしまいます。
そこで、何か自分に言うことはないかと、アレクはクロエに聞いてみました。
クロエは逡巡した後、あることを打ち明けて…。
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ベアトリーチェ58話の感想&次回59話の考察予想
アレクが自由と望みについて考えた時に、真っ先にクロエの顔が浮かんだのが印象的でした。
現在、アレクがどこまで気持ちを自覚しているのかは分かりませんが、クロエと一緒に過ごす未来を考えた時点で、アレクにとってクロエがかけがえのない存在であることは確かです。
また、クロエに嫉妬して欲しいとまで思っているアレク。
クロエはというと、アレクのそんな思いに気付くこともなく、あくまで“主の”アレクを慕っているように感じます。
脈が無いというよりは、クロエとしてはアレクは恩のある主であり、自身の身分も含めてアレクが恋愛の対象に入っていないだけなのでしょう。
58話まとめ
今回は漫画『ベアトリーチェ』58話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
58話の内容をサクっとまとめると
- 領主と会食するアレク。
- 過去に先生と生徒としての関係があった2人は、プライベートな会話が飛び交う。
- 先生から自分の幸せを考えて良いと言われて、自分の本当の望みは何かと悩んでしまうアレクだった。
- クララに別の男性を紹介するとアレクが提案すると、一旦引き下がってくれることに。
- 帰って来たクロエに、アレクはクララとの関係を聞かれるのではないかとドギマギしていたが…。