
原作macherie先生、漫画Cierra先生の作品・漫画「ベアトリーチェ」はピッコマで絶賛配信中です。
「ベアトリーチェ」53話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
アレクは女性を毛嫌いしていたはずが、クロエの笑顔を見ているとある思いが込み上げてきて…。
ベアトリーチェ53話の注目ポイント&展開予想
占い師のもとで、クロエもアレクも、それぞれ将来的に決まった相手がいるとの鑑定結果が…!
アレクもクロエもお互いのことを盗み見ては意識をしているようですが、特にアレクはクロエに対して思う事がある様子。
今回はアレクの悩みを中心に物語が進みます。
ベアトリーチェ53話のネタバレ
アレクの罪悪感
同じ部屋のソファで眠るクロエを、じっと見つめるアレク。
アレクは、クロエと一緒に過ごす時間を快適に感じるようになると同時に、ある気持ちに苛まれていました。
クロエを「王女・ベアトリーチェ」から奴隷へと落ちぶれさせたのは、他でもないアレクです。
自分のせいでクロエの運命を変えてしまったことを申し訳なく思いながらも、そのことを言えずにいました。
そこには「クロエを手放したくない」という感情もあるようですが、アレクはまだ完全には自覚していません。
エバンの過去と望み
エバンは、アレクがクロエを男の子として連れ歩いていることを、止めるべきと意見します。
アレクは、父・ダンカンを納得させるためだと言いますが…。
今は結婚を考えられなくても、運命の相手に出会う可能性を示唆するエバン。
実は、エバンは家族の反対を押し切って、今の妻と結婚した過去があったのです。
エバンは、本当の愛の前では、立場も何も関係なくなると伝えたかった様子。
それでも、自分の幸せは彼女なしにはあり得ないと断言します。
そして、アレクにもいつか「愛」というものを理解する日が来るはずだと言います。
しかし、アレクは両親ですら与えてくれなかった「愛」を、自分が分かるようになるとは思えなくて…。
願い事を賭けたゲーム?
神妙な面持ちで考え込むアレクを、クロエは心配して声を掛けます。
結婚の経験もあるクロエに、愛について尋ねてみようかと考えるアレク。
しかし、唐突にそんなことを聞けるはずもなく、何でもないとだけ答えます。
すると、クロエはすっかり安堵した様子で、何事もなかったかのように気持ちを切り替えるのでした。
アレクは、自分で「何でもない」と言いながらも、クロエが少しも関心を持ってくれないのが少々癪に障ります。
そこで、アレクはクロエにある賭けをしようと言い出しました。
お互いに交互に3つ質問をして、返事に詰まった方が相手のお願いを聞くというものです。
当然、クロエは戸惑いますが、アレクは強引に話を進めてしまいます。
専攻はアレクで、クロエの年齢について聞いてきました。
アレクよりもクロエが年上であることは以前、明らかになっていて、それを再度確認されたのです。
「王女」のことについて聞かれるのかとヒヤヒヤしていたクロエは、ホッとします。
次は、クロエが質問する番。
クロエは、自分が男装してアレクのそばにいることについて、アレクの家族は何も言って来ないのかと尋ねました。
アレクは、父に結婚の意思がないのを示すために、クロエを利用していることについて謝って来ます。
続いて、アレクの2つめの質問は、クロエは結婚を考えているのかどうかということです。
占い師の鑑定のことを指摘されているのかと感じたクロエは、自分は結婚を望めるような立場ではないと言いながらも…。
素敵な相手がいたら考えないこともないと、前向きな発言をします。
対するクロエの質問は、アレクが自分に優しくしてくれる理由についてでした。
アレクは、クロエへの「罪悪感」などを知られてしまっているのかと思い、固まります。
しかし、クロエが考えていたのは別の罪悪感で…。
結果は、クロエの質問に答えられなかったアレクの負け。
…と、思われたのですが、アレクは最後にもう一つ、重大な質問をしてきました。
続きはピッコマで!
ベアトリーチェ53話の感想&次回54話の考察予想
賭けにしてまで、何かを聞いて来ようとするアレクに、クロエはつい身構えます。
確かに、何でもない内容なら、お互いに罰ゲームを設定してまで質問してきませんよね。
しかし、アレクは2問目までは当たり障りのない内容を聞いてきて、逆にクロエへの返答に窮す結果に。
ゲームは終わっているはずなのでクロエに回答の義務はないと思いますが、最後の質問にどう対処するのでしょうか?
53話まとめ
今回は漫画『ベアトリーチェ』53話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
53話の内容をサクっとまとめると
- クロエを解放すべきと考えながらも、言い出せずにいるアレク。
- エバンは、愛を諦めてしまっているアレクに、いつか運命の相手に巡り合えることを願う。
- アレクは、クロエと交互に質問し合うゲームを持ち掛けて…。