悪女、最強の錬金術師になります ネタバレ36話【漫画】エバンジェリンが聡明さを発揮！

悪女、最強の錬金術師になります36話の注目ポイント＆展開予想

エバンジェリンの提言

勅書をもとに、ブリオンとカイデルはエリアスとエバンジェリンを含め、家臣たちを集めて話し合いをしました。

カイデルに戦争への参加を求めてきていることに家臣たちは猛反発します。

ブリオンとカイデルは、エバンジェリンに意見を求めました。

そこでエバンジェリンはこの戦争のカラクリについて堂々と説明します。

悪女、最強の錬金術師になります36話のネタバレ

緊急会議

ブリオンが皇室から届いた勅書の内容を尋ねると、カイデルは勅書を握りつぶしながら内容を伝えます。

皇帝がカイデルに戦争への参戦を求めているのでした。

シャミユ帝国がリウム王国に宣戦布告するため、皇室に忠誠を誓ったフィテガーの息子カイデルは出兵の準備をするようにという命令です。

さらに戦勝祈願祭には必ず婚約者と参加せよということでした。

カイデルは、婚約式を延期する可能性があることをエバンジェリンに伝えて謝ります。

翌日、四人は会議室で家臣たちを迎えて話し合いの場を設けました。

エリアスをはじめ、家臣たちは愚かな皇室の選択に猛反発します。

リウム王国は北部に鋼鉄要塞を築いているため、戦争が長引けば帝国にもフィテガーにも大きな被害が出るのです。

先の戦争で公爵夫人を失ったのだから、皇室の思い通りに動くわけにいかないと家臣たちは戦争に反対しました。

亡くなった母を思い拳を握り締めるカイデルを見てエバンジェリンは胸を痛め、ここにいる皆が同じことを考えているであろうことを察します。

つまり反逆を起こすのかというカイデルの質問に、家臣たちは慌てて反対しました。

しかし皇命に逆らえばそれはすなわち反逆となります。

家臣たちはぐうの音も出ずに言葉を失いました。

エバンジェリンの問題提起

そこでカイデルはエバンジェリンに意見を求めます。

慌てるエバンジェリンに、ブリオンも考えを聞かせてほしいと声を掛けました。

昨日見た彼女の聡明な姿が頭から離れなかったのです。

今日も知恵を貸してくれと目をキラキラさせて頼むブリオンにエバンジェリンは渋々折れて、作家だからこそ知っている背景知識を総動員します。

エバンジェリンはまず、戦争の目的について問題提起しました。

周辺国からの非難は免れず、前回の戦争を経験した帝国民ならば誰もが戦争に反対するはずです。

それにもかかわらず戦争を強行するのは、皇室が国庫を使い果たしたうえ莫大な借金を抱えているからでしょう。

リウム王国のダイヤモンド鉱山を手に入れようとしているのではと推測する家臣たちに、エバンジェリンは皇帝が本当に抑えようとしているのはリウム王国ではなく帝国の貴族たちではないかと告げました。

反逆さえ起きれば難しい戦争をするまでもなく、反逆貴族たちの財産を没収すればいいからです。

だから貴族派たちの支持を集めるフィテガーを狙い、カイデルを出兵させることであえて貴族派の怒りを買って、反逆を煽っているのでしょう。

驚愕した一同は…！？

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悪女、最強の錬金術師になります36話の感想＆次回37話の考察予想

本当に皇室が腐りきっていると実感する回でした。

自分たちの借金返済を目的に宣戦布告をするなんて、国の指導者としていかがなものでしょうか。

しかも本当は戦争目的ではなく、反逆させることで貴族たちの財産を狙っているとはまるで当たり屋のようです。

いくら皇室が腐っていても、安易に逆らうことができない立場と言うのはもどかしいですね。

それをいいことにあぐらをかいているような気がします。

いっそ本当に反逆を起こしてその座を奪い取ってやっても良さそう…とさえ思ってしまいます。

エバンジェリンがその目的を見抜いたシーンはスカッとしました！

ブリオンとカイデルが彼女を尊重しているのもほっこりします。

36話まとめ

今回は漫画『悪女、最強の錬金術師になります』36話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

36話の内容をサクっとまとめると

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